まだやってる?ヴァージン諸島のタックスヘイブン事情に迫る

この写真は、一体なんでしょう?答えは、のちほど。

ドメイン島巡り第4回は、タックスヘイブンとして有名な島のひとつ、イギリス領ヴァージン諸島に行ってきました。世界中から様々な企業に利用されたこの島は、島全体が裕福で富裕層も多いはずなので、あわよくば我々もタックスヘイブンしてしまうことが目的です。

ダウンタウンで見かけたボロボロの中古車!?
◆ノータックスで買えるiPhone
◆遂に「租税回避地」を発見?
◆ヴァージン諸島の魅力
◆.vgドメインの意外な使い道

そもそもタックスヘイブンとは、課税が完全に免除される、または著しく軽減される国や地域のことで、「租税回避地」とも言われます。
“そんなことが実際にできるなんて、まさに天国!”となるので、「Tax Heaven」と思いがちですが、タックスヘイブンのスペルは「Tax Haven」(税の回避地)が正解です。


ヴァージン諸島は、カリブ海の西インド諸島にある約160の火山性の島と岩礁で形成されています。
西半分(約50の島)がアメリカ領、東半分(約60の島)がイギリス領なのに、通貨は全て米ドルなのです。

空港には無料の不動産冊子が置いてありました。

なんと、約1億4000万円もするラグジュアリーなビラも紹介されています。

他の物件も1億円以上のものばかり!

さすがタックスヘイブンの島。大富豪しか住んでいないのでしょう。大富豪やタックスヘイブン関係者から詳しい話を聞くため、ダウンタウンへ出発。

空港からの道はかなり凸凹で、車の中で体が飛び跳ねます。

車に揺られて約30分。ダウンタウンのはずれにあるTORTOLA PIER PARKに到着しました。

Tortola Parkは、お土産屋さんやツアー会社などが入った、小さなショッピングモールと言った感じ。

トイレが…びっくりするほど綺麗。便器は日本が誇るTOTO製。ここに住めそうです。


◆ダウンタウンで見かけたボロボロの中古車!?

胸の高鳴りを抑えつつ、タックスヘイブンの島のダウンタウン中心部へ!

しかしそこで目にしたものは…。

動いているのが不思議なくらいの車や、リアガラスの代わりにビニールを貼る車・・・

駐車場にも窓ガラスやライトが壊れている車がたくさん駐車してあります。

そして島の人たちは、ヒッチハイク!?をしているようです。

大富豪様はどこに・・・?
ここが本当にタックスヘイブンとして有名な島なのかどうか心配になってきたので、聞き込み調査を開始しました。


①お寿司屋で調査
ヴァージン諸島でお寿司屋を発見!超高級タックスヘイブン寿司で成功した日本人が経営するお店に間違いありません。

しかし店員は、優しそうなジャマイカ人の方で、日本人はいませんでした。

せっかくなので、金粉がふりかけられている超高級寿司を一貫食べようとメニューを見ると、

リーズナブルなお寿司が中心で一安心。このお寿司屋さん、フィリピン人が経営されているとのこと。
メニューには、カラフルでトロピカルなロール寿司が多い気がします。

中でも、カラフルで美味しそうな「マンゴードラゴン」($13)を頼んでみました。海老の天ぷらを酢飯で巻いてマンゴーを上にのせた斬新なお寿司。マンゴーの甘さと酢飯、海老の天ぷらのサクサク感が意外と合います。

お寿司は大変美味しかったのですが、大富豪情報を得ることはできませんでした。ふとお店の庭に目をやると、お寿司とは真逆の「洋風な銅像」が立っていました。

②中華料理屋で調査
お寿司屋の近くに中華料理屋を発見。聞き込みに入ります。

狭い路地を進むと、、なんとも可愛らしい玄関。

店内はこんな感じです。

とても豊富なメニュー。

「Sweet & Garlic Shirmp」( $17)。酢豚の味付け。海老もぷりぷりです。

焼きそばとチャーハン $8~$12。量が多いですが、美味しいので完食しました。

お店のスタッフは、とても親切な中国人でした。先ほどのお寿司屋同様、特別高額ではありませんが、美味しい料理を堪能することができました。しかし、タックスヘイブンに関する情報は得られませんでした。


◆ノータックスで買えるiPhone

③電器屋で調査
飲食店ばかり行っても、お腹が膨れる一方なので、街の電器屋さん「iSMART」で聞き込みです。

店内の様子。

プレイステーション、Wii、Xboxなどのビデオゲーム関連も豊富です。

Mac Book AirやiPhoneなども売っています。

そして、試しにiPhoneのコネクターを買ってみたところ、なんとノータックスで買えました!レシートの税金の欄が0円です。

ヴァージン諸島では、iPhoneでもなんでもノータックスで購入できるので、それを目的に旅行する人もいるようです。後日英領バージン諸島から戻った際、プエルトリコ空港の税関において、免税範囲を超えるものを買ってないか、かなりしつこく調べられました。

④ネットカフェで調査
今度はネットカフェに潜入。

中に入ると、あれ?電器屋さん?お店間違った?電化製品やノートPC用バッグ等の関連アイテムが売られてます。インターネットを利用できるパソコンは1台も置いてません。レジにいた男性スタッフに聞くと、ネットカフェは奥のスペースにあることが判明。このお店以外にも「本屋+ネットカフェ」があるそうで、我々がよく知っている「ブースが並んだネットカフェ」は、ヴァージン諸島では一般的ではなさそうです。ちなみに、ネットカフェには誰もいませんでした。


◆遂に「租税回避地」を発見?

聞き込み調査が一向に功を奏さないので、ネットで再調査。すると、ペーパーカンパニーが集まっている建物があったので直接行ってみました。このビルの住所は、「AKARA BUILDING; 24 DE CASTRO STREET WICKHAMS CAY 1; ROAD TOWN; TORTOLA; BRITISH VIRIGN ISLANDS」。関東財務局が警告を行った、無登録で金融商品取引業等を営む業者も入っているビルです。

ようやくタックスヘイブンの入り口まで来ました。早速手続を進めたかったのですが、ヴァージン諸島では、2017年6月から税関係の個人・法人情報がすべて政府のデータベースに登録されることが義務づけられ、ペーパーカンパニーの設立が非常に難しい状況となっていました。(参照元:ZUU online

一番最初の写真は、市庁舎のそばで見かけたペーパーカンパニー用と思しき私書箱でした。私書箱には長い間放置されている郵便物が残されており、使われていないようです。


◆ヴァージン諸島の魅力

実際にヴァージン諸島に行って分かった事は、ジャマイカ人やアフリカ系移民が多く、ビーチがとても綺麗なマリンアクティビティにもお勧めの、治安の良い島でした。日本車が多く走る街並みにも親近感が湧きます。残念ながら、タックスヘイブンをやってそうな大富豪には会えませんでしたが、ヒッチハイクをして助け合う人達、ボロボロになった車でも乗り続ける、物を大切にする人達に会うことができました。

■空港近くにあるビーフアイランドビーチ
空港から車で約5分という近場なのに、絶景なビーチ。なんと一人もいなくてプライベートビーチで感覚で楽しめます。レンタルパラソルは置いていないので、日焼け止めクリームは必須です。

■お世話になったタクシードライバーさん。皆さんとても親切で、お別れをする時は少しうるっとしてしまう滞在でした。

■ヴァージン諸島の行き方はこちら


◆.vgドメインの意外な使い道

ところで、「.vg」ドメインはイギリス領ヴァージン諸島に割り当てられたccTLD(国別トップレベルドメイン)です。その綴りから、ビデオゲームのサイトにもよく利用されています。

SEGA
sega.vg
Impeller Studios
itb.vg
Gamers
gamers.vg
MUSH
mush.vg
Play.vg
play.vg
LEET
leet.vg

こんな使われて方をされているなんて、ヴァージン諸島に住んでいる方達には思いもよらないのではないでしょうか。

■ドメインの詳細、お申込みはこちら

 

イギリス領ヴァージン諸島への行き方

ビザの申請は必要ありません。アメリカ、プエルトリコを経由して英領ヴァージン諸島へ行く場合、ESTAの申請が必要です。パスポートはお忘れなく。
入国する際、“入国税”を支払う必要があります(10ドル)。

《 空路 》

日本からプエルトリコへ


直行便はないので、アメリカ国内(ダラス、シカゴ、アトランタ、ニューヨークなど)で、1~2回の乗り換えを行います。航空会社もアメリカン航空、デルタ航空、USエアウェイズ、ジェット・ブルーなど毎日多数乗り入れてます。所要時間22時間~。エコノミーなら往復約77,000円~。なお、90日以内の観光目的の滞在ならビザは不要ですが、アメリカ自治領のためESTAの取得が必須です。

プエルトリコから英領ヴァージン諸島へ


プエルトリコのルイス・ムニョス・マリン国際空港から、英領ヴァージン諸島・ビーフ島へ直行便が毎日運航している。往復約22,000円~。

往路 シーボーン航空 4510

プエルトリコ
ルイス・ムニョス・マリン国際空港
(SJU)
11:15 発

約45分
ビーフ島
テレンス B. レットサム国際空港
(EIS)
12:00 着

復路 シーボーン航空 4588

ビーフ島
テレンス B. レットサム国際空港
(EIS)
14:45 発

約45分
プエルトリコ
ルイス・ムニョス・マリン国際空港
(SJU)
15:30 着

※2018年6月現在の情報

英領ヴァージン諸島・ビーフ島のテレンス B. レットサム国際空港港(空港コード:EIS)。

空港内にはカフェがあり食事もできる。鶏が自由気ままに歩いている。

英領ヴァージン諸島は中古の日本車がたくさん出回っています。空港で働いている女性に声をかけられ、「カーナビが日本語だから設定方法を教えて!」と頼まれてしまいました。

現地の情報


中心地である首都ロードタウンはトルトラ島にあり、ヨットや船の停泊地として観光客も多く訪れます。トルトラ島のすぐ隣にあるビーフ島にはテレンス・B・レットサム国際空港があり、2つの島は橋でつながれてます。

首都 ロードタウン(Road Town
言語 英語
時差 日本との時差は-13時間。アンギラの方が遅れている。サマータイムはない。
気温 年間を通して常夏
気温は24°C~31°C
通貨 米ドル
コンセント形状 Aタイプ
Wi-Fi Softbankのローミング不可
GlocalmeのWorldWide不可
今回は全土で利用できず。
タクシー
フェリーターミナルからダウンタウンまで約$35
Uber

閉鎖されていなかった!天空に浮かぶアレシボ天文台

「.cc」や「.tv」など島のドメイン約 50 種類に焦点をあて、実際にその島々に行って、各島のドメイン情報と島の魅力をレポートする「ドメイン島巡り」。

飛行機が頭上すれすれを飛んでいくセント・マーチンの次は、プエルトリコにやって来ました。

■プエルトリコとは
カリブ海北東にあり、現在はアメリカ合衆国の自治連邦区となっている島。 スペイン語で“プエルト(Puerto)” は「港」、“リコ(Rico)”は「豊か」を意味しています。1493年11月19日にクリストファー・コロンブスが 訪れた際、『なんて豊かな港なんだ!』と叫んだことに由来しているそうです。

■鮮やかな古都へようこそ
プエルトリコの最大都市であり政庁所在地でもある“サン・フアン”。 その中の“ビエホ・サン・フアン(旧市街)”では、16世紀頃の建造物が今でも残っているとのことで、さっそく向かってみました。

旧市街に到着。気温は30°Cほどで、日差しがとても強いです。

普通の家屋にもどこか歴史を感じます。コロニアル様式で可愛らしい。外壁の色合いと空のコントラストも良し!どこを撮っても絵になります。

続いては、“La Puerta de la Bandera(旗の門)”と呼ばれている場所へ。地元のアーティストによって空き家の壁に描かれた近代アートで、現在はサン・フアンの中でも有数のインスタ 映えスポットになっています。

ユネスコの世界遺産に指定されている旧市街の歴史ある街並みは、無料トロリーバスで観光できます。

ビエホ・サン・フアン(旧市街) – Spherical Image – RICOH THETA

■天空に浮かぶアレシボ天文台で宇宙からの返信を待つ
プエルトリコ郊外に「ものすごく大きな望遠鏡のある天文台がある」ということで、タクシーでサン・フアンから向かいます。

タクシーに乗って約1時間、アレシボという街につきました。ここからは下道で向かうようです。なかなか順調と思いきや、車1台が通れる狭い道で、完全に道に迷ってしまいます。

そこへピックアップトラックに乗った地元男性が登場。事情を説明すると「ついてこいよアミーゴ!」と先導してくれることに。おかげで、正しい道に戻ることができました。グラシアス!

すると、警備員が立つ物々しいゲートが出現。ゲート付近は撮影許可がおりませんでしたが、謎の施設へ侵入成功。

侵入者への警告文でしょうか、なにやら色々と書かれています。大人は12ドル?

真実を知ろうとする者の心を折るためでしょうか。長くダラダラとした階段と坂道が続きます。

覚悟を決めて登っていくと、目の前に巨大な物体がチラリ。そうです、未確認飛行物体に違いありません。

未確認飛行物体は、屈強なワイヤー18 本に支えられて天空に浮いています。そのうちの 5 本です。

侵入者への警告も最終段階に(携帯電話は使わないでください)。

命の危機を感じます(建物内に食べ物や飲み物は持ち込みできません)!

・・・・(楽しんで)!

という訳で、やってきたのはプエルトリコのエリア51、、ではなく“アレシボ天文台”。 1963年に建造され、世界最大級の電波望遠鏡がある場所として有名です。

どうやら、ここの電波望遠鏡にて宇宙人と交信をしているようです。 真相を探るべく、ビジターセンターの中へ(入館料 12 ドル)。

ビジターセンターは2階建で、シアターまで完備。

アレシボ天文台で研究されてきた内容や、物理などに纏わる展示が楽しめます。 さて、噂の電波望遠鏡と対面です。

外へ出てみると、先ほどの太いワイヤーに吊るされている物体が見えます。あれが!

ゴゴゴゴゴゴゴ!!!

ズバァーーーン! こちらが電波望遠鏡。その高さは地上150メートル。

ズームするとこういった感じ。世界最大級というのも納得の迫力。「どこかで見たことがある・・」という方もいるでしょう。そう、アレシボ天文台は『007ゴールデンアイ』 や『Xファイル(シーズン2)』などの撮影地として知られています。

電波望遠鏡の下にある反射鏡。汚れが目立ちます。経年劣化による破損かもしれません。

Xファイルでは『アレシボ天文台にて地球外生命体からの信号を受信した』という設定で登場しています。

その由縁は、この“アレシボ・メッセージ”。ドット絵のようですが、当時の地球の人口などの情報が含まれている 電波メッセージなのです。地球外知的生命体探査として、1974年に2万5000光年の距離にある M13(天体)に向けてアレシボ天文台から送信されました。

しかし、M13に届くまでには2万5000年かかることもあり、まだ宇宙からの返信はないとのこと。

施設は老朽化が進行しているものの、アレシボ天文台は宇宙人からの返信を今でも待っているということが分かりました。

はるばるアレシボ天文台までやってきたので、電波望遠鏡を見ながら軽食を取ることに。

上にポテトチップスを乗せたアレシボ流ホットドッグ。美味しかったです(1ドル75セント)

センター内にある、アイススケーター気分を味わえる遊具。とても酔います(体験済)。 お食事の前にどうぞ。

なお、ビジターセンターにはお土産屋が併設されています。その名も、ギャラクシー・ショップ。

ここでしか手に入らないであろうグッズたちが並んでいました。訪れた際はマストチェックです。

実はアレシボ天文台、2011年に閉鎖される予定でした。2007年11月、年間予算1050万ドルを2008年より800万ドルに削減されることと同時に、閉鎖予定についても発表されています。

しかし、運営がSRIインターナショナルを中心とした体制に変わり、閉鎖を免れました。せっかく閉鎖は免れましたが、2017年4月、現在の年間予算800万ドルを 200万ドルに削減される報道が・・・。

我々が訪れた際、日本人はおろか観光客自体がほとんどいない状況。宇宙から返信があれば、きっと存続されるはずです。

宇宙人さん、もしこれを読んでいたら、なるべく早めに返信してください。

アレシボ天文台 – Spherical Image – RICOH THETA

■モフォンゴは100 以上の味を持つ料理
プエルトリコには、モフォンゴという料理があります。 一般的には、調理用バナナを揚げてから潰し、香辛料 を加えて円形に固めたものを指します。

しかし、提供するお店によって味付けなどが異なるため、100軒のお店があれば、その数だけの味があると表現しても過言ではありません。

今回はチラシを見て衝撃を受けたビジュアルのモフォンゴを食すため、“Raíces”というお店へ。

店内は映画のセットのような作り。

モフォンゴはアフリカからの移民たちが持ち込んだ料理がルーツということで、その背景を描いているようです。

さて、店員さんにお目当てのモフォンゴの写真を見せてオーダー完了。グランドメニューには載っていませんでした。

まずやってきたのは、お通しのバナナチップス。調理用バナナのため甘くなく、にんにくを効かせたソ ースにディップして食します。湿気たポテトチップスのようで美味しい。

それから数分後。こちらが目当ての品、牛肉とエビのモフォンゴです。なんたるビジュアル!(約30ドル)

牛ハラミのステーキのなかにはモフォンゴが詰まっており、マッシュルームと玉ねぎを炒めた濃厚なソースと 共に食すと相性が抜群!その上に鎮座するエビもプリプリで、1つのプレートで様々な食感が味わえます。

プエルトリコではモフォンゴを食す機会が多かったのですが、このお店は格別でした。見た目もさることながらボリュームもあるので、少食の方はくれぐれもご注意ください。

■サーカス風のお祭り
お腹も満足したところに、街中の広場にサーカスが来る情報をキャッチ。早速移動することに。

お目当ての広場に到着すると、もう夕暮れ。すでに溢れんばかりの観客が集まっていました。

メインイベントが始まった頃にはすっかり夜。まずは、2人のお客さんに楽器を渡しています。万国共通の客いじりからスタートか。

と思いきや、お客さんが楽器を鳴らすという参加型の演目だと判明。音楽に合せ、頭の上にベルを乗せたサーカスの男性がお客さんへ合図を出しています。ラテン式のリズムネタに、広場は大爆笑。

クマがバイクを乗り回したり、ゾウに踏んづけられそうになったり、固唾をのんで綱渡りを見守ったり・・・はありませんでした。「地元の人が集まるサーカス風のお祭り」と言ったところでしょうか。期待したものとは違いましたが、ガイドブックに載っていない地元体験を堪能しました。

『プエルトリコに来たら夜も楽しまなきゃ!』by Circo Fest(サーカス)の団長

ナイトサーカス – Spherical Image – RICOH THETA


■カクテル“ピニャ・コラーダ”発祥のお店発見
“ピニャ・コラーダ”というカクテルをご存知でしょうか。ラム酒をベースに、ココナッツ・ミルクとパイナップル・ジュースを混ぜて作るカクテルです。口当たりも良く、とてもフルーティーな味わいで、男女問わずファンが多いと思います。

そんなピニャ・コラーダの発祥地はプエルトリコなのです。こちらのお店が、正真正銘いわば本家の”Barrachina”。

席に通されて、まず目に入ったのはドリンクサーバー。なんと、中身はどれもピニャ・コラーダ!「自宅に欲しい」と素直に思いました。

こちらがピニャ・コラーダ。トロピカルなパラソルと沈んだチェリーが可愛らしい(7ドル)。適度なフローズンになっており、体に溜め込んだすべての熱を一瞬で冷ましてくれます。なお、ラム酒抜きにすることも出来るので、アルコールが苦手な方やお子様も安心して味わえます。

そう言えば、モフォンゴを食べたRaícesのウェルカムドリンクも、ピニャ・コラーダでした。

お店の外には、本家を示すプレートがありました。呪文みたいな名前のピニャ・コラーダ。プエルトリコの夜に唱えてみてはいかがでしょうか。

■ICANN へようこそ!
プエルトリコ滞在中の2018年3月10〜15日の期間、ICANNの第61回目の会議がプエルトリコにて開催されました。

ICANNとは?

会場は旧市街にも近い「プエルトリコ・コンベンションセンター」の、約1万7000人を収容するエキシビションホール。

開会式が行われています。スピーチをされている方は、ICANNのCEOであるヨーラン・マービー氏。

各国のインターネット事業者が集まっているため、会場内には同時通訳ブースがあります。いくつかの言語で会 議を聞くことができますが、日本語はありませんでした。

プエルトリコの紹介として、伝統的なサルサの披露が。一気に華やかなムード。

開会式後は、決められたプログラムに沿って 5 日間の会議が行われます。

午前中と午後に 1 回、コーヒーブレイクの時間があります。こちらは飲み物のコーナー。

続いて、軽食のコーナーです。果物やお菓子が並んでいます。こうしたブレイクは海外のカンファレンスでよく行われており、なんだか日本の職人さんのよう。

空き時間は宿泊先に戻る人もいたり、スポンサーブースを見に行く人もいたり。かなり自由です。

■プエルトリコのドメイン「.pr」のブースへ

プエルトリコのドメイン(ccTLD)は「.pr」や「biz.pr」、「com.pr」など、いくつかの種類があります。我々はICANN61のホストを務めた「.pr」レジストリのブースへ突撃しました。

ブース担当のお二人。ドメインについて話していると、後ろから笑顔が素敵な男性が、、。

なんと、「.pr」レジストリの副社長をされているパブロ・ロドリゲスさんが来てくださいました。『.prドメイ ンの料金は高く設定されていますが、スパムで使われることも少なく安全なドメインですよ!』とのこと。

ちなみに、ゴンベエドメインでは「.pr」を16万2000円(税込・1年間)で提供中です。

また、東日本大震災の際は、インフラに被害を受けてしまった日本のユーザー救済措置として、「.pr」ドメイン失効防止のために更新期限の延長を行ったお話も聞くことができました。

1989年に施行された「.pr」は、2019年に30周年を迎えます。PR(public relations)をアピールするドメインとしても使われる「.pr」なので、どんなPR をされるか楽しみですね。

■プエルトリコまでのアクセスはこちら

■プエルトリコのドメイン「.pr」はこちら

■読者プレゼント

👽この夏、UFOにさらわれる大チャンス👽

宇宙人のみなさん、私はここだよ!
世界で初めて宇宙に送信された「アレシボメッセージ」をデザインした、
アレシボ天文台公認Tシャツを抽選で6名様にプレゼント!

【プレゼント】
・Tシャツ Youth Mサイズ  (日本人女性のS、男性のSSサイズ) 2名
・Tシャツ Youth Lサイズ   (日本人女性のM、男性の Sサイズ) 2名
・Tシャツ Youth XLサイズ  (日本人女性のL、男性の Mサイズ) 2名

【応募要項】
プレゼント応募期間は終了しました。

プエルトリコへの行き方

90日以内の観光目的の滞在なら、ビザの申請は必要ありません。アメリカ自治領なのでESTAの申請が必要。

《 空路 》

直行便はないので、アメリカ国内(ダラス、シカゴ、アトランタ、ニューヨークなど)で、1~2回の乗り換えを行う。航空会社もアメリカン航空、デルタ航空、USエアウェイズ、ジェット・ブルーなど毎日多数乗り入れている。所要時間22時間~。エコノミーなら往復約7万7000円~。

日本からプエルトリコへ


往路例 ユナイテッド航空 UA882 / UA1996

日本
成田国際空港
(NRT)
17:45 発

約12時間
アメリカ
シカゴ・オヘア国際空港
(ORD)
15:45 着
アメリカ
シカゴ・オヘア国際空港
(ORD)
翌日07:45 発

約4時間45分
プエルトリコ
ルイス・ムニョス・マリン国際空港
(SJU)
翌日13:30 着

プエルトリコ日本へ


復路例 ユナイテッド航空 UA1803 / UA79

プエルトリコ
ルイス・ムニョス・マリン国際空港
(SJU)
01:15 発

約4時間5分
アメリカ
ニューアーク・リバティー国際空港
(EWR)
05:20 着
アメリカ
ニューアーク・リバティー国際空港
(EWR)

11:00 発

約13時間55分
日本
成田国際空港
(NRT)
翌日13:55 着

※2018年6月現在の情報

現地の情報


プエルトリコは、中南米カリブ海にあるアメリカ自治領。ドメインは.pr。

首都 サン・フアン
言語 スペイン語、英語
時差  +13時間
気温  平均気温は25.4℃ほどで過ごしやすい気候
通貨 米ドル可
コンセント形状 電圧は110V・120V/60Hz。プラグの形状は日本と同じAタイプ。
Wi-Fi Softbankのローミング可
Glocalmeのアメリカ地域での利用可
Wi-Fi利用可のホテル、飲食店他
タクシー
Uber

君はフォースを感じたことがあるか ー真青のビーチ伝説ー

年齢を重ねると、プレゼントを貰える機会が減っていきます。
幼少期はサンタクロースにお世話になっていましたが、いつしか疎遠に。大きい子どもには厳しい現実です。

さて、“サンタクロース”の語源は、西暦300年頃の教父“セント・ニコラオス”に由来すると言われています。“セント”とは「聖人」を意味しており、彼らの名前は地域や記念日の名称として広く使われています。

例えば、「セント・マーチン」もその1つです。

■セント・マーチンとは
カリブ海のリーワード諸島に浮かぶ島。
1493年11月11日にクリストファー・コロンブスによって発見され、その日が偶然にも“セント・マーチンの日”であったため「サン・マルティン(スペイン語)」と名付けたことが島名の起源だそうです。

現在は、島の半分がフランス領、もう半分がオランダ領という不思議な場所。そのため、それぞれ呼び名が異なります。

・フランス領(語):サン・マルタン
・オランダ領(語):シント・マールテン
※英語表記は「Saint Martin(セント・マーチン)」

こんな映像を見たことがありませんか。

■世界で最も危険なビーチ
セント・マーチンの目玉スポットといえば“マホビーチ”。
ビーチで遊ぶ人々の真上を、飛行機が通過することでお馴染みです。

プリンセス・ジュリアナ国際空港からタクシーで数分。
マホビーチの“Sunset Bar and Grill”に到着しました。

フ●ク船長的なモーガンさんがお出迎え。

店内は陽気な人々で賑わっています。まずは食事を注文。 

ピザのメニュー名は、セント・マーチンに離発着する航空会社名が付けられていました。カリビアン・ジョークの洗礼。

待つこと数分。やってきました、ピザ2枚に特大すぎるナチョス!

さらに、海老カツのサンドイッチ。これだけオーダーして約60ドル(食べきれません)。

なんとかお腹にピザたちを押し込み、ビーチを散策します。

おや、飛行機の到着時刻が書かれたサーフボードを発見しました。
まもなく、オランダ航空機(KLM)が来る時間。

ビーチの見物人もマシマシ。

すると、遠くの空から轟音が聞こえてきました。

キターーーーーーッ! こんな巨大な飛行機が頭上に!! とてつもない強風がくるかと思いましたが、意外とそうでもない!

これは日本では味わえない恐怖と熱狂があります。ぜひとも現地で体感を!ちなみに機内からビーチを見るとこんな感じ。

なお、飛行機によっては強風が来る可能性がありますのでご注意を。

『待ってるわ!』by Sunset Bar and Grill のウェイターさん

マホビーチ – Spherical Image – RICOH THETA

■ハリケーンの痕
マホビーチでの興奮が冷めやらぬうちに、続いて“グレート・ベイ・ビーチ”へ。

“Philipsburg Market Place”には、お土産の露店があり、その鮮やかな色彩に目を奪われてしまいます。

しかし、ビーチはとても静か。人通りも少ないです。

実は、昨年9月に発生したハリケーンによって、セント・マーチンに限らずカリブ海諸島は大きな被害を受けています。

グレート・ベイ・ビーチがあるフィリップスバーグも半壊したままの商店が多く、それによって観光客が減少しているのかもしれません。

カルティエも強風で飛んできた物が当たったのか、ウィンドウに打痕が。

こちらは、ティファニー。商品は撤去され、店内の清掃が行われているようです。

営業中の店舗もありましたが、やはり人通りは多くありません。

日本も震災からの復興途中ではありますが、カリブ海諸島の復興も願うばかりです。

■フォースと共にあれ
引き続きフィリップスバーグを歩いていると、あやしい建物を発見しました。

「Yoda Guy」って、、、、与田さん? 

一歩、また一歩とあやしさを踏みしめながら階段を登ります。

さっそく、ダース・ベイダー卿が戦闘体制でいらっしゃいました。とりあえず敵ではない旨を伝えます。

なんとか室内に入ると、愛くるしい笑顔の男性とマスター・ヨーダが登場。男性のお名前は、ニック・マーレイさん。

お話を聞いてみて驚愕。ニックさんは、スター・ウォーズ旧3部作にて特殊メイクを担当していたのだとか!すごい!!

そう、ここはそんなニックさんが館長を務めている“Yoda Guy Movie Exhibit”という博物館。入館料は10ドル。

スター・ウォーズを始め、数々の映画の資料やコスチュームなどが展示されています。

フィン!「フォースの覚醒」まで網羅。

おっと、サンド・ピープル!

カーボン冷凍されたソロも! 実際に使われたものなのでしょうか。

ところで、ニックさんは旧3部作においてヨーダのパペット制作も行っていたそうです。なるほど、それで“Yoda Guy(意訳:ヨーダの男)”なんですね。

建物の外見とは対象的に、スター・ウォーズのファンならば訪れてほしい素敵な博物館でした。

『フォースと共にあらんことを!』by 受付のお姉さん

■セント・マーチンのクセがすごい

マホビーチでの1枚。「(飛行機の)エンジンからの風で飛ばされるから注意しよう」の看板。最悪は死。

アイスクリームしか売ってくれなそうなマクドナルド。マーケティングのクセ。

サンド・ピープルの上に!剥き出しのエアコン!!世界観のクセ!!!

大音量で音楽をかけ、サンルーフから身を出して踊る男性たち(おそらく旅行者)。地元のタクシー運転手が『あれは、とんでもないクレイジーだ』と言い放つ。大クセ者。

■新たなる希望
セント・マーチンのccTLDは「.sx」です。
本来ならば「.sm(Saint Martin)」で登録されるべきなのですが、すでにサンマリノ共和国が使用しているため、IATA空港コードに合わせた「.sx」が採用されています。

さて、今回は管理会社(レジストリ)への突撃訪問を行いました。
あらかじめ調べた住所へ向かうと、海辺の工事現場に到着。

近辺を探してみると、オフィスらしき場所が。恐る恐る様子を伺ってみると、、ビンゴ!

こちらが「.sx」レジストリの、ルネ・レピーヌさん。『.sxは他のドメインと比べ、まだ多くのドメイン名が登録可能です。今のうちにぜひ取得してください!』とのコメントをいただきました。

ルネさん、突然の訪問にも関わらず、快く向かい入れてくださったことを深く感謝いたします。

確かに、「.sx」は多く使われているccTLDではありません。
そのため、まだ多くのドメイン名を取得することが可能です。そういった意味では、今後需要が増えていくことも考えられ、マホビーチと並びセント・マーチンの収入源になるかもしれません。

ハリケーンによる被害を受けているセント・マーチンにとって、このドメインはいつか「新たなる希望」になることでしょう。

■セント・マーチンまでのアクセスはこちら

■セント・マーチンのドメイン「.sx」はこちら

セント・マーチンへの行き方

ビザの申請は必要ありません。アメリカ、プエルトリコを経由して行く場合、ESTAの申請が必要。パスポートはお忘れなく。
出国の際は、“出国税”を支払う必要があります(5ドル)。

《 空路 》

  • アメリカ を経由してセント・マーチンへ

日本からセント・マーチン島への直行便はなく、アメリカを経由するのが一般的。所要時間33時間~。エコノミーなら往復約171,920円から。

[例]デルタ航空 アトランタ経由

【往路】

デルタ航空 Boeing 777 DL 296
東京
成田国際空港

(NRT)
16:30

12時間 37分
ジョージア州アトランタ
ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港

(ATL)
16:07
デルタ航空 Boeing 737 DL 908
ジョージア州アトランタ
ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港
(ATL)
翌日9:55

3時間 58分
セント・マーチン
プリンセス・ジュリアナ国際空港
(SXM)

翌日13:53

【復路】 

デルタ航空 Boeing 737 DL 919
セント・マーチン
プリンセス・ジュリアナ国際空港

(SXM)
14:55

4時間 35分
ジョージア州アトランタ
ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港

(ATL)
19:30
デルタ航空 Boeing 777 DL 295
ジョージア州アトランタ
ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港
(ATL)
翌日11:48

13時間 47分
東京
成田国際空港
(NRT)

翌々日14:35

 

  • プエルトリコを経由してセント・マーチンへ

プエルトリコから約1時間でセント・マーチンに行けるため、プエルトリコとセットで行くのがお勧め。

  • 日本からプエルトリコへ

直行便はないので、アメリカ国内(ダラス、シカゴ、アトランタ、ニューヨークなど)で、1~2回の乗り換えを行う。航空会社もアメリカン航空、デルタ航空、USエアウェイズ、ジェット・ブルーなど毎日多数乗り入れている。所要時間22時間~。エコノミーなら往復約77,000円~。なお、90日以内の観光目的の滞在ならビザは不要だが、アメリカ自治領のためESTAの取得が必須。

  • プエルトリコからセント・マーチンへ

プエルトリコのルイス・ムニョス・マリン国際空港(SJU)からセント・マーチン プリンセス・ジュリアナ国際空港へ直行便がある。所要時間は約1時間。片道約12,000円から。

[例]

【往路】シーボーン航空 BB4542
プエルトリコ
ルイス・ムニョス・マリン国際空港
(SJU)
11:55

1時間10分
セント・マーチン
プリンセス・ジュリアナ国際空港
(SXM)
13:05
【復路】 シーボーン航空 BB4542
 セント・マーチン
プリンセス・ジュリアナ国際空港
(SXM)
13:35

1時間05分 
 プエルトリコ
ルイス・ムニョス・マリン国際空港
(SJU)
14:40

プエルトリコから運行しているシーボーン航空。プエルトリコから運行しているシーボーン航空。

満員です。機内サービスはミネラルウォーターの配布のみ。満員です。機内サービスはミネラルウォーターの配布のみ。

空から見るカリブも素敵です。空から見るカリブも素敵です。
到着後は、入国審査を野外テントで行います。

  • アムステルダムやパリ経由でセント・マーチンへ

飛行時間が長くなってしまうが、ヨーロッパ経由もある。

※飛行機の運航状況は、すべて2018年4月現在の情報。

 

《 海路 》
アンギラのブローイングポイントフェリーターミナル(Blowing Pont Ferry Terminal)から、フェリーが運航している。終日、午前7時30分から午後6時まで。フェリーは約45分ご所要時間は約25分。片道運賃20ドル前後(フェリー会社により異なる)。

 

現地の情報


セント・マーチン島は、カリブ海のリーワード諸島にある島。島の北側はフランス領、南側はオランダ領に分割されている。島のすぐ北方にはアンギラ島がある。

首都 マリゴ (Marigot)
言語 北側:フランス語 南側:オランダ語
時差 日本との時差は-13時間。セントマーチンの方が遅れている。サマータイムはない。
気温 年間を通して常夏
気温は24°C~31°C
通貨 米ドル可
コンセント形状 Aタイプ
Wi-Fi Softbankのローミング不可
GlocalmeのWorldWide不可
マホビーチにあるSunset Bar and GrilleでWi-Fi利用可。パスワードは店員に聞くと教えてもらえる。
タクシー
空港からマホビーチまで約$15
3時間貸切で$120
Uber