片側のドアが無いセスナで世界遺産を遊覧飛行、広島カープ愛に溢れたお店でコウモリを丸ごと食べるパラオに行ってみた

第一次世界大戦後から第二次世界大戦で日本が敗戦するまで、日本の委任統治領だったパラオには、チチバンドはブラジャー、ダイジョーブは大丈夫を意味する「日本語と似たような単語」がたくさんあります。マリンリゾートというイメージが強いですが、10匹以上の番犬に守られている神社や片側のドアが無いセスナで高度450mまで行ったり、1匹まるごとコウモリの入ったスープを食べてみたり、親日国家パラオの魅力を調査してきました。パラオに割り当てられているccTLD(国別コードトップレベルドメイン)は「.pw」です。

◆パラオはどこにあるのか?

パラオは日本から真南に約3,000kmの場所にある、大小586の島々からなる共和制国家です。グアムの南西に位置し、日本と時差がありません。パラオ語と英語が使われており、世界で唯一日本語が公用語のアンガウル州もあります。人口は18,094人(2020年)、世界で4番目に人口が少ない国です。使用されている通貨は、ドルです(1アメリカ・ドル=131円※)。※2023年3月時点。

= 目次 =

◆日本語だけでダイジョーブではないパラオ

◆恐怖!片側のドアが無いセスナで遊覧飛行

◆何でも揃いそうな大型スーパーになかったもの

◆10匹以上の番犬に守られている南洋神社

◆【閲覧注意】1匹まるごとコウモリの入ったスープ~パラオの食事事情~

◆パラオで見つけた広島東洋カープ愛~パラオいろいろ~

◆街で見かけない.pwドメイン

◆現地SIM速度調査~パラオ編~

 


◆日本語だけでダイジョーブではないパラオ

我々ドメイン探検隊は台湾を経由してパラオへ向かいました。水曜日に台湾を出発、土曜日に戻る便に乗るプランです。機内は満席でした。台湾を出発してから約4時間、パラオの島々が見えてきました。

パラオ国際空港で使用できるWiFiは「PNCC PROMO HOTSPOT」です。

機内で配られた入国審査フォームと、記入済健康申告書のQRコードを用意して入国準備は万端。と思いきや1時間以上も並ぶことに。。。原因は健康申告書のQRコード読み取りに時間がかかっていたのです。パラオは湿度が高くまるで東京の真夏のような気温。汗だくになりながら入国審査の列でひたすら待ちます。QRコードで事前に入力するよりも、その場でもらった審査の際に紙に書いた方が早かった。。。ようやく我々の順番になると、コロナウイルスワクチンを何回接種したかなど、係官がメモをとっていました。入国審査では帰りの便のEチケット提示を求められるので、事前に準備しておきましょう。

常にマスク着用を促す注意書きがありました。空港職員は誰もマスクをしていません。どういうことでしょう?この後行ったダウンタウンでも誰もマスクをしていませんでした。もしかしたら撤去し忘れていたのかもしれません。

空港にあるお店は全て営業時間外。閑散としていました。

空港を出て宿泊先に向かいます。我々は宿泊サイトで一番安かったパラオホテルを選びました。

パラオは離島にホテルがほとんど無いので、コロール島メインストリートの中心に宿泊すると便利です。

ホテルエントランスの天井にクラゲの写真。かわいいクラゲのキャラクターも出迎えてくれます。

パラオには数百万匹ものクラゲが回遊しているジェリーフィッシュレイクがとても有名で、クラゲはご当地キャラとしても愛されています。しかし地元の人からは、「今はジェリーフィッシュレイクにクラゲはいないよ」と言われました。

ホテルの部屋は広くてとても綺麗。


バイキング形式の朝食は、焼きそばやワカメスープなど日本人が食べ慣れているものが日替わりで提供されています。パラオホテルの無料Wifiは速度が不安定なのでワーケーションには向いていませんが、プライベートでも来たいと思える快適なホテルでした。

日本に統治されていた影響で、パラオ語には約1,000語の日本語由来の言葉が存在し、パラオ語の2割くらいは日本語に由来していると言われています。我々も「ダイジョーブ」という単語を何度か聞きました。とはいえ、コミュニケーションを取る時は殆ど英語。日本語で会話ができるわけではないのです。

 


◆恐怖!片側のドアが無いセスナで遊覧飛行

2012年に世界遺産に登録されたパラオの「ロックアイランド群と南ラグーン」をセスナで上空から眺めることができる遊覧飛行を申し込みました。25分で140ドル(約18,300円)~と少し高いですが、ホテルへの送迎も付いています。

スタッフより最初にコースの説明。日本語なので安心です。

パイロットは、ひろさん。日本人です。アメリカの航空会社でパイロットをしていましたがコロナ禍で職を失い、5ヶ月前からパラオで観光用セスナのパイロットに。1日のフライト数は6回で、我々は本日3回目のフライトに乗ることになりました。

いざ遊覧飛行へ出発!あれ?よく見ると飛行機右側のドア(扉)がありません。なんと、ドアが無いまま25分間飛行して高度450mまで上昇するのです。これを聞いたドメイン探検隊の1名は恐怖のあまり搭乗を拒否。ドアが無い理由を聞くと「ドアが無ければ景色が見やすいでしょ?」とのことでした。

結局、ドメイン探検隊から2名とパイロットのヒロさんの合計3名で出発です。もちろんシートベルトを締めていますが、ドアが無いのでやっぱり怖いです。怖くてほとんど写真を撮ることができません。

くじらのような形をした島を発見。ドアが無いおかげで、綺麗な写真を撮ることができます。

写真でも伝わると思いますが、この遊覧飛行でパラオの美しさを存分に感じることができて幸せでした。

 


◆何でも揃いそうな大型スーパーになかったもの

観光はレンタカーを借りるのがおすすめです。我々は1日55ドル(約7,200円)のカローラを選んだのですが、なぜかカタログには載っていないマツダの車が配車されました。ホテルから頼むと、ホテルまで車を持ってきてくれます。レンタル料金も同じなのでマツダの車で調査再開です。

ドミニカ国と同じく、パラオも信号がありません。右側通行です。日本の中古車が一番安いらしく、日本車が多く走っています。バイクは1台も見ませんでした。

運転している車は右ハンドルで日本の車そのままなので、郊外の車がほとんど走っていない道路に入ると、日本に居る感覚で左車線を走ってしまい、つまり逆走してしまって2回ほど対向車が正面から来て焦ったことがありました。写真のように正面衝突したかのような車が放置されているのを何回か見ました。運転をする際はくれぐれも気をつけて下さい。ちなみにレンタカーの返却については、「空港内の駐車場にとめて、車のキーは車の泥除けの下に置いといてください」と言われました。

西側にあるメユッグス島に日本大使館がありました。面白い話が聞けるかもしれません。行ってみましょう。

入口の上に金の菊文様があります。中に入ると日本人スタッフの女性が対応してくれました。女性は、日本でパラオ人の旦那さんと知り合いパラオに移住。最初はパラオの国立病院で看護士として12年間勤務、その時の縁から大使館で働くようになったと話してくれました。現在、パラオ在住の日本人は約260人。コロナ禍により100人程減ったそうです。もしパスポートを無くした場合は、帰国のための渡航書がここで発行されます。ちなみに、大使館の日本人スタッフはパラオのドメイン.pwを知りませんでした。パラオは公の組織でもGmailを使っている人が多いそうです。なお、館内は撮影禁止です。

日本大使館で「観光客に知られていない美味しい日本食レストラン」と「パソコンや電化製品を売っているお店」を教えてもらいました。まずはレストラン「エグゼクティブラウンジ」から行ってみましょう。コロール島のメインストリートから離れた場所にありますが、地元の人に大人気で観光客がほとんど来ない穴場スポット。カラオケもあって日本の歌謡曲も歌えます。大型モニターに「雨ふらないでよ」と表示されていますが、パラオは毎日何度も熱帯雨林気候特有のにわか雨(スコール)が降ってすぐに止みます。

日本大使館スタッフおすすめのお好み焼き(8ドル、約1,000円)を注文。お好み焼きはオムレツのような見た目です。ソースもマヨネーズ味で安定の美味しさです。

天ぷら盛り合わせ(12ドル、約1,500円)もいただきます。ザクザクした食感で衣はパン粉のようです。天つゆは日本人に合うお味でした。特にかぼちゃの天ぷらが美味しかったです。高速Wifiも無料で使えました。

続いて「パソコンや電化製品を売っているお店」に行ってみます。2022年9月にオープンしたパラオ最大のショッピングモール「スランゲル」に到着。

「ALII!」はパラオ語で「こんにちは」を意味します。

入口付近には、元々小さな雑貨屋から始まった歴史がボードにまとめられています。たった2人で創業して、小さなお店から大型ショッピングモールになるなんて、まさにアメリカンドリームならぬ、パラワン(パラオ人、パラオの)ドリーム。店舗名は、パラオの大統領、スランゲル・ウィップス・ジュニア氏と同じですね。

1階の生鮮食品コーナー。広いですね。他に芝刈り機や洗濯機など大型家電もありました。

2階に行ってみましょう。このフロアでは洋服とスマートフォン、パソコン等を売っています。見た目が派手なカラオケ機器もありました。パラオの人はカラオケ好きなのでしょうか?

GALAXY、iPad、iMacを発見。店員にiPhoneがあるか尋ねると在庫切れと言われました。地元の人にもiPhoneを売っているお店を聞いてみると、「パラオでは売っていないから、みんなGALAXYを使っているんだよ」と教えてくれました。何でも揃いそうな大型スーパーでなかったもの、それは、iPhoneでした。

 


◆10匹以上の番犬に守られている南洋神社

南洋神社を訪れました。この神社は第二次世界大戦中、日本の統治下にあった時代に創建された官幣大社です。正面ゲートに到着。奥に大きな家が見えます。

Googleで南洋神社のクチコミを見ると、「敷地に入ると24匹の放し飼いの犬達に吠えられて追いかけられ、ふくらはぎを軽く咬まれた。神社を管理されている人が不在の時は行かない方が良い」と書かれています。不安を胸に坂を上り進んで行くと、たくさんの犬が威嚇してきました。我々をかなり警戒しています。

管理をされている方に南洋神社にお参りに来たと伝えると快く受け入れてくれました。犬にふくらはぎを咬まれることもありませんでした。神社の入口にはパラオと日本の国旗が描かれた狛犬がいます。

階段にはシダ植物の植木がたくさん置かれており、日本ではあまり見ない光景です。奥に本殿が見えてきました。

小さいですがこちらが本殿です。

本殿の隣りにあったのは第二次世界大戦中にパラオで戦死した日本人を弔う碑。裏面に戦死された方の名前が記されていました。

鳥小屋がありました。

中には南国らしい鮮やかなオウムがいます。

南洋神社の近くにはかつてJALの日航ホテルがありました。老朽化により2002年に閉鎖されています。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/a/aa/Palau_Continental_Hotel_in_1977.j pg/375px-Palau_Continental_Hotel_in_1977.jpg

南洋神社は個人が管理する敷地内にあるため、訪れる際は必ず管理者に参拝や慰霊をする旨を伝えてください。

 


◆【閲覧注意】1匹まるごとコウモリの入ったスープ~パラオの食事事情~

パイロットのひろさんから教えてもらったカープレストランへやってきました。カツカレー(10ドル、約1,300円)、海老炒め(12ドル、約1,500円)を注文します。カツカレーはかなりのボリューム。エビ炒めはニンニクが効いていて食がすすみます。

メニューにコウモリのスープ(20ドル、約2,600円)を見つけたので注文。実はパラオの名物料理でコウモリはフルーツを主食としているため衛生上食べても問題ないと言われています。コウモリを食べるというよりは、コウモリの出汁を出すために入れてスープとして食べる事が多いそうです。玉葱、パプリカ、香草などの野菜が入ったコンソメ味で、コウモリの事を考えなければ美味しいです。

なかなか食が進まない我々を見かねた店員さんが、気を使ってコウモリをスープから出してくれました。

恐る恐るコウモリを食べてみます。トリノササミのような肉です。少しだけ臭みがありました。

とてもやさしい店員さん、今度はお口直しの果物をサービスしてくれました。

コウモリの頭と毛が生えている部分は残してしまいました。帰る際に頼んだタクシードライバーのベンさんは「早く呼んでくれたら俺が食べたのに。。。」と残念そう。現地の人は頭も羽も全て残さず食べるそうです。ちなみにベンさんの日本語名は“まさひろ”。おばさんの名前は“ひでこ”、おじさんの名前は“きんたろう”だそうです。

ドメイン探検隊がパラオでイチ押しの和食レストランは「B’s居酒屋夢」です。日本人が経営する居酒屋。お店の名前はB’zが好きだからではなく、オーナーのイニシャルから取っています。

マングローブ蟹(55ドル、約7,200円)。大きめの蟹ですが殻から取りづらくむしりとる感じで、意外と食べるところは少なかったです。しかし味がしっかりしていて美味しかったです。蟹は種類によってあまり味が変わらない気がしました。

揚げ出し豆腐(8ドル、約1,000円)。日本で食べる味付けと全く同じで感動しました。

赤いニワトリロゴが目印のパラオ産ビール、レッドルースタービール。スーパーでも売っているのでお土産にもピッタリ。パラオ語の「ツカレナオス」は「ビールを飲む」を意味しますが、軽く一杯飲むというより、大量のお酒を飲む意味合いが強いとのこと。こちらのお店は送迎もあります。お酒を飲む方でも安心ですね。

コロールメインストリートから少し外れたところにあるパン屋が併設されたエマイメイレイ・レストランにランチを食べに行きました。

「バターフライドチキン(10.5ドル、約1,300円)」を注文。ボリューミーなフライドチキンは味がしないので、タイの定番ソース、ナムチムガイをつけていただきます。衣がパリパリしてスナックみたい。なかなか肉に辿り着けませんが美味しかったです。

こちらは焼きラーメン(10.5ドル、約1,300円)。醤油味のインスタントラーメンを炒めたもので、大きい胡瓜とニンニクが入って日本人に合う味付けでした。

併設されているクマガイベーカリー。どのスーパーにもこちらの食パンが並んでいました。

 


◆◆ パラオで見つけた広島東洋カープ愛 ~パラオいろいろ~

1)地元高校生によるダンスコンテスト

パラオハイスクールの学生によるパラオダンスのコンテストが開催されていました。男子もメイクをしてスカートをはいています。

こちらの衣装も素敵。似合っていますね。

日本の童謡「おたまじゃくしはかえるの子」の曲に合わせて踊っているチームもいました。

 

2)謎の遺跡「ストーンモノリス

コロール島から車で1時間ほど北に行くと、大小様々な形をした石碑が50基ほど点在している遺跡があります。規模は小さいですがイースター島のモアイ像のようです。なぜこの遺跡が作られたのかは不明です。

運がいいと猫のタマちゃんに会えます。タマちゃんには会えなかったのですが、入園チケットを売っているおばさんと一緒に来ていた可愛い女の子、ナニちゃんに会えました。

 

3)日本・パラオ友好の橋
空港とコロール島を結ぶ橋。パラオに来ると何度も通ることになります。

1977年に大韓民国の企業により架橋されましたが、1996年に落橋。現在の橋は2代目で、旧橋とほぼ同じ場所に日本の政府開発援助(ODA)資金により建築され、2002年に落成しました。

橋の下に降りることもできます。地元の家族が釣りや海水浴をしていました。

 

4)WCTC ショッピングセンター

コロール島メインストリートにあるショッピングセンター。地元の人たち向けの掲示板を発見。パラオ軍入隊募集も貼ってありました。

 

5)国立博物館

日本統治時代について日本語で分かりやすく解説されています。

入館料は 10 ドル(約 1,300 円)。

日本が統治していた時代は、パラオ人より日本人の方が倍以上いた事がグラフで分かります。

 

6)カープレストラン

「1匹まるごとコウモリの入ったスープ」を食べたカープレストランは、日本人の奥様とパラオ人のご主人のご夫婦がオーナーです。

店内には広島東洋カープの選手のポスターがたくさん貼られています。

選手のサインと鯉のぼりも。

そうです。カープレストランの「カープ」は広島東洋カープから取ったもので、奥様のひろこさんが同球団の大ファンなのです。

さらに詳しくお話を聞くと、ひろこさんがお店を経営する一方、パラオ人のご主人はカープアイランドという島のオーナーでした!ひろこさんが広島カープのファンなので、島の名前をカープアイランドにしたそうです。カープアイランドは宿泊もできます。日本人も島を購入可能か聞いてみると、パラオ人以外の島の購入はできないが借りることは可能とのことでした。

ちなみに世界遺産エリアの中心に位置する「イノキアイランド」とは、アントニオ猪木氏が名誉オーナーを務めていた島です。パラオの独立前からサンゴの保護活動などを行ってきた猪木氏に、パラオの族長が感謝の証として贈ったと言われています。

 


◆街で見かけないパラオの.pwドメイン

ドメイン探検隊は、その島に割り当てられているドメインがどのように使用されているかを調査しています。しかし、なかなか「.pw」が見つかりません。

セントルシアでもほとんど見つからなかったことを思い出しながら探していると、郵便局で使用されているのを発見。パラオでは「.com」や「.net」が広く使われ、Facebookを活用しているお店が多い印象を受けました。


◆現地でのSIM購入&速度調査~パラオ編~

パラオ用のeSIMはありません。GlocalMeなどWiFiルーターも対応していません。今回は現地SIMを購入しました。事前調査では空港にPNCC(パラオ国立通信公社)のブースがありSIMが購入できるとのことでしたが営業時間外でした。

そのためコロール島メインストリートにあるGlobusPalauで購入。7日間、12GB、25ドル(約3,200円)でした。コロール島メインストリートで計測したところ速度は40Mbpsでした。

 


■今回訪れた場所

 

■ パラオまでのアクセスはこちら

 

■「.pw」ドメインの詳細はこちら

コロンブスが終の棲家にした世界遺産の街で体調不良になって病院に駆け込んだらお尻に注 射を打たれる!カリブの島で唯一の地下鉄があるドミニカ共和国に行ってきた

ドミニカ共和国はメジャーリーガーを多数輩出する野球大国。広島東洋カープが外国人選手の発 掘や育成のために作ったカープアカデミーもあります。また、ヨーロッパやアメリカではビーチリゾ ートとして人気のある島です。ドメイン探検隊は、ドミニカ共和国の首都で世界遺産の街、サントドミンゴの魅力を調査してきました。ドミニカ共和国に割り当てられている ccTLD(国別コードトップレ ベルドメイン)は「.do」です。「.do」は、英語の動詞「do」と読めることから、「〜をする、与える」という意味で使用されることもあります。

◆ドミニカ共和国はどこにあるのか?

ドミニカ共和国は南北アメリカ大陸に挟まれたカリブ海イスパニョーラ島にある国。イスパニョーラ島の面積は74,700km2で、北海道 (78,073km2)より少し小さい島です。島の西側はハイチ、東側3分の2を統治しているのが、ドミニカ共和国です。ドミニカ共和国は元スペイン領で主にスペイン語が使われています。使用されている通貨は、ドミニカ・ペソ(1ドミニカ・ペソ=2.42円※)。※2023年2月時点。 

= 目次 =

◆子供の頃に小さい豆で野球の練習をしていた客室乗務員さん

◆英語がほとんど通じない!カリブの島で唯一の地下鉄にチャレンジ

◆コロンブスが終の棲家にしたドミニカ共和国~ドミニカ共和国の食事事情~

◆和食レストラン巡り、おすすめ店は「SAMURAI」

◆予約なしで病院に駆け込んだらお尻に注射を打たれる

◆.doドメインのレジストリは大学にある~街で見かけた.doドメイン~

◆現地でのeSIM 速度調査 ~ドミニカ共和国編~


◆子供の頃に小さい豆で野球の練習をしていた客室乗務員さん

ドミニカ国を訪れたあと、インターカリビアン・エアウェイズのプロペラ機でドミニカ共和国へ向かいました。30人程度しか乗れない小さな機体です。

およそ1時間で、イギリス領ヴァージン諸島のテラス・ B ・レットサム国際空港に到着。 ヴァージン諸島のタックスヘイブン事情を調査するために来たことがある空港です。我々以外の乗客は皆ここで飛行機を降りました 。ドミニカ共和国に向かう 我々は、そのまま 機内で待機するよう言われます。

出発までの間、スタッフが機内のトイレに洗剤を流し込んで掃除をしていました。

客室乗務員がお水を配ってくれます。「ありがとう」と伝えたところ、笑顔でグッドサイン。彼の名前はスチュワートさん。ドミニカ共和国出身とのことなので、 「野球は好き?」と聞いてみると「うん。好きだよ。子供の頃、小さい豆で野球の練習をしてたんだ」と答えてくれました。どうりで野球が上手くなるわけですね。さすが野球大国。数十分後、ドミニカ共和国へ向かう10人が搭乗して、飛行機は再度離陸。

約1時間後、ドミニカ共和国ラス・アメリカス国際空港に到着しました。空港内を歩いていると、ユニクロを発見、と思ったら「メイソウ」というお店。中国企業が運営するメイソウは、 世界各国で主に雑貨販売を行っている店舗のブランド名で、無印、ユニクロを模倣したロゴマーク等の「日本に媚びた」マーケティングが2022年7月にSNSで大炎上しました。 迷走の末、ロゴの変更も含めた「脱日本化」を2023年3月までに完了すると宣言していましたが、ロゴはまだ変わっていませんでした。

空港内にあるトイレのマーク。日本と違って腕がない人型マークです。

首都サントドミンゴに移動します。サントドミンゴ周辺ではUbe rが利用可能。スペイン語が話せなくても困ることはありません。しかし、ナンバープレートが後ろにしか付いていない車が多いのでナンバーを確認しづらく、チャットを使用して合流しました。

ドミニカ共和国の車両は後ろのナンバープレートのみ付ければ良いルールなので、前には好きなナンバープレートをつけています。この車は後ろから見るとドミニカ共和国のナンバーが付いていますが・・・

前から見たら群馬県ナンバーの日本で走っている車と変わりありませんよね。

車内ではサルサ音楽が流れ我々のテンションもあがります。今回の取材で何度もUberを利用しましたが、サルサを流す運転手が多かったです。

 

サントドミンゴの道路は渋滞が酷く、なかなか進みません。停車 中、ドライバーがバイクに乗った人と突然会話を始めます。喧嘩でも始まるのかとドキドキしましたがドリンクを購入していました。

我々にも分けてくれました。リポビタンDのような味のエナジー系ドリンク。ちなみに、ドミニカ国で走っている車のほとんどが日本車でしたが、ここドミニカ共和国の車のほとんどは韓国製でした。

目的地に到着。「ありがとう」と伝えると笑顔でグッドサイン。先ほどのスチュワートさん同様、 親指を立ててくれました。

車を降りても、まだ渋滞中。信号機のないドミニカ国とはずいぶん違います。


◆英語がほとんど通じない! カリブの島で唯一の地下鉄にチャレンジ

サントドミンゴにあるカリブの島で唯一の地下鉄に乗るため、 Eduardo Bri to 駅に来ました。ドミニカの歌手エドゥアルド・ブリト氏の名前が付けられています。入口は近代的なデザインで、とても綺麗です。

駅構内に券売機はありません。チケットは窓口で購入します。しかし、 英語が通じません。 翻訳アプリを駆使して駅のスタッフと会話します。支払いにUSドルやクレジットカードは使えないこと、 現地通貨のドミニカ・ペソのみ使用できることが判明。

切符の場合、1回乗るのに15ドミニカ・ペソ(約 37円) 。 1日乗り放題パスは80ドミニカ・ペソ(約196円)。 Suicaのようなメトロカードは、 購入すると最初から60ドミニカ・ペソ(約 147円)がチャージされていて、その後もチャージして使うことができます。

ドミニカ・ペソを持ち合わせていなかったので、この日の乗車は諦めることにしました。

翌日、ホテルでドミニカ・ペソを準備して再度挑戦です。 1ドルは約 50ドミニカ・ペソ。 紙幣はユーロ風のかっこいいデザインです。

再挑戦したのは、Juan Ulises García Saleta 駅。駅名は、ドミニカオリンピック委員会(COD)初代会長のフアン・ウリセス・ガルシア・サレタ氏の名前が付けられています。

こちらの駅も、中は広々として綺麗。

窓口へ向かいます。リベンジです。ドミニカ共和国の人々と触れ合って気づいたのは、英語が全く通じない人が多いことです。ドメインのある島を30 箇所以上調査しているドメイン探検隊の隊長も「ここまで英語が通じない国は中国しか知らない」と驚いていました。空港のスタッフは、だいたい英語が通じましたが、 空港を出ると、英語を話せる人はほとんどいません。ホテルの職員さんの場合、半分弱くらいが話せます。しかし飲食店のスタッフ、地下鉄のスタッフ、大学生、ほとんど英語での会話はできませんでした。フロリダ半島の真南に位置し、マクドナルドなど多くのアメリカ企業が出店している街なだけに、とても意外でした。

無事に乗車券を購入できました!

かっこいいデザインですね。

ホームに電車が入ってきました。

車内も綺麗です。大道芸等をする乗客もいません。

隣のFreddy Beras Gogico 駅で降りましょう。 駅名は、「Beras Goico」として知られ、 30年以上にわたってドミニカ共和国で活躍したコメディアン、フレディ・ベラス・ゴイコ氏の名前が付けられています。現金でしかチケットを購入できないこと以外、とても快適な地下鉄でした。乗車したのは午前9時でしたが、特に混雑を感じることもありませんでした。

地上に出ると車の交通量が多く、 画像ではなかなか伝わりませんが、マスクを着けたくなるくらいの排気ガスです。 現地の人は誰一人マスクを着けていません。

駅周辺で待機している多くのバイクは、次から次へと人を後ろに乗せて走っていきます。バイクタクシー 「モトコンチョ」のようです。

モトコンチョの値段は交渉制で、動物や物の運搬にも利用されています。乗客はヘルメットを着用しなくてよいそうです。

モトコンチョにも挑戦したかったのですが、スペイン語が話せない上、JICAが配布している資料で、JICA関係者には安全対策上モトコンチョを禁止しているとのことなので、ドメイン探検隊も利用しませんでした。

駅の近くで取り締まりを実施していました。


◆コロンブスが終の棲家にしたドミニカ共和国~ドミニカ共和国の食事事情~

ドミニカ共和国を代表する観光スポットの一つ、コロンブス広場を訪れました。イスパニョーラ島を発見した、あのコロンブスの像が建てられています。サントドミンゴはコロンブスが以後3回植民地施策を推し進めるために訪れ最初に作った都市です。コロンブスは子供も含め3代に渡ってここに住み着き、終の棲家としました。

すぐ隣には、サンタ・マリア・ラ・メノール大聖堂。新大陸で最初に建てられた大聖堂です。

この広場には複数の歴史ある建物が集まっているほか、夜になっても人々が集う憩いの場。ネオンサインで飾られ、音楽が爆音で鳴り響いています。

絵画のように綺麗な風景でした。

コロンブス広場にある「La Marchanta Restaurant」で夕食をとることにしました。事前に調査した、ドミニカのローカルフードを楽しみます。まずは、ピニャコラーダ(325ドミニカ・ペソ、 約 793円)とサングリア( 295ドミニカ・ペソ、 約 720円)を注文。どちらも飲みやすかったですが、アルコール度数が結構高かったようで、すぐに酔ってしまいました。

食べ物を注文します。モフォンゴ(380ドミニカ・ペソ、 約 927円)です。じゃがいもと豆と肉を混ぜたような、酸味のないポテトサラダみたいな味です。そのままだと退屈な味なので、このボリュームに焦りましたが、付いてきたソースにつけると塩味がついて少し美味しくなりました。お酒が進みます。

続いて、バンデラドミニカーナ(380ドミニカ・ペソ、約 927円)。 直訳すると「ドミニカの旗」 。単純に「ラ・バンデラ」(旗)と呼ばれることも。日替わり定食のようなもので、肉や魚など日によってメインは変わりますが基本的には米・メイン(肉、魚など)・豆・野菜がワンプレートに盛られています。 茶色の液体は、スープカレーを粘度も味もとても薄くしたようなものでした。牛肉は、味付けの薄いカルビみたいで美味しかったです。お米はパサパサでしたが、食べられないほどではありません。サラダも普通に美味しく、このプレートは全体的に十分満足できるお味でした。この4 種類を一皿に盛り合わせるスタイルはドミニカ人の定番の食べ方なのです。その盛り方がドミニカ共和国の国旗に似ているから名付けられたと言われています。

でもUberのドライバーに聞いたときは「バンデラドミニカーナ?何それ」という反応だったので、国民全員に有名というわけではなさそうです。

夕食を済ませた後、地下鉄の駅に向かって20分程歩きます。 Goole Mapの指示に従い、狭い路地を進みます。

雨が降ってきました。まだ駅まで距離があるので、地下鉄に乗るのは諦めてUberを呼ぼうとした時、女性がすれ違いに「ここの通りではスマホを出しちゃダメよ」と忠告してくれました。そう言えば、アメリカ企業の調査でドミニカ共和国が最も危険な旅行先第 3位に選ばれていたことを思い出しました。

どの国でも夜道は十分に気をつけないといけませんね。


◆和食レストラン巡り、おすすめ店は「 SAMURAI 」

ドミニカ共和国の主食は米なので、和食レストランがたくさんあります。今回は4店巡りました。

1)Shibuya

1店目は、ショッピングモール「 Blue Mall 」にある「 Shibuya 」 。このショッピングモールはホテルと繋がっています。車から降りると、宿泊客ではないのにホテルのスタッフが駆け寄ってきて、荷物を持ってくれました。御礼を伝えると、やっぱり親指を立ててくれました。

渋谷を感じ取ることはできませんでしたが、お店は大盛況。

アメリカのようにテーブルごとに担当スタッフが決まっているわけではなく、日本と同じく適当にスタッフを呼びます。メニューは英語のメニューを希望することができました。さすが高級店。とりあえずいくつか注文してみます。

こちらは海老入りチャーハン(365ドミニカ・ペソ、 約890円)。なかなか美味しそうな見た目ですよね。でも、口にしてみるとバリッバリ。全てがおこげです。味付けは良かったのですが、苦労しながら完食しました。

見た目も鮮やかサーモンのカルパッチョ、オレンジソースかけ(795ドミニカ・ペソ、 約 1,939円)。

エビフライやアボガドを海苔ではなくマグロで巻いたライスなしのロール寿司620ドミニカ・ペソ、約 1,513円) 。インスタ映えしますね。

レモングラスが入っていて酸味がとても強いのが特徴的なドミニカ共和国風ポキ( 795ドミニカ・ペソ、 約 1,939円)。

 

2)Samurai

続いて訪れたのは、サントドミンゴにある「SAMURAI」。かっこいい外装で、本格和食の予感がします。

寿司盛合わせカテゴリの「握りコンボ」(1500ドミニカ・ペソ、約3,660円)を注文。にぎり寿司が10貫 。お味はまさに日本の寿司!美味しかったです!

巻物カテゴリの「カミカゼ」(415ドミニカ・ペソ、約1,013円)。エビフライをご飯で巻いた、日本では見かけないタイプの寿司でした。エビフライやシャリ自体は普通に日本の味で、美味しかったです。

天ぷら盛り合わせ(815ドミニカ・ペソ、約1,989円)。少し変わっていたのは、塩に唐辛子が混ざっている点でしょうか。パプリカの天ぷらも日本ではあまり見ない気がします。しかし、こちらも美味しい!

グリーンアスパラガスをリブロース肉で巻いた一品(660ドミニカ・ペソ、約1,610円)。もうこの店、全部美味しいです!

まだ注文します。締めは、なべ焼きうどん(800ドミニカ・ペソ、約1,951円)です。少し味付けが濃すぎる感じはありましたが、とても美味しかったです。

テーブルに置いてあるお茶も本格的でした。サントドミンゴで日本食が食べたくなったらおすすめのお店です!

 

3)Tamashi

空港の外のイートインスペースの一角にも日本食レストランを発見 。それぞれ「Teriyaki」と「Tamashi」です。「Tamashi」で寿司とラーメンを注文してみました。

左が火山ロール(292.97ドミニカ・ペソ、約715円)。カニカマが入っていて周りはパン粉で覆われています。ザクザクしていて美味しかったです。右は海老天ぷらロール(300.78ドミニカ・ペソ、約734円)。

こちらは「pork belly ramen」(3 59.38ドミニカ・ペソ、約877円)。直訳すると「豚バララーメン」です。豚骨ラーメンを想像する名前にもかかわらず、どうやら「チャーシューつき」程度の意味合いだった模様。スープの味はかなり薄く、麺もラーメンのようなコシはありません。にゅうめんにかなり近い味でした。

 

4)UDON

最後は、空港内にあった和食レストラン。メインはうどんのようです。

敷紙も凝っています。

焼きうどん22.73ドル(約3,098円)と牛丼16.36ドル(約2,230円)を注文。なかなかのお値段ですが美味しくてびっくり!こちらは牛丼。

焼うどんも日本で食べる味と同じでした。

 


◆予約なしで病院に駆け込んだらお尻に注射を打たれる

調査最終日、隊員の1名が発熱して水が飲めない程喉が痛くなり、酷い頭痛に襲われました。調査どころではなくなり、急遽、病院で診察してもらうことに。ネットで調べると、24時間対応で日本が1989年から支援を行ってきルイス・E・アイバル病院がヒット。「日本語が通じるかもしれない」との期待を胸に、鼻水もたくさん出るのでティッシュを抱えながら、Uberで向かいました。病院の入口に到着。

手前の建物に入ると創設に携わった方々の写真が飾ってあります。日本人もいます。日本が1989年から行っていた無償資金協力によって、消化器疾患センターと専門医を養成するための医学教育センターが建設され、日本は専門家を派遣し診断のための技術指導を行ったそうです。

建物内の受付に誰もいなかったので、奥の建物に向かいます。

受付らしき場所に着きました。行列ができています。ここに並べば良いのでしょうか。飛行機の出発まで2時間しかありません。予約なしで診察してもらえるのでしょうか。不安になります。

病院のスタッフに「診察を受けたい」とスマホのGoogle翻訳画面を見せると、更に奥の建物に案内されました。

この受付には英語が話せるスタッフがいました。日本人であることを伝え、診察を希望すると3階のインフォメーションに案内されました。

3階のインフォメーションスタッフは英語が通じません。Google翻訳で日本語をスペイン語にして症状をを伝えると、「あなたは一人で歩く」と言われてしまいました。どこに歩けばいいのでしょうか?

もう一度尋ねると、以下の画面を見させられました。プライマリーケアセンターに行く必要がないとはどういうことでしょう?どこに行けば良いのでしょう?ますます頭が痛くなってきました。

さらに「トリノはありません。」と言われます。トリノとは何でしょうか。鼻水も止まらず、お手上げ状態です。

次から次へと患者が来て30分くらい放置されました。患者が途切れたすきを見計らって再度尋ねると、病院のスタッフを呼んでくれて、エマージェンシー(救命救急センター)に連れていかれました。

エマージェンシーでサインをするように指示されます。

更に30分待たされると看護婦がやってきて、処置室に連れて行かれるとお尻を出すように言われたので、お尻を出すといきなり注射を打たれました。痛み止めの注射でした。「医師からの診察があるけど、これから昼休みだからその後でね」と言われましたが、飛行機の時間に間に合わなくなることを伝えると、即診察してくれることに。処方箋も出してくれました。

診察をしてくれたカルロス先生を記念撮影。とてもいい笑顔です。でも、滞在中、男性ではカルロス先生だけが親指を立ててくれませんでした。昼休みが短くなったことが原因でしょうか。

受付に戻ると診察代300ドミニカ・ペソ(約741円)を請求されました。ドルかクレジットカードで支払おうとすると、現金(ドミニカ・ペソ)決済のみとのこと。持っていないことを伝えると、「じゃあ支払わなくていいですよ」と無料にしてくれました。

ルイス・E・アイバル病院は残念ながら日本語は通じませんでしたが、低所得者に無料で医療サービスを提供する病院でした。だから、困っていた私の治療費を無料にしてくれたのかもしれません。病院の皆さんにはとても感謝しています。飛行機にもなんとか間に合いました。サントドミンゴで体調が悪くなったら、ルイス・E・アイバル病院に駆け込みましょう。


◆.doドメインのレジストリは大学にある
~街で見かけた.doドメイン

「.do」ドメインを管理しているレジストリはPUCMM大学内にあります。ドメインは「pucmm.edu.do」。2回訪問しましたが、残念ながら担当者には会えませんでした。

ホームセンターらしきお店は「mitela.do」を使用。

我々の宿泊したホテルや、生理用品の看板が「.com.do」を使っていました。
hotelaladino.com.do

nosotrasonline.com.do

UFHEC大学は「ufhec.edu.do」を使用。

空港にあった入国手続の案内では、政府系のドメイン「.gob.do」が記載されていました。スペイン語なのでgovではなくgobです。


◆現地でのeSIM 速度調査~ドミニカ共和国編~

ドメイン島巡りでは、2018年6月から2020年9月まで、SIMカードを現地調達してその購入の様子をお伝えしてきました。しかし、販売店を探したり購入手続きに意外と時間を取られるのでeSIMを採用。eSIMに切り替えたことで、簡単にドミニカ共和国で使える回線を契約できました。

今回利用したものは、Ubigiのカリブ諸国データプラン(1GB、30日間、US19ドル)。ドミニカ共和国のeSIM速度はダウンタウンで計測。約7Mbpsでした。

Airaloのドミニカ共和国のデータプランは繋がりませんでした。

海外に行く予定のある方は、「2022年、最強の海外用eSIMはコレだ!海外用WiFiはやめておくべきこれだけの理由を参考にしてください。


■今回訪れた場所

■ ドミニカ共和国までのアクセスはこちら

■「.do」ドメインの詳細はこちら

■「.com.do」ドメインの詳細はこちら

■「.net.do」ドメインの詳細はこちら

■「.org.do」ドメインの詳細はこちら