プリキュアじゃなくてキュプリアの生誕の地、キプロスでビットコインが流行っていると聞いたので行ってみた 

iPhoneが使えるかどうか、片道40時間をかけてツバルに行って確認してしまう「ドメイン島巡り」。第8回目の訪島先はキプロスです。ccTLD(国別コードトップレベルドメイン)は、「.com.cy」です。

◆キプロス、どこにある?

キプロス島は、東地中海のシリア・アナトリア半島の沿岸にある島。地中海ではシチリア島、サルデーニャ島に次いで3番目に大きな島です。

目次

◆プリキュア、じゃなくてキュプリアが誕生した場所

◆RPGなら人類最強の職業グラディエイターの控え室を発見

◆キプロス人に聞きました、「ビットコイン持ってる?」

◆キプロスと北キプロスを分断するグリーンラインを越えてみた

◆ぶらりと行ける北キプロスでコピーブランド商品にビックリ

◆キプロスいろいろ

◆現地でのSIM購入方法&速度調査~キプロス編~

◆街で見かけたドメイン「.com.cy」

南をキプロス(キプロス共和国)、北を北キプロス(北キプロス・トルコ共和国)と呼ぶ、南北に分断されたキプロス島。「.com.cy」は、キプロスのccTLD(国別コードトップレベルドメイン)ですが、北キプロスは独自の国名コードを持っていないため、ccTLD自体が割り当てられていません。ビットコインを一躍有名にしたキプロスと、情報が少ない北キプロスを巡ります。

◆プリキュア、じゃなくてキュプリアが誕生した場所

まずは、キプロスの観光地として、外してはならないペトラトゥロミウ海岸へ。ここが世界的に有名なのは、愛と美の女神アフロディーテこと、ヴィーナスが生まれた場所という伝説の地だからです。アフロディーテは、ヴィーナスの他に「キュプリア」とも呼ばれています。

午前5時半、「アフロディーテの岩」に向かって車を走らせます。

午前6時、海岸とは反対側にある駐車場に車を停めて、歩いて海岸へ向かいます。駐車場にはレストランもありますが、さすがに開店前。公衆トイレは、レストランを正面に見て、右側にあります。トイレは使用できました。

海岸へ続く専用通路。

小さな石のトンネルを抜けると、いよいよ海岸です。

着きました。アフロディーテの岩です。まさにここがビーナス誕生の地です。砂浜をイメージしていましたが、石の多い浜でした。海もきれいで、海水浴も楽しめるとあって観光客で大変賑わう場所。しかし早朝だからでしょうか、我々の他には1組の観光客しかいませんでした。

この浜では、ハート型の石を見つけると恋が成就すると言われています。ただ、なかなかハート型の石なんてありません。そこで、恋を成就させたい人達は、石にメッセージを書いたり、石でメッセージを作ったりして、ここに残すことにしたようです。中にはペットへの愛を感じさせる石もありました。まさに愛のパワースポットですね。

木の枝に結ばれているのは、ハンカチやビニール袋などなど。‟願いをこめて結ぶ“ことに意味があるのかもしれません。

美の女神アフロディーテの別名「キュプリア」を見て、‟伝説の戦士“プリキュアを思い出しました。
プリキュアの名前がキュプリアに由来しているという説を唱える人もいますが、
プリキュアは、「Pretty」と「Cure」を合わせた造語でした。

◆RPGなら人類最強の職業グラディエイターの控え室を発見

かつてキプロス南西部に存在した古代都市「クリオン」の古代遺跡は、見晴らしの良い高台にあって、ヘレニズム時代、ローマ時代、初期キリスト教時代の遺跡を見ることができます。入場料は4.50ユーロ。

チケットオフィスを出て、すぐ近くにあるローマ式野外円形劇場(The Theatre)。この劇場は、紀元前2世紀に建造され、1世紀に地震で倒壊。その後、1世紀の後半から2世紀頃に再建したとされています。

Post from RICOH THETA. #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

野外円形劇場から一番遠いエリアに、RPG(ロールプレイングゲーム)なら人類最強の職業、グラディエイターの控え室(剣闘士の家、The House of the Gladiators)を発見。ここには、グラディエイターの戦闘シーン等を描いたモザイクがありました。遺跡に屋根が設置されているのは、モザイクを保護するため。

クリオンの古代遺跡、全部で11の遺跡がありますが、すべてを見るには1時間半以上かかります。この日は晴天。非常に暑かったです。飲み物を持参することをお勧めします。

Post from RICOH THETA. #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

キプロス人に聞きました、「ビットコイン持ってる?」

ビットコインがその名を世界に知らしめたのは、2013年3月に起きたキプロスの金融危機です。財政危機に陥ったキプロスをEUが支援する代わりに、キプロス政府がキプロス全国民の預金に最大9.9%の資産課税を行う決定を下しました。中央銀行(政府)のような管理者が存在しないビットコインなら、預金の一部を税金として取り上げることがないので、キプロス国民の多くが預金でビットコインを購入して、資産を守ったと言われています。(※CNN BUSINESS)

過去に「JapanExpo」(パリ)で日本のアイドルに関するアンケート等を実施するくらい、アンケートが大好きな当社は、どのくらいのキプロス人がビットコインを所有しているのか、アンケートを行いました。まずは、宿泊したホテルのフロントの女性2人に聞きました。

続いて、アイウェアショップ店員の女性2人。アンケートの御礼に差し上げたピカチュウのガムを持って、喜んで写真撮影に応じてくれました。しかし、この4人は全員、ビットコインを持っていませんでした。若すぎたのでしょうか。

レストランやファストフード店、洋服屋、お土産物屋などなど多くのお店が並ぶ商店街、リドラス通りを散策しながらアンケートを行いました。首都ニコシアのメインストリートです。

オタク系ショップだって、ちゃんとあります。

露店も出てますね。

リドラス通りの脇道にあるIQOSショップ。キプロスは電子タバコOKです。

別の脇道には、ヘチマたわしを売っているお店がありました。大きい!

いちばん左端のお値段は4.80ユーロ。

キプロスは、ギリシア系民族が多いことから、古代ギリシャの知の象徴、フクロウの小物がたくさん売られています。

可愛いフクロウのトートバッグは7ユーロ。

猫のイラストがかわいいトートバックは、1.95ユーロ。リドラス通りは、脇道にそれても楽しいお店がたくさんあります。

お腹が空いてきたので、イタリア料理店「il forno」へ。

クワトロスタジオニ(12.60ユーロ)とコーヒー(3ユーロ)を注文。

運んできてくれた男性スタッフに、ビットコインを持っているか質問。「持ってないから、ちょうだい!」と逆に言われてしまいました。男性スタッフ曰く、金融危機の際、まだ価値が殆どないビットコインを、リドラス通りで無料で配っていたそうです。にわかには信じがたい話ですね。何度聞いても「本当だよ」と言ってました。クワトロスタジオニ、日本よりも薄味でとても美味しかったです。

お腹もいっぱいになったので、アンケート再開。オープンテラスでバックギャモンに興じる男性3人を発見。かっこいいおじさん3人です。ビットコインで富を得たからこそ、優雅な時間を過ごしていると思いきや、「ビットコイン?持ってないよ」。

結局、合計23人に聞きましたが、誰1人としてビットコインは持っていないという結果になりました。本当は持っていても、いきなり話しかけてきた見ず知らずの日本人に、教えたくなかったのかもしれません。

キプロスと北キプロスを分断するグリーンラインを越えてみた

リドラス通りを北上すると、キプロスと北キプロスを分断するグリーンラインにぶつかります。キプロス島にある南部のギリシャ系住民が支配する地域と、分離独立を求めている北部のトルコ系住民との衝突を抑止するため、1974年に国連が引いた緩衝地帯(停戦ライン)です。

国境検問所の前には、キプロス紛争終結時に作られた記念碑があります。

動物を連れてグリーンラインに入ることはできません。

いよいよグリーンラインに突入です。キプロスの国境検問所でパスポートを提示。まったく待つことなく通過します。キプロスを出国しました。

グリーンラインに入りました。ここから北キプロスの国境検問所までの約100mの間は、どちらの国でもありません。建物はありますが、誰も住んでいません。

あれ?猫がいる!グリーンラインに住んで両国を自由に行き来することを許されているのは、動物の中でも猫だけみたいですね。

今度は、北キプロスへ入国です。国境検問所の審査を待つ人達。

「€10,000を超える現金の持ち込みは禁止、銀行を使って送金するように」との警告。現金チェックとなると、時間がかかりそうですね。。。それにしても、グリーンラインに入る前に言ってくれても良さそうですが・・・

結構並んでいたのですが、緊張感もなくスムーズに進行。パスポートには出国や入国を記すスタンプは押されません。現金のチェックもありませんでした。なんだかテーマパークのチケット売り場みたいな感じです。徒歩で無事に北キプロスへ入国。

ぶらりと行ける北キプロスでコピーブランド商品にビックリ

トルコ以外から国家承認されていない北キプロスには、ccTLDが存在しません。北キプロスでは、トルコに割り当てられている「.tr」の第二レベルドメインとして提供されている「.nc.tr」を使用しています。

写真を撮ることを強く禁止しているエリアがありました。簡単に入国できましたが、緊張感を忘れてはいけない雰囲気です。

それでは、北キプロスの首都「レフコシャ」(ニコシアのトルコ語名)を散策です。北キプロスはトルコに属していますが、問題なくユーロが使えます。

北キプロスの観光名所、セリミエモスクに向かって歩いていると、我々の目に飛び込んできたのは、コピーブランド商品の数々。普通のお店やレストランもあるのですが、あまりにも堂々とコピーブランド商品を売っているお店が多くて驚きました。

ここの男性店員さん曰く、「日本人は賢いし、先祖が侍なので怒らすと怖い」。

キプロスでは一切目にすることの無かったコピーブランド商品の大群に、衝撃を受けながらセリミエモスクに到着。かつては聖ソフィア大聖堂と呼ばれていました。キプロス島に残存する最大のゴシック様式の大聖堂を転用しています。左の赤い国旗はトルコ共和国、右の国旗は北キプロス・トルコ共和国。

堂内で、トルコ発祥の踊り「Whirling Dervish Performance」がそろそろ始まるようです。これを逃すと機会がなさそうなので、見ることにしました。入場料は1人7ユーロ。

パフォーマンス開始。2人の男性が、ただただ回転しています。合間にブレイクがあるのですが、一切よろめくことなく、すぐにまた回転し始めます。約30分間、回転に次ぐ回転。見ている方が目を回しました。

目を回したせいか、少しお腹が空きました。トルコと言えばケバブ。モスクから程近い場所に、オープンテラスのあるケバブレストラン「f.kelebek papillio」を発見。

傘で作られた屋根の脇道。ご覧の通り、反対側のお店はガラガラ。

どうやら人間以外にも人気のケバブレストランのようなので、入ります。

ケバブとポテトとサラダとナンとライスのセット、「karışık döner」(6ユーロ)とコーラ(1.5ユーロ)を注文。北キプロスでは「COLA」ではなく「KOLA」です。ちなみにビールは「BIRA」。3ユーロです。

テーブルの下では猫たちが待ち構えています。

猫にご飯をあげて良いものか?他のお客さんを見ると、普通にケバブをあげています。それならば!と、良い写真を取りたい一心で、手にケバブを持って猫の口元に差し出すと、猫に手をはたかれ、その際に手を引っ掻かれてしまいました。猫に悪気は無いのですが、野生の猫なので、とにかく爪が硬い。幸い傷口は化膿せずに治りましたが、ご飯は手渡しでなく、床に置いてあげた方が安全です。他のお客さんは床に置いてました。

続いて向かったのは、キプロス島最大の隊商の宿(キャラバンサライ)、ビュユックハン。RPG好きなわが隊の隊長(社長)が、「休むなら隊商の宿で休まなければHPもMPも回復しない」、とのこと。入口に着きました。

中に入ると、まるで映画のセットのような雰囲気。キプロス島で最も美しい建築物と言われているだけありますね。現在は、改装して土産物屋、レストラン、カフェ等が入っています。

Post from RICOH THETA. #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

この雰囲気なので、お土産のアクセサリーが更に素敵に見えます。手作り工芸品を販売するお店も多くありました。

6枚1ユーロで売られている絵葉書。

中にはかなりビンテージなものもありました。絵葉書と言えば、お土産の定番でしたが、今や買う人は少ないのでしょう。

さて、ビュユックハンで最も気になったのは、中心部にある城塞。RPGで見たことありますね。ちょっと中に入って見ましょう。

中には入れませんでしたが、外から中を覗くことはできます。ここから隊商の宿全体を監視していたのでしょうか。

近年は、観光客で賑わう治安の良い街とされている北キプロスですが、半壊した建物がそのままにされている場所は、人通りも無く急にさみしくなります。

北キプロスは日本政府が外交関係を一切有さない未承認国の1つなので、日本大使館はありません。(※ウィキペディア) ちなみに、キプロスの日本大使館は、在ギリシャ日本国大使館(アテネ)が兼轄しているため、キプロスにはありませので、ご注意ください。

キプロスいろいろ

日も暮れてきたし、わが隊の隊長のHPもMPも回復したので、そろそろキプロスに戻ります。北キプロスを出国してキプロスに入国。先ほどと逆の順序で、キプロスに戻ってきました。こちらは旧市街地にある城壁。全長約5キロあるそうです。

ΔΩΡΟΣ ΛΟΙΖΟΥ(Doros Loizou)の記念碑(※場所。日本での知名度はあまり高くないドロス・ロイゾウ氏は、1944年生まれのニコシア出身の政治家です。1974年8月30日、社会民主党在籍時に武装グループの襲撃によって殺害されました。生前は政治家活動と並んで、外国文学の翻訳や、自身で作った詩集を発表。彼の死後、詩集はギリシャ語と英語にも翻訳されて出版されています。

Bet on Alfa」は、キプロス国立賭博協会によってスポーツ賭博を行うことを許可されてるお店で、現在キプロスに66の支店があります。賭けの対象となるのは、フットボール、バスケットボール、バレーボール、テニス、クリケット、ラグビー、スヌーカー、アメリカンフットボール、フォーミュラワン、ワールドカップ、ヨーロッパサッカー選手権大会など。変わったところでは、ユーロビジョンの歌のコンテストにも賭けることができます。

現地でのSIM購入方法&速度調査~キプロス編~

ラルナカ国際空港のゲートを出てすぐのキオスクでSIMが購入できます。

通信会社はMTN。最安値は15ユーロ。店員さんに頼めば、プリペイドSIMカードのアクティベーション、インターネットパッケージの有効化、すべてセッティングしてくれます。

スピードテストでは、13Mbpsを計測。

海外用のWiFiレンタルサービスが増えていますが、場所によってはカバーされていないケースもあります。その際は、現地でのSIM購入をご検討ください。

街で見かけたドメイン「.com.cy」

飲食店、イベント、学校、小売店をはじめ様々な場所で.com.cyドメインが利用されています。

ニコシアにあるアジア料理の店「bamboo」。お寿司も食べられます。(https://bamboorestaurants.com.cy/)
演劇やコンサートなどのチケット販売サイト。
(http://www.soldouttickets.com.cy)
キプロスのショップ紹介サイト。ディスカウント情報も豊富。
(http://magiccyprus.com.cy/)
航空・旅行分野の専門学校
(http://attc.com.cy/)
アクセサリーショップ
(http://www.ginigroup.com.cy)

 

キプロスの行き方はこちら

ドメインの詳細、お申込みはこちら

 

 

キプロスへの行き方

90日以内の滞在なら、ビザの申請は必要ありません。

《 空路 》

直行便はありません。カタールの首都ドーハで乗り換えを行う。片道約20時間。エコノミーなら往復約99,520万円~。

日本からカタールを経由してキプロス共和国へ


往路例 カタール航空

QR807 日本
成田国際空港
(NRT)
水曜日
22:20 発

12時間40分
カタール
ハマド国際空港
(DOH)
木曜日
05:00 着

乗り継ぎの待ち時間:2時間15分・ドーハ(DOH)

QR265 カタール
ハマド国際空港
(DOH)
木曜日
07:15 発

4時間35分
キプロス
ラルナカ国際空港
(LCA)
木曜日
10:50 着

キプロス共和国からカタールを経由して日本へ


復路例 カタール航空

QR266 キプロス
ラルナカ国際空港
(LCA)
水曜日
11:50 発

4時間00分
カタール
ハマド国際空港
(DOH)
水曜日
16:50 着

乗り継ぎの待ち時間:9時間05分・ドーハ(DOH)

QR806 カタール
ハマド国際空港
(DOH)
木曜日
01:55 発

10時間00分
日本
成田国際空港
(NRT)
木曜日
17:55 着

※2019年1月現在の情報

キプロスのラルナカ国際空港。空港コードはDOH。

空港内にスポーツ賭博の店もありました。

現地の情報

南をキプロス(キプロス共和国)、北を北キプロス(北キプロス・トルコ共和国)と呼ぶ、南北に分断されたキプロス島。キプロス(キプロス共和国)のドメインは「.com.cy」。

首都 レフコシア(キプロス共和国)
言語 ギリシア語、トルコ語。英語も通じる。
時差  -7時間
気温 地中海性気候。日本の九州南部と同じくらいの気温。冬は平均気温10℃で暖かい。夏の平均気温は約29℃。
通貨 ユーロ
コンセント形状 電圧240V、50HZ。プラグの形状はB、B3、BFの3タイプ。
Wi-Fi Wi-Fi利用可のホテル、飲食店他
タクシー
Uber
チップ 習慣なし

Googleも使う‟人工知能を表すドメイン”を提供するアンギラはハイテクな島なのか?

片道40時間をかけてツバルに行ったり、トンガで釣りをする豚に出会ったりするドメイン島巡り、第7回目の巡り先はアンギラです。ccTLD(国別コードトップレベルドメイン)は、「.ai」です。なお、本文内のドル表記は、すべて米ドルとなります。

◆アンギラ、どこにある?

カリブ海(西インド諸島)に浮かぶイギリス領の島です。島の形状が“うなぎ”に似ていたことから、スペイン語やフランス語でうなぎを表す“アンギラ”と名付けられました。

目次

◆Googleもマイクロソフトも使用する、人工知能に最適なドメイン「.ai」
◆カリブで最も美しいビーチ!
◆カリブで最も危険なビーチ!?どうやって降りるの!?
◆最先端アートと高価な「日本製という仏像」
◆アンギラで一番古い家
◆地元の人気レストランでカリブ料理を堪能
◆アンギラと人工知能

◆Googleもマイクロソフトも使用する、人工知能に最適なドメイン「.ai」

日々のニュースにおいて、必ずと言っていいほど話題になる人工知能。そんな人工知能関連サイトが、こぞって使い始めているドメインが「.ai」なのです。人工知能の正式名称「Artificial Intelligence」の略称が、そのままドメインになっているので、人工知能との関りをURLやメールアドレスでダイレクトに表現できることが人気の要因となっています。

「.ai」を使用する、代表的な人工知能関連サイトをピックアップしました。

Microsoft Artificial Intelligence (microsoft.ai) Google AI (google.ai) Intel AI (intel.ai)
Albert (albert.ai) NDR (ndrconf.ai) Insight (insightdata.ai)
Luminovo (luminovo.ai) x.ai (x.ai) Recast.AI (recast.ai)

人工知能の開発に多額の研究費を投じているGoogleや、マイクロソフトのように、誰しもが知る企業からも使用されています。もしかするとアンギラで暮らす人々は、人工知能と密接な生活を送っいてるのではないでしょうか?期待を胸に、島内調査スタートです。

◆カリブで最も美しいビーチ!

カリブ海に浮かぶアンギラには、多くのビーチがあります。その中でも、ハリウッドセレブも訪れているという“ショールベイ・ビーチ”へ向かいました。

首都の“バレー”から車で約10分。車から降りると、すでに海が見えています。

こちらが、ショールベイ・ビーチ。理想的な青い空と海、白い砂浜です。

カリブで最も美しいビーチという評判も納得。

ドローンでビーチを撮影してみました。遠くまで青々とした海が続いているのが分かります。

さっそくハリウッドセレブを探してみるものの、残念ながら遭遇することは出来ませんでした。

海で遊び疲れたら、ビーチサイドにあるホテルのバーで休憩。あなたの隣にスターが座ることがあるかもしれません。

360℃カメラ

美しいショールベイビーチ(アンギラ) – Spherical Image – RICOH THETA

◆カリブで最も危険なビーチ!?どうやって降りるの!?

アンギラ島内の移動は観光タクシーを利用しています。ドライバーのコナーさんが運転する車は、トヨタのヴェルファイア。

まさかの日本語仕様です。

人気のショールベイを後にした我々は、コナーさんがおすすめするビーチに向けて出発!移動中の車窓からは、廃船がちらほらと。

停車したのは草木が生い茂る崖の上。「さぁ、着いたぞ。この道を降りて行くんだ」とコナーさん。

“道”・・・どこに道があるのでしょうか。しばし困惑します。

ようやく見つけた‟獣道‟を下ること数分。目の前に海が見えてきました。

こちらがコナーさんおすすめの“リトル・ベイ”です。

海水の透明度が、いかにもカリブらしいです。

崖の上から見た限り、誰もいません。今なら完全なプライベートビーチ!さあ、リトル・ベイに降りましょう。階段を探していると、1本の黄色いロープが。

階段なんてありませんでした。このたった1本のロープをつたって、垂直に近い崖を降りる以外の方法が無いのです。つまり、スリルと引換に崖を下った者だけがリトル・ベイに辿り着けるのです。

当然ですが、帰りはロープを登ることになります。どうりで誰もいないわけです。

360°カメラ

降りることができなかったリトルベイ(アンギラ) – Spherical Image – RICOH THETA

◆最先端アートと高価な「日本製という仏像」

ミーズ・ベイ池近くのルート1(メインの道路)沿いには、アンギラの最先端アートとアンティークのお店が並んでいます。

まずは、他の島々から漂着した流木をアートとして再生利用している専門店チェディーズ流木スタジオ

店内は自然光を利用したエコロジーな空間で、独創的な作品が展示されています。購入することも可能。お土産としても良いかもしれません。

こちらは、恐らくネコです。アンギラの最先端なモダンアートを心ゆくまで堪能出来ました。

その向かいにあるのは、アンティーク専門のお店“The GALLERIA World Art & Antiques”。

カリブと言えば「海賊」。きっと、‟アンティーク=海賊が奪い取ってきた戦利品“です。どんな秘宝が眠っているのでしょうか。

店内に入って目に飛び込んできたのは、様々な国の骨董品。さすが海賊です。

中には、かなり古い時代に作られたブッタ像も。店主に話を聞いてみると、この日本製という仏像は、200万円以上の価値があるとのこと。しかし、よくよく聞いてみると、こちらで展示・販売されている物は、店主自ら色々な国へ赴き収集した品々。「カリブの海賊が収集したお宝」ではなく、「カリブの目利きが買い付けたお宝」でした。店主は「姪が新宿で日本語を勉強中だよ」と、嬉しそうに教えてくれました。

◆アンギラで一番古い家

1632年、イギリスから侵攻を受け植民地となったアンギラ。町を探索していると、植民地時代の名残を見つけました。

1700年代後半に建設された“Wallblake House”。この島の中で最古の家屋です。

敷地内にある石碑には、奴隷によってこの邸宅が建設され、更にここで砂糖と綿を栽培したことが記されています。

Wallblake Houseの横には後年に建設された教会があり、お祈りにくる人たちの声で溢れていました。

◆地元の人気レストランでカリブ料理を堪能

カリブ料理と聞いて思い浮かぶメニューはあるでしょうか。日本では専門店を見かけることが少なく、いまいち想像がつきません。そこで、地元で人気のレストラン“Tasty’s”へ行ってみました。

お店の入り口にはバーカウンターがあり、奥にはダイニングが広がっています。

まずは、バハマ料理として有名な“コンク貝”のフリッターを注文(16ドル)。コンクは、カリブを始め幾つかの国で食されている貝です。その貝殻は天然の宝石とも表現されており、インテリアとしても活用されているとか。

サクッとした生地の中に、歯ごたえの良いコンクの身が多く使われていました。

続いて、ハワイでもお馴染みの“マヒマヒ”ことシイラを使った一品。豆を使ったソースでいただきます(24ドル)。淡白で臭みもなく食べやすい。

こちらは、“海老のソテー”(24ドル)。海鮮を使った料理が多い印象です。

しかし、肉料理も負けていません。“豚肉のソテー”は、肉厚ながらも柔らかく、甘めのサルサのようなソースとの相性が抜群でした(24ドル)。

アンギラを訪れた際は、地元の食材を活かしたカリブ料理を堪能してはいかがでしょうか。

◆アンギラと人工知能

スーパーマーケットでは、採れたてのココナッツが売っています。

信号機が殆どない代わりに、スピード防止帯が多く設置されています。日本よりも段差(ハンプ)が激しいので、話ながらの運転は気をつけましょう。

宿泊した“Easy Corner Villas”は、Wi-Fiとテレビを完備。しかし、残念ながらWi-Fiもテレビも利用することが出来ず、とても静かな夜を過ごせました(1泊180ドル/1名)

すれ違う車や人に対し、大音量でクラクションを鳴らすコナーさん。理由を聞いてみると「友達への挨拶だ」とのこと。

さて、ドメイン「.ai」を提供するアンギラで暮らす人々が、人工知能と密接な生活を送っているかもしれない件ですが、ご覧の通り、日常生活の中においては、人工知能と無縁な生活を送っていることがわかりました。

これからも「.ai」は、人工知能のドメインとして増え続け、「アンギラ」を知る人も増えていくでしょう。

でも、アンギラで暮らす人々は、そんなことも知らずに、穏やかな時間が流れる生活に身を任せている気がしました。

■アンギラまでのアクセスはこちら

■アンギラのドメイン「.ai」についてはこちら

アンギラへの行き方

ビザの申請は必要ありません。アメリカ、プエルトリコを経由してアンギラへ行く場合、ESTAの申請が必要。パスポートはお忘れなく。
出国の際は、“出国税”を支払う必要があります(20ドル)。

《 空路 》

日本からプエルトリコへ


直行便はないので、アメリカ国内(ダラス、シカゴ、アトランタ、ニューヨークなど)で、1~2回の乗り換えを行う。航空会社もアメリカン航空、デルタ航空、USエアウェイズ、ジェット・ブルーなど毎日多数乗り入れている。所要時間22時間~。エコノミーなら往復約77,000円~。なお、90日以内の観光目的の滞在ならビザは不要だが、アメリカ自治領のためESTAの取得が必須。

プエルトリコからアンギラへ


プエルトリコのルイス・ムニョス・マリン国際空港から、アンギラへの直行便がある。片道約3万円。

往路 シーボーン航空 BB4638

プエルトリコ
ルイス・ムニョス・マリン国際空港
(SJU)

13:55 発

約1時間5分
アンギラ
クレイトン J. ロイド国際空港
(AXA)

14:55 着

復路 シーボーン航空 BB4638

アンギラ
クレイトン J. ロイド国際空港
(AXA)

15:25 発

約1時間5分
プエルトリコ
ルイス・ムニョス・マリン国際空港
(SJU)

16:30 着

※2018年4月現在の情報

アンギラのクレイトン J. ロイド国際空港(空港コード:AXA)。
アンギラのクレイトン J. ロイド国際空港

空港内にはファストフードのお店あり。
空港ファストフード店

国際電話もできます。
空港の電話

《 海路 》
セント・マーチン島 マリゴ(Marigot)の船着き場ギャール・マリティム(Gare Maritime)からアンギラ ブローイングポイントフェリーターミナル(Blowing Pont Ferry Terminal)まで、フェリーが運航している。終日、午前7時30分から午後6時15分まで(アンギラから出発)。セント・マーチン島からアンギラへの最終便は、午後7時。フェリーは約45分ごとに運行され、所要時間は約25分。片道運賃20ドル前後(フェリー会社により異なる)。

正式な入国手段としては小さすぎる気もする“レディ・マリア号”。
レディ・マリア号

案の定、船内パンパン。出航後に運賃を支払います。
レディ・マリア号2

セント・マーチン島から約25分。「ようこそアンギラへ」
ようこそアンギラへ

海路での入国は、この建物内で審査を受けます。お手洗いは、ありました。
入国審査建物

現地の情報


アンギラは、カリブ海 リーワード諸島にあるイギリス領の島。島のすぐ南方にはセント・マーチン島がある。

首都 バレー (The Valley)
言語 英語
時差 日本との時差は-13時間。アンギラの方が遅れている。サマータイムはない。
気温 年間を通して常夏
気温は24°C~31°C
通貨 米ドル可
コンセント形状 Aタイプ
Wi-Fi Softbankのローミング不可
GlocalmeのWorldWide不可
Wi-Fi利用可のホテルに宿泊したが使えなかった
全土で利用できず。
タクシー
フェリーターミナルからダウンタウンまで約$24
4時間貸切で$110
Uber