“迷彩服を着ると逮捕”、“10歳からお酒が飲める”、“男性は「ベンジョ」でパワーをつける”・・・オンラインカジノ発祥の地アンティグア・バーブーダに行ってみた

「軍人以外が迷彩服を着ると逮捕される」、「法律で10歳から飲酒OK」という噂があるアンティグア・バーブーダ。オンラインカジノ発祥の地でもあります。ドメイン探検隊は、噂の真相を確かめに行ってきました。割り当てられているccTLD(国別コードトップレベルドメイン)は、「.ag」です。

※取材は2020年2月上旬に行われました。

◆アンティグア・バーブーダはどこにあるか?

アンティグア・バーブーダは南北アメリカ大陸に挟まれたカリブ海に浮かぶ島で、リゾート地として人気です。国名は、2つの主な島、アンティグア島とバーブーダ島の名前を合わせたものです。現地の人は“アンティグア”とは言わず、“アンティガ”と発音します。面積は443km2、日本の種子島と同じくらいの大きさで、約8万人が暮らしています。イギリス連邦加盟国で、英連邦国の一国です。日本の電源プラグがそのまま使えます。使用されている通貨は、東カリブドルです(1東カリブドル=約40円)。

= 目次 =

◆ゴーストタウンのような観光客向けショッピングストリート

◆軍人以外が迷彩ファッションをしたら逮捕される理由

◆世界遺産「アンティグアの造船所と関連考古遺跡群」

◆毎日違うビーチに行けちゃう365ヶ所のビーチ

◆男たちは「ベンジョ」でパワーをつける~アンティグア・バーブーダの食事事情~

◆オンラインカジノ発祥の地は国籍も購入できる~アンティグア・バーブーダいろいろ~

◆小学生からお酒が飲めるのは本当か?

◆現地でのSIM購入&速度調査~アンティグア・バーブーダ編~

 


◆ゴーストタウンのような観光客向けショッピングストリート

アンティグア・バーブーダへ行くには、アメリカまたはカナダを経由します。我々は、モントセラトの取材の後、アンティグア・バーブーダに戻りました。ドメイン島巡りは、小型プロペラ機の移動が多いのですが、着陸はいつもこんな感じです。揺れまくります。

VC バード国際空港に到着。ダウンタウンへ向かいます。

快晴。亜熱帯気候の強い日差しが降り注ぎます。

ヒツジやヤギを中心とした牧畜が盛んで、空港近くのソーラーパネルを設置した場所に放し飼いにされていました。放し飼いにするとソーラーパネル周辺の植物を食べてくれるため、管理するコストの30%削減を見込めるそうです。

空港からタクシーで約20分、11米$(約1,168円)でダウンタウンに着きました。大音量でレゲエミュージックが流れています。モントセラトのジャックボーイヒルでも、レゲエが爆音でかかっていました。

三つ編み(ブレード)をお団子にしている女性が多いです。

メインストリートには現地の人がたくさんいるのに、観光客向けのショッピングストリートはゴーストタウンのよう。誰もいません。

観光地によくある“ここから世界の主要都市までの位置”。「東京はこっち」。かなり適当です。できれば距離も書いて欲しいですね。


◆軍人以外が迷彩ファッションをしたら逮捕される理由

アンティグア・バーブーダではファッションとして迷彩服を着る事が禁止されています。日本人からすると驚いてしまいますが、本当でした。

タクシーの運転手、チャッキーさんによると、迷彩服を持っているだけでもいけないらしく、軍隊の人だけが着用を許可されているとのこと。警察官にみつかると1回目は注意ですみますが、2回目は逮捕されます。

ちなみに、チャッキーさんに島の案内をお願いする際は、こちらにお問い合わせください。

念のため、街にいた地元の人5名にも聞きましたが、全員「違法だよ」と言っていました。捕まると2,000ドルの罰金または1年間の懲役を科せられるそうです。また、イギリス政府のサイトにも、”迷彩服を着ることは、子供を含め誰でも犯罪になります。”と書かれています。確かに、滞在中は迷彩ファッションを見ることはありませんでした。

なぜ迷彩服を着ると違法なのでしょうか?1995年、非常に強力なハリケーン「ルイス」がアンティグア・バーブーダに上陸し、約3,000人の住民が家を失いました。タクシードライバーのチャッキーさんによると、食べ物に困った住民の一部が迷彩服を着て窃盗を働き、軍隊と一般人の区別がつかなくなりました。そのため、迷彩服を着るのが禁止されたそうです。最近では2018年に、税関職員がアンティグア・バーブーダ国防軍(ABDF)の軍服に似ている迷彩服を持っているとして、起訴され監禁されました。国防軍が着用する迷彩柄の軍服はこんな感じです。

参照元 http://abdf.gov.ag/potential-junior-non-commisioned-officers-cadre-0115/

実は、迷彩服を着用または所持することを禁止している国は多いのです。民間人が迷彩服を着ていると兵士や警察と混同したり、テロ組織の攻撃対象になる可能性もあることが理由です。迷彩服の着用を禁止している国は11か国あって、フィリピンやサウジアラビアでも違法です(2020年9月15日現在)。ただ、ビーチにいたおじさんは、「迷彩のズボンを履いてビーチにいたけど問題なかったよ」と笑いながら言っていました。観光客は大目にみてくれるのかもしれません。


◆世界遺産「アンティグアの造船所と関連考古遺跡群」

ネルソンズ・ドックヤードは、2016年に登録されたアンティグア・バーブーダの世界遺産です。イギリス海軍が18世紀に完成させた造船所で、現存する最古の造船所だと言われています。入場料は20.8東カリブドル(約832円)。

敷地内は綺麗に整備され、古い石造りの建物が並んでいます。イギリスが1632年に植民地としてアンティグア・バーブーダを獲得した後、アンティグア島の南側に位置する、フランス領グアドループ島の監視をするため、海軍基地の中心となりました。

1700年代に建てられた建物は修復され、今では博物館やホテル、レストラン、海軍将校宿舎などに様変わりしています。こちらは博物館。

博物館には女性をモチーフにした船首像も飾ってありました。船は女性名称でsheと呼ぶそうです。

観光地名物も、ちゃんとあります。

こちらはお土産屋。A&F Sails。Tシャツを売っています。

ヨットで来た人のためのイミグレーション(出入国管理事務所)もあるヨット―ハーバー。セーリングやヨット大会の本拠地でもあります。

世界遺産「アンティグアの造船所と関連考古遺跡群」(アンティグア・バーブーダ) #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

大西洋を横断したボート。イギリス出身のジェームズ氏は116日をかけて、3,479マイル(約5,600km)を人力でボートを漕ぎ、スペインから大西洋を渡ってアンティグア・バーブーダにやってきました。

ボートを漕ぐにあ一日あたり、8,000カロリーが必要で、100日漕ぐと体重15~20キロ落ちたのこと。ネルソンズ・ドッグヤードは、のんびりと散策しても2時間あれば十分でした。


◆毎日違うビーチに行けちゃう365ヶ所のビーチ

アンティグア・バーブーダには365もビーチがあるので、1年365日、毎日違うビーチに行くことができます。カリブ海の暖かく穏やかなビーチばかりで全て一般に公開されています。同国出身のジャズシンガー、ロンダ・トーマス氏は「365 Beaches」という曲を歌っています。

地元の人達にお勧めのビーチを教えてもらいました。

 

カフェやBarもあり、美しい浜辺でのんびりとくつろげます。マリンスポーツも人気です。

タクシー運転手さん一押しのビーチ「アンティグアビレッジ」(アンティグア・バーブーダ) #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

 

  • 誰でもインスタ映え「イングリッシュハーバー」

シャーリーハイツという丘から、イングリッシュハーバーを見下ろせます。どんな人でも美しい海の写真を撮れる絶景スポットです。

こちらは、イングリッシュハーバーの浜辺からの写真。

 

  • ギターの神様、エリックプラクトン氏の別荘に泊まれるマモラ湾

1週間50,000米ドル(約530万円)で泊まることができます。 島内には1998年にエリックプラクトン氏が開設した薬物中毒更生施設「クロスロードセンター」もあります。


◆男たちは「ベンジョ」でパワーをつける~アンティグア・バーブーダの食事事情~

カリブ海から収穫された食用海藻にミルクや砂糖を加えたドリンクは「ベンジョ(Benjo’s Semoss)」と呼ばれています。なんでも、精力剤的な作用もあって、これを飲んだ男性は勃起増強がはかれるそうです。ボトルには高波が押し寄せてくるイラストが、その力強さを物語っています。試しに、どめいん探検隊男性スタッフ2名が飲んでみました。しかし、歳のせいでしょうか、何の変化も見られません。ビッグウェーブは来ませんでした。アーモンドミルク味で飲みやすかったです。現地の人はドリンク剤のようによく飲んでいるそうです。8.05東カリブドル(約322円)。

 

アンティグア・バーブーダではサトウキビ栽培が盛んです。道端でも売られています。かじると甘い汁がでてきました。

 

郷土料理と言えば、白身の魚を塩漬けしたソルトフィッシュ(写真左側)が有名。写真右側の緑色のペーストは、ほうれん草、オクラ、カボチャ、ナスを合えたもの。手前の焦げたちくわのような物は、揚げバナナです。

 

ダウンタウンのホテルに宿泊した際、現地の人気店を尋ねたところ、こちらのピザ屋「Big Banana」を教えてくれました。サングラスをかけたバナナのイラストが目を引くお店です。空港にも支店があります。

店員さんの女性。髪型がかわいい。

ミディアムサイズのシーフードピザ。26.09東カリブドル(約1,043円)。1時間待ちましたが、具沢山で美味しかったです。ボリュームもあって3人でお腹いっぱいになりました。

 

アンティグアビレッジのレストラン、「Ana’s on the Beach

海を眺めながら美味しいシーフード料理が食べられます。

揚げバナナの上にミートソースがのったおつまみ。39.13東カリブドル(約1,565円)

マヒマヒという白身魚のグリル。36.52東カリブドル(約1,460円)。

ピリ辛ケジャン炒めの海老。39.13東カリブドル(約1,565円)

 

シーフードレストラン「Papa Zouk

オシャレな店内。壁に魚や南国風の女性が描かれていました。

海老やチキンのフリッター。こちらでは、カラマリと呼びます。30東カリブドル(約1,200円)。

鮮魚のまる揚げ。60東カリブドル(約2,400円)。

 

コストコみたいな大型スーパー「1st Choice」。

野菜は全てアンティグア・バーブーダ産。クレジットカードで支払う場合は、パスポートの提示を求められます。

一番左は熟したプランテン、真ん中は熟していないプランテン、一番右がバナナです。プランテンはバナナの一種で、クッキングバナナとも呼ばれ、バナナよりも固く糖分が少なく、蒸したり茹でたり揚げたりと、調理が必要です。

熟していないプランテン、人気がありますね。

5種類も醤油が売っていました。しかしタクシー運転手さんによると、アンティグア・バーブーダに日本食レストランはないそうです。

IRON BEERはノンアルコールのジュース。ガラナのような味でした。2.2東カリブドル(約88円)

宝くじ売り場もありました。


◆オンラインカジノ発祥の地は国籍も購入できる~アンティグア・バーブーダいろいろ~

  • カーレース場。タクシーの運転手さんの従兄弟がマツダのRX7で出場したことがあるそうです。

500mを競います。

 

  • サー・ビビアン・リチャーズ・スタジアムは、国際クリケット評議会(International Cricket Council)が主催した「ICC World Cup 2007」を開催するために建てられました。約10,000人の観客を収容。かつては、イギリスの植民地だったことから、クリケットは国民的スポーツとして親しまれています。

スタジアムの名前は、ヴィヴリチャーズ氏に由来しています。同氏はアンティグア・バーブーダ出身で、元クリケット西インド諸島代表。クリケットの長い歴史に置いて、世界を代表する選手の一人とされています。

座席の色が国旗のデザインになっています。

 

  • 車の種類によって異なるナンバー。アンティグア・バーブーダでは、車の種類によって、ナンバープレートのアルファベットが異なります。例えば、一般車のナンバープレートは「A 数字」や「ABC 数字」、車体が大きいと「C 数字」、レンタカーは「R 数字」バスのナンバープレートは「BUS 数字」、タクシーは「TX 数字」などです。プレートの一番下には、” LAND OF SEA AND SUN(海と太陽の国)”と書かれていました。

警察車両は「ABP 数字」。フロントの「POLICE」がなぜか反転しています。

 

  • 1994年、アンティグア・バーブーダでは世界初となるオンラインカジノ運営ライセンスを発行する法律が可決されました。同国で発行されるオンラインカジノ運営ライセンスの信頼度は高く、現在でも多くのオンラインカジノ運営者がライセンスを取得しているオンラインカジノの人気国です。https://mybookie.ag/

https://www.wildcasino.ag/

 

  • 日本は多重国籍を認めていませんが、アンティグア・バーブーダでは認められており、10万米ドル(約1,060万円)で国籍を販売しています。同国が発行する外国人向けパスポートのうち中国人向けに発行された割合は40%以上、グレナダでは80%以上と言われています。

参考 「国籍」のコモディティ化で二重・三重国籍は当たり前に? 国籍販売市場の興隆と噴出する問題

 

  • 悪魔の橋“Devil’s Bridge”。荒天時は高波にさらわれてしまいそうです。

 

  • タピオカ店発見。残念ながら閉まってました。

 

  • 先がとんがった船のような家。

 

  • ピラニアジョー。ピラニアを食べられる?!と思ったら、Tシャツ屋さんでした。

 

  • アンティグア・バーブーダはイギリスから独立していますが、イギリス連邦加盟国です。裁判はイギリスとスカイプで行います。「THE INDUSTRIAL COURT」(産業裁判所)がありました。メールアドレスはアンティグア・バーブーダのドメイン「.ag」が使われています。

「.ag」は政府の機関やお店を除き、ほとんど見かけませんでした。


◆小学生からお酒が飲めるのは本当か?

「アンティグア・バーブーダでは10歳から飲酒できる。」というインターネット記事がありました。この事実が本当かどうか、街にいた地元の人5名にも聞きましたが、全員「違うよ!」とはっきり否定。じゃあ何歳から飲酒が可能か聞いてみると、18歳と答えた人が多いものの、21歳という人もいれば16歳という人もいて、回答はバラバラでした。奥様が5人いるタクシー運転手のチャールズさんの回答は「18歳からだね」でした。

改めてアンティグア・バーブーダ政府のサイトで調べてみます。すると、飲酒及び購入は18歳からと書かれていました。10歳から飲酒できるという情報は間違いです。

参考
Results From The 2005 National Survey On Drug Use Among Secondary School Students

World Travel Guide > Antigua and Barbuda

飲酒は2015年の酒類法で16歳から18歳に変更されたという記述もありました。現地の人の認識がバラバラなので、この変更の影響かもしれません。

参考
tripadvisor.com


◆現地でのSIM購入&速度調査~アンティグア・バーブーダ編~

「.ag」を使っているInetのSIMカードを空港で購入しました。1週間3GB、 30米ドルでした。ホテルで計測すると33Mbpsでした。

ホテルの部屋のWIFIは、1.5Mbps。GiGSKYのeSIMは3.6Mbpsでした。Glocalmeは空港で使えませんが街中では使えました。スピードは6.1Mbps。


■今回訪れた場所

■ アンティグア・バーブーダまでのアクセスはこちら

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■「com.ag」ドメインの詳細はこちら

■「net.ag」ドメインの詳細はこちら

■「nom.ag」ドメインの詳細はこちら

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フリーパスで行けるカジノとNintendoが人気のセントルシア

片道40時間をかけてツバルに行ったり、マルタでマルチーズ犬を探し出すドメイン島巡り、第11回目の巡り先はセントルシアです。ccTLD(国別コードトップレベルドメイン) は、”Limited  Company(株式会社)” などの意味でも使われている「.lc」。なお、本文内のドル表記は、すべて東カリブ・ドル(XCD)となります。

◆セントルシア、どこにある?

カリブ海の小アンティル諸島にある島国です。また、イギリス連邦に加盟する英連邦王国の1つです。

= 目次 =

◆お祭りの帰りに聞いた謎の音

◆身分証明書不要?!ゲームセンターみたいなカジノに潜入

◆Nintendoはセントルシアでも大人気

◆予約して行きたい「セントラル・ベーカリー」

◆セントルシアにある2つの空港

◆現地でのSIM購入方法&速度調査 ~セントルシア編~

◆街で見かけない「.lc」ドメイン

 


◆お祭りの帰りに聞いた謎の音

セントビンセント及びグレナディーン諸島から飛行機で約25分。セントルシアの首都カストリーズから最も近いジョージF.L.チャールズ空港に到着しました。レンタカーの受付や、タクシー乗り場があるだけのこぢんまりとした空港です。現地SIMの売り場も見つかりませんでした。

この日は金曜日。毎週金曜の夜にストリートパーティーが開催されるという、グロスアイレット地区に移動します。お祭りっぽいイルミネーションが施されたグロスアイレットのドーフィン通り。

まだ人はいません。

少し歩くと、テントで作られた露店が見えて来ました。毎週開催されているからでしょうか、思ったよりも混み合っていないので、歩きやすいです。

トビウオのフライなどが並んでいます。ツナ(マグロ)が入っている揚げパンを購入しました。日本のツナサンドに似た味わい。価格は5ドル(約200円)。

こちらでは列が出来ています。人気店のようなので並んでみます。

揚げなすやひよこ豆などのサイドディッシュから、魚介や鶏肉などのメインも豊富です。

ロブスターとチキンレッグ(もも肉)を焼いてもらいました。購入したものは、露店内のスペースで食べることが出来ます。

ロブスターの価格は50ドル(約2,000円)でした。下茹でがされており、香ばしい焼き目がついています。お祭り価格なのでしょうか?少し高いような気もします。サイズによって価格が違うので、ご注意ください。

スパイシーな香味ソースが掛かっているチキンレッグは、30ドル(約1,200円)。どちらも、デフォルトでフォークが突き刺してあるのが何とも言えません。

時間が経つに連れて人が増えてきました。お酒を提供している露店も賑わいを見せはじめます。

セントルシアの名所の1つである“ピトン山(Pitons)”をイメージした地ビール。その名もPiton。コロナ・エキストラのような雰囲気がありますが、ライムを搾ったりはせずにラッパ飲みするのが地元流のようです。価格は6ドル(約240円)。

ラム酒の発祥とされるカリブ地域では、フルーツジュースと割ったラムパンチも好まれています。注文をしてからお洒落にシェイクしてくれるわけではなく、すでに混ざった状態のボトルが出てきました。シェイクしている時間はないぐらい売れるのかもしれません。価格は10ドル(約400円)。

手芸品も販売されています。お土産として買うのにも良さそうですね。このお祭りは深夜1時終了とのこと。

お祭りを堪能した我々は、歩いて宿泊施設に向かっていると、奇妙な音に気がつきました(場所はこちら)。付近には茂みがあるので、最初は鳥やコウモリや昆虫の鳴き声では?と思ったのですが、機械的な音のようにも聞こえます。時刻は午後9時。Castries-Gros Islet Highwayを走る車の音以外で耳につくのは、この奇妙な高音だけです。何の音だったのでしょうか?


◆身分証明書不要?!ゲームセンターみたいなカジノに潜入

ロドニーベイにあるショッピングモール「Baywalk Mall」。日本のイオンモールを彷彿とさせる大きさです。駐車場は混雑しており、空きを待つ車が列を作っていました。

建物内に入ると、まるで商店街で軒を連ねるようにお店がずらっと並んでいます。カラフルで可愛らしい内装です。

そして、このショッピングモールの中に、カジノがあるのです。

午前11時から午前1時までの営業、入場無料。18歳以上しか入れません。年齢制限もあるし、我々観光客には、身分証明としてパスポートの提示を求めるケースが大半です。しかし、ここでは身分証明を何も求められず、入場できました。

2階建てのショッピングモールの1階と2階の一角に構えるだけあって、カジノの中は広い。スロットマシンは、かなり古いタイプ。USドルも使えます。東カリブ・ドルがすべて無くなっても安心ですね。


◆Nintendoはセントルシアでも大人気

首都カストリーズのブルー・コーラル・モールに、インターネットカフェを発見。東京で例えると銀座あたりでしょうか。専門店が並ぶ町中にあります。

こちらは、インターネットカフェを運営しているTIBBS TECH SOLUTIONSです。PCの修理やプリントサービスなども提供しています。15分間利用できるコースを購入。価格は3ドル(約120円)でした。

SIMと同様に速度を計測してみると、3.9Mbps。動画などを見るには適していないかもしれませんが、調べ物をする程度なら問題ありません。

お店を出ると見覚えのあるキャラクターたちと目が合いました。どうやら家庭用ゲームが楽しめるお店のようです。

熱中している若者が数名。

せっかくなので、Nintendo Switchでマリオカートをやってみることにしました。プレイ料金は、15分で2.5ドル(約100円)。

店員さんがストップウォッチを準備。5分オマケしてくれたのでプレイタイムが20分になりました。プレイ開始と同時に、ストップウォッチが押されます。

世界のどこでやっても白熱して楽しいマリオカート。店員さんの苦笑いをよそに、レースに没頭しました。

店内を見渡すと、スナックや飲料も買えます。また、ゲーム機本体も販売されています。町の電気屋のような部分も兼ねているのかもしれません。マリオ、そしてNitendoの偉大さを噛み締めた20分でした。

このモールにあるフードコート。中華料理屋が1店舗だけありました、何料理を食べよう?と迷うことがありません。

ドメイン島巡りの定番になりつつあるチャーハンと、鶏の甘酢あんがけです。チャーハンは麦ご飯のようで、炒め料理には不向きな印象。美味しそうな見た目とは裏腹な味のセットは19ドル(約770円)。あまりオススメできないチャーハンでした。


◆予約して行きたい「セントラル・ベーカリー」

首都のカストリーズは観光客も多く、町はとても賑やかです。中央市場に行ってみましょう。

場内に入ってみると鮮やかな衣装や、麦わら帽子などが売られていました。

外にはテントで作られたお店がズラリと並んでいて、野菜や服が売られています。

お店の人が履いてきた靴を並べたように見えますが、靴屋のようです。

女性が群がるこのお店、何を手に取っているのかと見てみると、付け毛(ヘアウィッグ)でした。カリブのお洒落には必需品なのでしょうか。

市場から離れ、歩いて5分の場所にパン屋を発見しました。セントラル・ベーカリーというお店です。

ガラガラのショーケース。ほとんど商品がありません。来客が絶えない人気店です

予約をすれば、好きな色の食パンを作ってくれます。予約をしていない我々は、残っていた2種類のパンを購入。

1つ目は、マフィンです。価格は2ドル(約80円)でした。スコーンのように固めの生地ですが、ブルーベリーが練り込んであり程よい甘さ。朝食にも良さそうです。

2つ目は、ルックスで購入してしまったパウンドケーキのようなものです。価格は、2ドル(約80 円)。期待を裏切らぬ大変な甘さで、食べるのに少し苦戦してしまいました。

パン屋の近くにはセントルシアで最も大きいとされる聖堂、ザ・マイナー・バシリカ・オブ・ザ・イマキュレート・コンセプション(カテドラル)があります。

聖堂内は細部まで装飾が施されており、非常に美しい教会です。他の大聖堂とはまた雰囲気が異なります。屋根や窓に施されたステンドグラスも素敵です。

2019年現在は一部修復中でしたが、カストリーズを訪れた際は是非訪れてみてください。360°カメラの写真はこちら。

ザ・マイナー・バシリカ・オブ・ザ・イマキュレート・コンセプション(セントルシア) – Spherical Image – RICOH THETA


◆セントルシアにある2つの空港

セントルシアには2つの空港があります。首都から近く隣国からの便の発着が多いジョージF.L.チャールズ空港と、カリブ地域以外からの発着便が主なヘウノラ国際空港です。カストリーズからヘウノラ国際空港に向かうルートを検索すると、車で1時間以上かかると判明。

空港へ向かう道中、デナリー湾から北大西洋を見ることができました。カリブ海とはまた違いますが、綺麗です。

ようやく、ヘウノラ国際空港に到着。

出国審査などを終えると、ターミナルやフードコートは多くの搭乗者でごった返していました。

飛行機の離発着状況を見ると、この混雑も納得できます。大手航空会社が乗り入れており、アメリカはもちろん、カナダやイギリスへも行くことができるのです。

jetBlueはカリブ地域に強い航空会社で、ニューヨークなどの都心部へ向かう便もあります。


◆現地でのSIM購入方法&速度調査 ~セントルシア編~

セントルシアでは、”FLOW”と”Digicel”という通信会社がポピュラーなようです。

まずはFLOW。店員さんがアクティベーションまで行ってくれます。購入したのは3日間で300MBのプラン。価格は10ドル(約400円)でした。

快適ではないものの、不自由なく使えました。速度テストサイトで計測してみると、71kbpsでした。

続いては、オセアニアでもお馴染みのDigicelです。

こちらもアクティベーションまで行ってくれました。購入したのは1日間で300MBのプラン。価格は15ドル(約600円)。

同じく速度を計測してみます。5.3Mbpsでした。快適ではないですが、町中でも問題なく利用することが出来ました。


◆街で見かけない「.lc」ドメイン

セントルシアのccTLD「.lc」を、街で探してみました。
不動産屋で使われているのを発見。しかし、店舗のホームページは「.com」を使用しています。

さらにもう1つ、と行きたいところですが、同じドメイン名「candw.lc」が使われていました。どうやら地元のインターネットサービスプロバイダが、メール専用として提供しているドメインのようです。ドメイン島巡りでは、現地のドメインが現地でどのように使われているのか、毎回調査していますが、残念ながらこの他に「.lc」ドメインを見つけることはできませんでした。

街では見かけませんでしたが、セントルシアの政府機関やピザ屋、不動産屋、様々な国のサービスで「.lc」は使われています。

 


 

■ 今回訪れた場所

 

■ セントルシアまでのアクセスはこちら

■ .lcドメインの詳細はこちら