Googleも使う‟人工知能を表すドメイン”を提供するアンギラはハイテクな島なのか?

片道40時間をかけてツバルに行ったり、トンガで釣りをする豚に出会ったりするドメイン島巡り、第7回目の巡り先はアンギラです。ccTLD(国別コードトップレベルドメイン)は、「.ai」です。なお、本文内のドル表記は、すべて米ドルとなります。

◆アンギラ、どこにある?

カリブ海(西インド諸島)に浮かぶイギリス領の島です。島の形状が“うなぎ”に似ていたことから、スペイン語やフランス語でうなぎを表す“アンギラ”と名付けられました。

目次

◆Googleもマイクロソフトも使用する、人工知能に最適なドメイン「.ai」
◆カリブで最も美しいビーチ!
◆カリブで最も危険なビーチ!?どうやって降りるの!?
◆最先端アートと高価な「日本製という仏像」
◆アンギラで一番古い家
◆地元の人気レストランでカリブ料理を堪能
◆アンギラと人工知能

◆Googleもマイクロソフトも使用する、人工知能に最適なドメイン「.ai」

日々のニュースにおいて、必ずと言っていいほど話題になる人工知能。そんな人工知能関連サイトが、こぞって使い始めているドメインが「.ai」なのです。人工知能の正式名称「Artificial Intelligence」の略称が、そのままドメインになっているので、人工知能との関りをURLやメールアドレスでダイレクトに表現できることが人気の要因となっています。

「.ai」を使用する、代表的な人工知能関連サイトをピックアップしました。

Microsoft Artificial Intelligence (microsoft.ai) Google AI (google.ai) Intel AI (intel.ai)
Albert (albert.ai) NDR (ndrconf.ai) Insight (insightdata.ai)
Luminovo (luminovo.ai) x.ai (x.ai) Recast.AI (recast.ai)

人工知能の開発に多額の研究費を投じているGoogleや、マイクロソフトのように、誰しもが知る企業からも使用されています。もしかするとアンギラで暮らす人々は、人工知能と密接な生活を送っいてるのではないでしょうか?期待を胸に、島内調査スタートです。

◆カリブで最も美しいビーチ!

カリブ海に浮かぶアンギラには、多くのビーチがあります。その中でも、ハリウッドセレブも訪れているという“ショールベイ・ビーチ”へ向かいました。

首都の“バレー”から車で約10分。車から降りると、すでに海が見えています。

こちらが、ショールベイ・ビーチ。理想的な青い空と海、白い砂浜です。

カリブで最も美しいビーチという評判も納得。

ドローンでビーチを撮影してみました。遠くまで青々とした海が続いているのが分かります。

さっそくハリウッドセレブを探してみるものの、残念ながら遭遇することは出来ませんでした。

海で遊び疲れたら、ビーチサイドにあるホテルのバーで休憩。あなたの隣にスターが座ることがあるかもしれません。

360℃カメラ

美しいショールベイビーチ(アンギラ) – Spherical Image – RICOH THETA

◆カリブで最も危険なビーチ!?どうやって降りるの!?

アンギラ島内の移動は観光タクシーを利用しています。ドライバーのコナーさんが運転する車は、トヨタのヴェルファイア。

まさかの日本語仕様です。

人気のショールベイを後にした我々は、コナーさんがおすすめするビーチに向けて出発!移動中の車窓からは、廃船がちらほらと。

停車したのは草木が生い茂る崖の上。「さぁ、着いたぞ。この道を降りて行くんだ」とコナーさん。

“道”・・・どこに道があるのでしょうか。しばし困惑します。

ようやく見つけた‟獣道‟を下ること数分。目の前に海が見えてきました。

こちらがコナーさんおすすめの“リトル・ベイ”です。

海水の透明度が、いかにもカリブらしいです。

崖の上から見た限り、誰もいません。今なら完全なプライベートビーチ!さあ、リトル・ベイに降りましょう。階段を探していると、1本の黄色いロープが。

階段なんてありませんでした。このたった1本のロープをつたって、垂直に近い崖を降りる以外の方法が無いのです。つまり、スリルと引換に崖を下った者だけがリトル・ベイに辿り着けるのです。

当然ですが、帰りはロープを登ることになります。どうりで誰もいないわけです。

360°カメラ

降りることができなかったリトルベイ(アンギラ) – Spherical Image – RICOH THETA

◆最先端アートと高価な「日本製という仏像」

ミーズ・ベイ池近くのルート1(メインの道路)沿いには、アンギラの最先端アートとアンティークのお店が並んでいます。

まずは、他の島々から漂着した流木をアートとして再生利用している専門店チェディーズ流木スタジオ

店内は自然光を利用したエコロジーな空間で、独創的な作品が展示されています。購入することも可能。お土産としても良いかもしれません。

こちらは、恐らくネコです。アンギラの最先端なモダンアートを心ゆくまで堪能出来ました。

その向かいにあるのは、アンティーク専門のお店“The GALLERIA World Art & Antiques”。

カリブと言えば「海賊」。きっと、‟アンティーク=海賊が奪い取ってきた戦利品“です。どんな秘宝が眠っているのでしょうか。

店内に入って目に飛び込んできたのは、様々な国の骨董品。さすが海賊です。

中には、かなり古い時代に作られたブッタ像も。店主に話を聞いてみると、この日本製という仏像は、200万円以上の価値があるとのこと。しかし、よくよく聞いてみると、こちらで展示・販売されている物は、店主自ら色々な国へ赴き収集した品々。「カリブの海賊が収集したお宝」ではなく、「カリブの目利きが買い付けたお宝」でした。店主は「姪が新宿で日本語を勉強中だよ」と、嬉しそうに教えてくれました。

◆アンギラで一番古い家

1632年、イギリスから侵攻を受け植民地となったアンギラ。町を探索していると、植民地時代の名残を見つけました。

1700年代後半に建設された“Wallblake House”。この島の中で最古の家屋です。

敷地内にある石碑には、奴隷によってこの邸宅が建設され、更にここで砂糖と綿を栽培したことが記されています。

Wallblake Houseの横には後年に建設された教会があり、お祈りにくる人たちの声で溢れていました。

◆地元の人気レストランでカリブ料理を堪能

カリブ料理と聞いて思い浮かぶメニューはあるでしょうか。日本では専門店を見かけることが少なく、いまいち想像がつきません。そこで、地元で人気のレストラン“Tasty’s”へ行ってみました。

お店の入り口にはバーカウンターがあり、奥にはダイニングが広がっています。

まずは、バハマ料理として有名な“コンク貝”のフリッターを注文(16ドル)。コンクは、カリブを始め幾つかの国で食されている貝です。その貝殻は天然の宝石とも表現されており、インテリアとしても活用されているとか。

サクッとした生地の中に、歯ごたえの良いコンクの身が多く使われていました。

続いて、ハワイでもお馴染みの“マヒマヒ”ことシイラを使った一品。豆を使ったソースでいただきます(24ドル)。淡白で臭みもなく食べやすい。

こちらは、“海老のソテー”(24ドル)。海鮮を使った料理が多い印象です。

しかし、肉料理も負けていません。“豚肉のソテー”は、肉厚ながらも柔らかく、甘めのサルサのようなソースとの相性が抜群でした(24ドル)。

アンギラを訪れた際は、地元の食材を活かしたカリブ料理を堪能してはいかがでしょうか。

◆アンギラと人工知能

スーパーマーケットでは、採れたてのココナッツが売っています。

信号機が殆どない代わりに、スピード防止帯が多く設置されています。日本よりも段差(ハンプ)が激しいので、話ながらの運転は気をつけましょう。

宿泊した“Easy Corner Villas”は、Wi-Fiとテレビを完備。しかし、残念ながらWi-Fiもテレビも利用することが出来ず、とても静かな夜を過ごせました(1泊180ドル/1名)

すれ違う車や人に対し、大音量でクラクションを鳴らすコナーさん。理由を聞いてみると「友達への挨拶だ」とのこと。

さて、ドメイン「.ai」を提供するアンギラで暮らす人々が、人工知能と密接な生活を送っているかもしれない件ですが、ご覧の通り、日常生活の中においては、人工知能と無縁な生活を送っていることがわかりました。

これからも「.ai」は、人工知能のドメインとして増え続け、「アンギラ」を知る人も増えていくでしょう。

でも、アンギラで暮らす人々は、そんなことも知らずに、穏やかな時間が流れる生活に身を任せている気がしました。

■アンギラまでのアクセスはこちら

■アンギラのドメイン「.ai」についてはこちら

まだやってる?ヴァージン諸島のタックスヘイブン事情に迫る

この写真は、一体なんでしょう?答えは、のちほど。

ドメイン島巡り第4回は、タックスヘイブンとして有名な島のひとつ、イギリス領ヴァージン諸島に行ってきました。世界中から様々な企業に利用されたこの島は、島全体が裕福で富裕層も多いはずなので、あわよくば我々もタックスヘイブンしてしまうことが目的です。

ダウンタウンで見かけたボロボロの中古車!?
◆ノータックスで買えるiPhone
◆遂に「租税回避地」を発見?
◆ヴァージン諸島の魅力
◆.vgドメインの意外な使い道

そもそもタックスヘイブンとは、課税が完全に免除される、または著しく軽減される国や地域のことで、「租税回避地」とも言われます。
“そんなことが実際にできるなんて、まさに天国!”となるので、「Tax Heaven」と思いがちですが、タックスヘイブンのスペルは「Tax Haven」(税の回避地)が正解です。


ヴァージン諸島は、カリブ海の西インド諸島にある約160の火山性の島と岩礁で形成されています。
西半分(約50の島)がアメリカ領、東半分(約60の島)がイギリス領なのに、通貨は全て米ドルなのです。

空港には無料の不動産冊子が置いてありました。

なんと、約1億4000万円もするラグジュアリーなビラも紹介されています。

他の物件も1億円以上のものばかり!

さすがタックスヘイブンの島。大富豪しか住んでいないのでしょう。大富豪やタックスヘイブン関係者から詳しい話を聞くため、ダウンタウンへ出発。

空港からの道はかなり凸凹で、車の中で体が飛び跳ねます。

車に揺られて約30分。ダウンタウンのはずれにあるTORTOLA PIER PARKに到着しました。

Tortola Parkは、お土産屋さんやツアー会社などが入った、小さなショッピングモールと言った感じ。

トイレが…びっくりするほど綺麗。便器は日本が誇るTOTO製。ここに住めそうです。


◆ダウンタウンで見かけたボロボロの中古車!?

胸の高鳴りを抑えつつ、タックスヘイブンの島のダウンタウン中心部へ!

しかしそこで目にしたものは…。

動いているのが不思議なくらいの車や、リアガラスの代わりにビニールを貼る車・・・

駐車場にも窓ガラスやライトが壊れている車がたくさん駐車してあります。

そして島の人たちは、ヒッチハイク!?をしているようです。

大富豪様はどこに・・・?
ここが本当にタックスヘイブンとして有名な島なのかどうか心配になってきたので、聞き込み調査を開始しました。


①お寿司屋で調査
ヴァージン諸島でお寿司屋を発見!超高級タックスヘイブン寿司で成功した日本人が経営するお店に間違いありません。

しかし店員は、優しそうなジャマイカ人の方で、日本人はいませんでした。

せっかくなので、金粉がふりかけられている超高級寿司を一貫食べようとメニューを見ると、

リーズナブルなお寿司が中心で一安心。このお寿司屋さん、フィリピン人が経営されているとのこと。
メニューには、カラフルでトロピカルなロール寿司が多い気がします。

中でも、カラフルで美味しそうな「マンゴードラゴン」($13)を頼んでみました。海老の天ぷらを酢飯で巻いてマンゴーを上にのせた斬新なお寿司。マンゴーの甘さと酢飯、海老の天ぷらのサクサク感が意外と合います。

お寿司は大変美味しかったのですが、大富豪情報を得ることはできませんでした。ふとお店の庭に目をやると、お寿司とは真逆の「洋風な銅像」が立っていました。

②中華料理屋で調査
お寿司屋の近くに中華料理屋を発見。聞き込みに入ります。

狭い路地を進むと、、なんとも可愛らしい玄関。

店内はこんな感じです。

とても豊富なメニュー。

「Sweet & Garlic Shirmp」( $17)。酢豚の味付け。海老もぷりぷりです。

焼きそばとチャーハン $8~$12。量が多いですが、美味しいので完食しました。

お店のスタッフは、とても親切な中国人でした。先ほどのお寿司屋同様、特別高額ではありませんが、美味しい料理を堪能することができました。しかし、タックスヘイブンに関する情報は得られませんでした。


◆ノータックスで買えるiPhone

③電器屋で調査
飲食店ばかり行っても、お腹が膨れる一方なので、街の電器屋さん「iSMART」で聞き込みです。

店内の様子。

プレイステーション、Wii、Xboxなどのビデオゲーム関連も豊富です。

Mac Book AirやiPhoneなども売っています。

そして、試しにiPhoneのコネクターを買ってみたところ、なんとノータックスで買えました!レシートの税金の欄が0円です。

ヴァージン諸島では、iPhoneでもなんでもノータックスで購入できるので、それを目的に旅行する人もいるようです。後日英領バージン諸島から戻った際、プエルトリコ空港の税関において、免税範囲を超えるものを買ってないか、かなりしつこく調べられました。

④ネットカフェで調査
今度はネットカフェに潜入。

中に入ると、あれ?電器屋さん?お店間違った?電化製品やノートPC用バッグ等の関連アイテムが売られてます。インターネットを利用できるパソコンは1台も置いてません。レジにいた男性スタッフに聞くと、ネットカフェは奥のスペースにあることが判明。このお店以外にも「本屋+ネットカフェ」があるそうで、我々がよく知っている「ブースが並んだネットカフェ」は、ヴァージン諸島では一般的ではなさそうです。ちなみに、ネットカフェには誰もいませんでした。


◆遂に「租税回避地」を発見?

聞き込み調査が一向に功を奏さないので、ネットで再調査。すると、ペーパーカンパニーが集まっている建物があったので直接行ってみました。このビルの住所は、「AKARA BUILDING; 24 DE CASTRO STREET WICKHAMS CAY 1; ROAD TOWN; TORTOLA; BRITISH VIRIGN ISLANDS」。関東財務局が警告を行った、無登録で金融商品取引業等を営む業者も入っているビルです。

ようやくタックスヘイブンの入り口まで来ました。早速手続を進めたかったのですが、ヴァージン諸島では、2017年6月から税関係の個人・法人情報がすべて政府のデータベースに登録されることが義務づけられ、ペーパーカンパニーの設立が非常に難しい状況となっていました。(参照元:ZUU online

一番最初の写真は、市庁舎のそばで見かけたペーパーカンパニー用と思しき私書箱でした。私書箱には長い間放置されている郵便物が残されており、使われていないようです。


◆ヴァージン諸島の魅力

実際にヴァージン諸島に行って分かった事は、ジャマイカ人やアフリカ系移民が多く、ビーチがとても綺麗なマリンアクティビティにもお勧めの、治安の良い島でした。日本車が多く走る街並みにも親近感が湧きます。残念ながら、タックスヘイブンをやってそうな大富豪には会えませんでしたが、ヒッチハイクをして助け合う人達、ボロボロになった車でも乗り続ける、物を大切にする人達に会うことができました。

■空港近くにあるビーフアイランドビーチ
空港から車で約5分という近場なのに、絶景なビーチ。なんと一人もいなくてプライベートビーチで感覚で楽しめます。レンタルパラソルは置いていないので、日焼け止めクリームは必須です。

■お世話になったタクシードライバーさん。皆さんとても親切で、お別れをする時は少しうるっとしてしまう滞在でした。

■ヴァージン諸島の行き方はこちら


◆.vgドメインの意外な使い道

ところで、「.vg」ドメインはイギリス領ヴァージン諸島に割り当てられたccTLD(国別トップレベルドメイン)です。その綴りから、ビデオゲームのサイトにもよく利用されています。

SEGA
sega.vg
Impeller Studios
itb.vg
Gamers
gamers.vg
MUSH
mush.vg
Play.vg
play.vg
LEET
leet.vg

こんな使われて方をされているなんて、ヴァージン諸島に住んでいる方達には思いもよらないのではないでしょうか。

■ドメインの詳細、お申込みはこちら

 

イギリス領ヴァージン諸島への行き方

《 ビザ、入国許可証 》


ビザの申請は必要ありません。アメリカ、プエルトリコを経由して英領ヴァージン諸島へ行く場合、ESTAの申請が必要です。パスポートはお忘れなく。
入国する際、“入国税”を支払う必要があります(10ドル)。

《 空路 》


日本からプエルトリコへ


直行便はないので、アメリカ国内(ダラス、シカゴ、アトランタ、ニューヨークなど)で、1~2回の乗り換えを行います。航空会社もアメリカン航空、デルタ航空、USエアウェイズ、ジェット・ブルーなど毎日多数乗り入れてます。所要時間22時間~。エコノミーなら往復約77,000円~。なお、90日以内の観光目的の滞在ならビザは不要ですが、アメリカ自治領のためESTAの取得が必須です。

プエルトリコから英領ヴァージン諸島へ


プエルトリコのルイス・ムニョス・マリン国際空港から、英領ヴァージン諸島・ビーフ島へ直行便が毎日運航している。往復約22,000円~。

往路 シーボーン航空 4510

プエルトリコ
ルイス・ムニョス・マリン国際空港
(SJU)
11:15 発

約45分
ビーフ島
テレンス B. レットサム国際空港
(EIS)
12:00 着

復路 シーボーン航空 4588

ビーフ島
テレンス B. レットサム国際空港
(EIS)
14:45 発

約45分
プエルトリコ
ルイス・ムニョス・マリン国際空港
(SJU)
15:30 着

※2018年6月現在の情報

英領ヴァージン諸島・ビーフ島のテレンス B. レットサム国際空港港(空港コード:EIS)。

空港内にはカフェがあり食事もできる。鶏が自由気ままに歩いている。

英領ヴァージン諸島は中古の日本車がたくさん出回っています。空港で働いている女性に声をかけられ、「カーナビが日本語だから設定方法を教えて!」と頼まれてしまいました。

《 現地の情報 》


中心地である首都ロードタウンはトルトラ島にあり、ヨットや船の停泊地として観光客も多く訪れます。トルトラ島のすぐ隣にあるビーフ島にはテレンス・B・レットサム国際空港があり、2つの島は橋でつながれてます。

首都 ロードタウン(Road Town
言語 英語
時差 日本との時差は-13時間。アンギラの方が遅れている。サマータイムはない。
気温 年間を通して常夏
気温は24°C~31°C
通貨 米ドル
コンセント形状 Aタイプ
Wi-Fi Softbankのローミング不可
GlocalmeのWorldWide不可
今回は全土で利用できず。
タクシー
フェリーターミナルからダウンタウンまで約$35
Uber

閉鎖されていなかった!天空に浮かぶアレシボ天文台

「.cc」や「.tv」など島のドメイン約 50 種類に焦点をあて、実際にその島々に行って、各島のドメイン情報と島の魅力をレポートする「ドメイン島巡り」。

飛行機が頭上すれすれを飛んでいくセント・マーチンの次は、プエルトリコにやって来ました。

■プエルトリコとは
カリブ海北東にあり、現在はアメリカ合衆国の自治連邦区となっている島。 スペイン語で“プエルト(Puerto)” は「港」、“リコ(Rico)”は「豊か」を意味しています。1493年11月19日にクリストファー・コロンブスが 訪れた際、『なんて豊かな港なんだ!』と叫んだことに由来しているそうです。

■鮮やかな古都へようこそ
プエルトリコの最大都市であり政庁所在地でもある“サン・フアン”。 その中の“ビエホ・サン・フアン(旧市街)”では、16世紀頃の建造物が今でも残っているとのことで、さっそく向かってみました。

旧市街に到着。気温は30°Cほどで、日差しがとても強いです。

普通の家屋にもどこか歴史を感じます。コロニアル様式で可愛らしい。外壁の色合いと空のコントラストも良し!どこを撮っても絵になります。

続いては、“La Puerta de la Bandera(旗の門)”と呼ばれている場所へ。地元のアーティストによって空き家の壁に描かれた近代アートで、現在はサン・フアンの中でも有数のインスタ 映えスポットになっています。

ユネスコの世界遺産に指定されている旧市街の歴史ある街並みは、無料トロリーバスで観光できます。

ビエホ・サン・フアン(旧市街) – Spherical Image – RICOH THETA

■天空に浮かぶアレシボ天文台で宇宙からの返信を待つ
プエルトリコ郊外に「ものすごく大きな望遠鏡のある天文台がある」ということで、タクシーでサン・フアンから向かいます。

タクシーに乗って約1時間、アレシボという街につきました。ここからは下道で向かうようです。なかなか順調と思いきや、車1台が通れる狭い道で、完全に道に迷ってしまいます。

そこへピックアップトラックに乗った地元男性が登場。事情を説明すると「ついてこいよアミーゴ!」と先導してくれることに。おかげで、正しい道に戻ることができました。グラシアス!

すると、警備員が立つ物々しいゲートが出現。ゲート付近は撮影許可がおりませんでしたが、謎の施設へ侵入成功。

侵入者への警告文でしょうか、なにやら色々と書かれています。大人は12ドル?

真実を知ろうとする者の心を折るためでしょうか。長くダラダラとした階段と坂道が続きます。

覚悟を決めて登っていくと、目の前に巨大な物体がチラリ。そうです、未確認飛行物体に違いありません。

未確認飛行物体は、屈強なワイヤー18 本に支えられて天空に浮いています。そのうちの 5 本です。

侵入者への警告も最終段階に(携帯電話は使わないでください)。

命の危機を感じます(建物内に食べ物や飲み物は持ち込みできません)!

・・・・(楽しんで)!

という訳で、やってきたのはプエルトリコのエリア51、、ではなく“アレシボ天文台”。 1963年に建造され、世界最大級の電波望遠鏡がある場所として有名です。

どうやら、ここの電波望遠鏡にて宇宙人と交信をしているようです。 真相を探るべく、ビジターセンターの中へ(入館料 12 ドル)。

ビジターセンターは2階建で、シアターまで完備。

アレシボ天文台で研究されてきた内容や、物理などに纏わる展示が楽しめます。 さて、噂の電波望遠鏡と対面です。

外へ出てみると、先ほどの太いワイヤーに吊るされている物体が見えます。あれが!

ゴゴゴゴゴゴゴ!!!

ズバァーーーン! こちらが電波望遠鏡。その高さは地上150メートル。

ズームするとこういった感じ。世界最大級というのも納得の迫力。「どこかで見たことがある・・」という方もいるでしょう。そう、アレシボ天文台は『007ゴールデンアイ』 や『Xファイル(シーズン2)』などの撮影地として知られています。

電波望遠鏡の下にある反射鏡。汚れが目立ちます。経年劣化による破損かもしれません。

Xファイルでは『アレシボ天文台にて地球外生命体からの信号を受信した』という設定で登場しています。

その由縁は、この“アレシボ・メッセージ”。ドット絵のようですが、当時の地球の人口などの情報が含まれている 電波メッセージなのです。地球外知的生命体探査として、1974年に2万5000光年の距離にある M13(天体)に向けてアレシボ天文台から送信されました。

しかし、M13に届くまでには2万5000年かかることもあり、まだ宇宙からの返信はないとのこと。

施設は老朽化が進行しているものの、アレシボ天文台は宇宙人からの返信を今でも待っているということが分かりました。

はるばるアレシボ天文台までやってきたので、電波望遠鏡を見ながら軽食を取ることに。

上にポテトチップスを乗せたアレシボ流ホットドッグ。美味しかったです(1ドル75セント)

センター内にある、アイススケーター気分を味わえる遊具。とても酔います(体験済)。 お食事の前にどうぞ。

なお、ビジターセンターにはお土産屋が併設されています。その名も、ギャラクシー・ショップ。

ここでしか手に入らないであろうグッズたちが並んでいました。訪れた際はマストチェックです。

実はアレシボ天文台、2011年に閉鎖される予定でした。2007年11月、年間予算1050万ドルを2008年より800万ドルに削減されることと同時に、閉鎖予定についても発表されています。

しかし、運営がSRIインターナショナルを中心とした体制に変わり、閉鎖を免れました。せっかく閉鎖は免れましたが、2017年4月、現在の年間予算800万ドルを 200万ドルに削減される報道が・・・。

我々が訪れた際、日本人はおろか観光客自体がほとんどいない状況。宇宙から返信があれば、きっと存続されるはずです。

宇宙人さん、もしこれを読んでいたら、なるべく早めに返信してください。

アレシボ天文台 – Spherical Image – RICOH THETA

■モフォンゴは100 以上の味を持つ料理
プエルトリコには、モフォンゴという料理があります。 一般的には、調理用バナナを揚げてから潰し、香辛料 を加えて円形に固めたものを指します。

しかし、提供するお店によって味付けなどが異なるため、100軒のお店があれば、その数だけの味があると表現しても過言ではありません。

今回はチラシを見て衝撃を受けたビジュアルのモフォンゴを食すため、“Raíces”というお店へ。

店内は映画のセットのような作り。

モフォンゴはアフリカからの移民たちが持ち込んだ料理がルーツということで、その背景を描いているようです。

さて、店員さんにお目当てのモフォンゴの写真を見せてオーダー完了。グランドメニューには載っていませんでした。

まずやってきたのは、お通しのバナナチップス。調理用バナナのため甘くなく、にんにくを効かせたソ ースにディップして食します。湿気たポテトチップスのようで美味しい。

それから数分後。こちらが目当ての品、牛肉とエビのモフォンゴです。なんたるビジュアル!(約30ドル)

牛ハラミのステーキのなかにはモフォンゴが詰まっており、マッシュルームと玉ねぎを炒めた濃厚なソースと 共に食すと相性が抜群!その上に鎮座するエビもプリプリで、1つのプレートで様々な食感が味わえます。

プエルトリコではモフォンゴを食す機会が多かったのですが、このお店は格別でした。見た目もさることながらボリュームもあるので、少食の方はくれぐれもご注意ください。

■サーカス風のお祭り
お腹も満足したところに、街中の広場にサーカスが来る情報をキャッチ。早速移動することに。

お目当ての広場に到着すると、もう夕暮れ。すでに溢れんばかりの観客が集まっていました。

メインイベントが始まった頃にはすっかり夜。まずは、2人のお客さんに楽器を渡しています。万国共通の客いじりからスタートか。

と思いきや、お客さんが楽器を鳴らすという参加型の演目だと判明。音楽に合せ、頭の上にベルを乗せたサーカスの男性がお客さんへ合図を出しています。ラテン式のリズムネタに、広場は大爆笑。

クマがバイクを乗り回したり、ゾウに踏んづけられそうになったり、固唾をのんで綱渡りを見守ったり・・・はありませんでした。「地元の人が集まるサーカス風のお祭り」と言ったところでしょうか。期待したものとは違いましたが、ガイドブックに載っていない地元体験を堪能しました。

『プエルトリコに来たら夜も楽しまなきゃ!』by Circo Fest(サーカス)の団長

ナイトサーカス – Spherical Image – RICOH THETA


■カクテル“ピニャ・コラーダ”発祥のお店発見
“ピニャ・コラーダ”というカクテルをご存知でしょうか。ラム酒をベースに、ココナッツ・ミルクとパイナップル・ジュースを混ぜて作るカクテルです。口当たりも良く、とてもフルーティーな味わいで、男女問わずファンが多いと思います。

そんなピニャ・コラーダの発祥地はプエルトリコなのです。こちらのお店が、正真正銘いわば本家の”Barrachina”。

席に通されて、まず目に入ったのはドリンクサーバー。なんと、中身はどれもピニャ・コラーダ!「自宅に欲しい」と素直に思いました。

こちらがピニャ・コラーダ。トロピカルなパラソルと沈んだチェリーが可愛らしい(7ドル)。適度なフローズンになっており、体に溜め込んだすべての熱を一瞬で冷ましてくれます。なお、ラム酒抜きにすることも出来るので、アルコールが苦手な方やお子様も安心して味わえます。

そう言えば、モフォンゴを食べたRaícesのウェルカムドリンクも、ピニャ・コラーダでした。

お店の外には、本家を示すプレートがありました。呪文みたいな名前のピニャ・コラーダ。プエルトリコの夜に唱えてみてはいかがでしょうか。

■ICANN へようこそ!
プエルトリコ滞在中の2018年3月10〜15日の期間、ICANNの第61回目の会議がプエルトリコにて開催されました。

ICANNとは?

会場は旧市街にも近い「プエルトリコ・コンベンションセンター」の、約1万7000人を収容するエキシビションホール。

開会式が行われています。スピーチをされている方は、ICANNのCEOであるヨーラン・マービー氏。

各国のインターネット事業者が集まっているため、会場内には同時通訳ブースがあります。いくつかの言語で会 議を聞くことができますが、日本語はありませんでした。

プエルトリコの紹介として、伝統的なサルサの披露が。一気に華やかなムード。

開会式後は、決められたプログラムに沿って 5 日間の会議が行われます。

午前中と午後に 1 回、コーヒーブレイクの時間があります。こちらは飲み物のコーナー。

続いて、軽食のコーナーです。果物やお菓子が並んでいます。こうしたブレイクは海外のカンファレンスでよく行われており、なんだか日本の職人さんのよう。

空き時間は宿泊先に戻る人もいたり、スポンサーブースを見に行く人もいたり。かなり自由です。

■プエルトリコのドメイン「.pr」のブースへ

プエルトリコのドメイン(ccTLD)は「.pr」や「biz.pr」、「com.pr」など、いくつかの種類があります。我々はICANN61のホストを務めた「.pr」レジストリのブースへ突撃しました。

ブース担当のお二人。ドメインについて話していると、後ろから笑顔が素敵な男性が、、。

なんと、「.pr」レジストリの副社長をされているパブロ・ロドリゲスさんが来てくださいました。『.prドメイ ンの料金は高く設定されていますが、スパムで使われることも少なく安全なドメインですよ!』とのこと。

ちなみに、ゴンベエドメインでは「.pr」を16万2000円(税込・1年間)で提供中です。

また、東日本大震災の際は、インフラに被害を受けてしまった日本のユーザー救済措置として、「.pr」ドメイン失効防止のために更新期限の延長を行ったお話も聞くことができました。

1989年に施行された「.pr」は、2019年に30周年を迎えます。PR(public relations)をアピールするドメインとしても使われる「.pr」なので、どんなPR をされるか楽しみですね。

■プエルトリコまでのアクセスはこちら

■プエルトリコのドメイン「.pr」はこちら

■読者プレゼント

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宇宙人のみなさん、私はここだよ!
世界で初めて宇宙に送信された「アレシボメッセージ」をデザインした、
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【プレゼント】
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【応募要項】
プレゼント応募期間は終了しました。