錯覚を楽しめる絶景フェロー諸島の「オラフ祭」はアナ雪のオラフに会えるおとぎの世界?

ディズニー映画「アナと雪の女王」の原作はデンマークの作家アンデルセンが書いた「雪の女王」です。デンマーク自治領であるフェロー諸島には、年に一度、祝日である7月29日を中心に行われる「オラフ祭 (Ólavsøka)」という伝統的かつユニークなお祭りがあります。オラフというと、「アナと雪の女王」に登場する陽気な雪だるまをつい連想しますが、アナ雪のオラフが憧れた夏に開催されるこのお祭りに、オラフが遊びに来ているのでしょうか。アナやエルザのような美女にも会えるおとぎの世界を期待してしまいます。ドメイン島巡り第18回は、絶景スポット盛りだくさんのヨーロッパ最後の楽園と言われているフェロー諸島まで行ってきました。
フェロー諸島島に割り当てられている ccTLD(国別コードトップレベルドメイン)は、「.fo」です。

◆フェロー諸島はどこにあるのか?

アイスランドとノルウェーのちょうど中間あたりに位置するデンマーク自治領フェロー諸島は、18個の島からなる群島です。18島のうち17島が有人島、1島が無人島だそうです。人口約5万人のうち約1万9000人が、首都Tórshavn(以下、トースハウン)に住んでいます。フェロー諸島の公用語は、フェロー語。フェロー諸島における詳しい情報は、デンマーク大使館が日本語で提供するこちらが参考になります。

使用されている通貨は、「フェロー・クローネ」で1フェロー・クローネ(以下、kr.)は、約16円(2019年11月現在)です。以下このレートを利用して日本円でも表記します。為替レートは、デンマーク・クローネと同じで、フェロー諸島でもデンマーク・クローネが使えます。違いは「紙幣のデザイン」のみ。で、フェロー諸島の自然や動物をモチーフとしている紙幣が、フェロー・クローネです。硬貨に関してはデンマーク・クローネと同じものが使われています。こちらはそのフェロー諸島の紙幣の一部(上から500kr., 200kr., 100kr., 50kr.)です。


= 目次 =

◆アットホームなゲイパレード

◆「世界一の絶景サッカー場」のピッチに立ちたい

◆オラフ祭は「アナ雪のオラフ」だらけなのか?

◆フェロー諸島の人達はチェーンダンスを夜通し踊る

◆相手から見えそうな立小便専用公衆トイレ

◆海の上に湖がある景色は目の錯覚

◆フェロー諸島のおすすめレストランとクレジットカード事情

◆現地でのSIM購入&速度調査~フェロー諸島編~

◆母国愛にあふれるドメイン「.fo」

 


◆アットホームなゲイパレード

デンマークのコペンハーゲン空港から、2時間15分ほどでフェロー諸島のヴォーアル空港に到着。北欧の人達にとって、自然を満喫できる旅行先なのかもしれません。(空港で話をした男性は、「ノルウェーから旅行で来たんだよ」と言っていました。)ヴォーアル空港は、島の空港とは思えないほど綺麗な空港で、驚きました。

到着時は多くの人で賑わっていました。ヴォーアル空港ですが、乱気流や霧が発生しやすく滑走路が短いという理由で、着陸が難しい空港とされています。

ヴォーアル空港から首都トースハウンまでは約50キロ。バスは時刻表の通り本数が少なく、タクシー料金は600kr(約10,000円)かかるので、レンタカーがお勧めです。所々に小さな川が流れている牧草地帯をひたすら走り、トースハウンへ向かいます。

ヴォーアル空港のあるヴォーアル島とトースハウンのあるストレイモイ島は、車でのみ移動可能な海底トンネルのルートが多くあります。以下地図上の太い赤い線が車で移動できるルートです。赤い点線は、車も載せることができるフェリーでの移動ルートです。

約45分でトースハウンに到着。この日は、LGBTの権利を訴えるゲイ・プライドが開催されていて、子供からお年寄りまで、多くの人が集まっていました。オラフ祭のためにフェロー諸島へ帰省している人も多かったのかもしれません。

ゲイ・プライドは、オラフ祭の前に開催される毎年恒例のイベント。デンマークは世界で初めて1989年に同性によるパートナーシップ制度を導入した国で、2012年に同性婚ができるようになりました。フェロー諸島も2016年より同性婚が認められています。

「GAY」を「CAY」に変えた男の子。「G」の横棒を取ってしまうイタズラです。この後、「A」の横棒も取る作業に入りました。

街の中心からちょっと離れると、昔ながらの家や街並みを見ることができます。フェロー諸島特有の芝屋根の家もありますね。

屋根に芝生をひくのは、バイキング時代から続く伝統で、断熱効果が高いと言われています。今回は時間の関係で行くことはできませんでしたが、ストレイモイ島のサクスン村はこの芝屋根で有名です。


◆「世界一の絶景サッカー場」のピッチに立ちたい

フェロー諸島に、「世界一の絶景サッカー場」があると聞きました。この写真を頼りに、捜査スタートです。誰が世界一と決めたかは不明ですが、その噂が本当なのか実際に確かめに行ってきました。また今後、絶景スポットとして見に行こうとするかもしれない方の参考になれば幸いです。

※出展:shutterstock

トースハウンから車で約50分、サッカー場があるというエストゥロイ島に到着。海底トンネルのルートが充実しているので、車で来ました。フェロー語で「地峡」を意味するEiði(アイヤ)という町を目指して、島の北西端へ。町の周辺に到着すると何やらサッカー場が見えました。

近づいてみると、、かなり綺麗で新しそうなサッカー場ですが、私たちが探している「世界一の絶景サッカー場」とは明らかに違いそうです。

そこで地元の方に聞いてみると、どうやらさらに奥にあると言われたので、その方向へと向かっていきます。地図にもない場所なので本当にあるのかどうか不安も募ってきます。

そばにある少し傾斜のある丘を登ると崖の先に「世界一の絶景サッカー場」がいよいよありそうだなと確信していたところでした。

地元の人に聞きながら絶景サッカー場を探していると、キャンプ場を発見しました。皆さん、お酒を飲みながら楽しそうに談笑しています。それにしても、我々が探しているサッカー場はどこにあるのでしょう?

高い所から探そうと小さな山を登り、振り返ってみました。すると!よくよく見ると、実はこのキャンプ場があの「世界一の絶景サッカー場」だったのです!

「世界一の絶景サッカー場」は、「世界一の絶景キャンプ場」へと変化を遂げていました。また「世界一の絶景」と見える写真を撮るには撮影方法にだいぶ工夫が必要な印象を持ちました。果たしてそのような工夫がいる写真を世界一と呼べるかどうかは疑問です。現地の方に聞いたところ、この‟元“サッカー場の名称はエイディスタジアム(Eidi Stadium)。どうやら強風の影響でサッカー場としてうまく機能せず、今はキャンピングカーが駐車するキャンプ場になってしまったとのことでした。強風のことはサッカー場を作る前にわからなかったことなのでしょうか。そして近くには、新しくサッカー場が建てられていたのでした。最初に遭遇した新しいサッカー場のようでした。

結論としては、残念ながら「世界一の絶景サッカー場」は、「見える角度によっては世界一の絶景?キャンプ場」でした。ことになるかと思います。今回のこの調査を経て、やはり情報は自らの足で確かめるべきですね。


◆オラフ祭は「アナ雪のオラフ」だらけなのか?

ディズニー映画「アナと雪の女王」を見た人であれば、「オラフ」と聞くとあのオラフのことを連想する人が多いと思います。そもそも同映画の原作「雪の女王」は、デンマークの作家アンデルセンが書いた作品なので、デンマーク自治領のフェロー諸島では特にオラフの人気が高く、祭になるほどなのでしょう。トースハウンで開催されるオラフ祭に行ってみました。

お祭り前日のメインイベントは、島民が本気で競い合うボートレースです。自分のチームの応援にも熱が入ります。

応援やゴールした後の歓喜に沸く参加者を見るだけで、見ている方も楽しくなります。

レースに勝利したチームは、レース後にしなければならないことがあります。それは、みんなの祝福を受けるため、乗っていたボートを頭上に持って歩くのです。海から陸にボートを引き上げたついでに、数メートル持って歩きます。なんだか罰ゲームみたいですね。

応援する人の中に、民族衣装を纏った人がたくさんいました。これは、ボートレースの応援のための正装ではなく、正装してオラフ祭を楽しむためです。皆さんとても似合っています。衣装のデザインや色なども近年は、オリジナリティに富んだものが増えてきているようです。

 

オラフ祭当日、会場をぶらぶら歩いて散策。こちらは3Dではなく移動式の7Dシアターなるものです。しかもどんなアトラクションなのか気になります。

クジ引きコーナー。当たると、巨大なお菓子セットがもらえます。

1回5kr.(約90円)なので試しにいくつか買ってみます。

全てはずれでした。これはもしや当たりがないのではないかと思い始めたので、しばらく様子をみているとこちらの女の子が大きなお菓子を当てていました。これは嬉しそう!おめでとう!

 

プリクラかと思いきや、プロっぽいカメラマンが写真を撮ってくれるコーナー。

 

会場の至る所で、バンドの生演奏が始まります。

お祭り前日と当日に色々見て回りましたが、アナ雪のオラフなんて全くいません。それもそのはずです。実はフェロー諸島のオラフ祭は、アナ雪のオラフとは全く関係ありませんでした。オラフ祭の「オラフ」は、聖オラフの日とも呼ばれる通り、1030年にノルウェー王であったオーラヴ2世(聖オラフ)がスティクレスターの戦いで戦死した日であり、その聖オラフから由来しているのです。一方で、アナ雪のオラフは、デンマークやフェロー諸島の歴史とは全く無縁で、「Oh! Laugh(笑う)」が由来でした。でも、偶然、アナ雪のオラフ(の風船)に2回会うことができたのです。

オラフ祭りはアナ雪のオラフだらけではなかったのですが、メルヘンチックな民族衣装は、アナ雪のアナの衣装になんとなく似ていると思いませんか?アナとエルザのような北欧美女にたくさん会うことができました。

オラフ祭は朝方までやってます。昼間から楽しんでいる人は、いつ休憩したり睡眠を取っているのでしょうか。


◆フェロー諸島の人達はチェーンダンスを夜通し踊る

オラフ祭のメインイベントと言えば、皆で手をつないでダンスしながら大合唱するチェーンダンスです。フェロー語のタイムテーブルを見ると、左のオレンジの枠が28日22時から開始されるチェーンダンス(以下、1回目のフェローダンス)、右のオレンジの枠が29日の深夜1時から開始されるチェーンダンス(以下、2回目のフェローダンス)です。どっちがかの有名な「チェーンダンス」か分からなかったのでオラフ祭前日である28日と、当日29日のチェーンダンスに違いはあるのでしょうか?気になったので両方に参加してきてみました。

オラフ祭前日のチェーンダンス会場に到着。こちらの小さなシアターで行われてますているようです。

シアターに入るのには、入場料を支払い入場します。再入場は可能なようでした。早速ホールに入ると、1番目のチェーンダンスが始まっていました。年配の方が多い印象ですが、誰も止まることなくチェーンダンスを躍り続けています。ポルカに似ていますね。

声を張り上げて歌い、踊り続けるおじさんの迫力に圧倒されます。フェロー諸島の伝統を絶やさないぞというような雰囲気や気迫を感じ取れる気がしました。このチェーンダンスは、この後も夜通し続くとのことなので、お先に失礼しました。帰り道で出会った民族衣装を着た地元のご夫婦。とってもお似合いですね。

後から地元の方に聞いた話によると、オラフ祭前日のチェーンダンスはどちらかと言えば「チェーンダンスを知っている、ダンスが好きな人」向けだったようです。だから、純粋にチェーンダンスを楽しみたい年配の方が多かったのかもしれません。

 

続いて、オラフ祭当日のチェーンダンス。トースハウンで開催されます。この日は、前日とは比較にならない盛り上がりで、足の踏み場もないほどの人だかり。なかなか前へ進めません。

小雨が降り霧も少し出る中、突然、1人の男性の歌声がスピーカーから流れてきました。そしてこの歌声をきっかけに、大合唱が始まったのです。

フェロー語がわからないのでどんな歌詞であるのかはわかりませんでしたが、会場で配布されていたパンフレットには、フェロー語で書かれた同諸島に伝わる古い民謡の歌詞が載っています。全21曲分掲載。今夜全て歌い切る模様。

合唱が終わると、いよいよチェーンダンスです。しかし、広場のどの辺りで行われるかわかりません。周囲の人に聞いてみても、「わからない」との答えが。。。などということもあったので、私たちが認識しているほど全員が参加するイベントではないのかもしれません。しばらく場所を探してウロウロしていると、街の中心にある広場でチェーンダンスと遭遇。

かなりの数の老若男女が踊っています。オラフ祭当日のチェーンダンスなので、この後もしばらく続いているようでした。ちなみに、踊りながら歌っている曲もフェロー諸島に伝わる古い民謡です。

バイキング時代には北欧の広い地域で踊られていたチェーンダンス。理由は定かではありませんが、現在はフェロー諸島にしか残っていない風習だそうです。チェーンダンスに熱狂できるのは、世界中でフェロー諸島だけなのです。


◆立小便専用仮設公衆トイレは丸見え

オラフ祭は前日の7月28日から、いくつかの企業が半休になるほどの国民的行事。お祭りは地元の人達が久しぶりの再会を楽しむイベントでもあります。野外音楽イベントの会場では、フェローのカントリーミュージックバンドの演奏を聴きながら、ビールを飲んだり歌ったり踊ったりして、このお祭りを心から楽しんでいる様子でした。

たくさん飲めば、当然行きたくなるのがトイレ。広場の中心から少し離れた場所に、写真のようなものが3つくらいありました。これがフェロー諸島の立小便専用仮設公衆トイレ。4人が対角線上に立ち、目の前の穴をめがけて用を足すのです。仮設とは言え、日本でこんなトイレは見た記憶がありません。たくさんの人が行きかう場所にあるので、もっと酔わないと行けません。もう出そうなのに、勇気が出ません。写真がブレてしまったのは、地元のおばさんに「そんなもの撮影するんじゃないよ!」と撮影中に怒られたからです。詳細は4コマ漫画もご覧ください。

使い方はこうです。もしこのタイプに出くわしても、「いつも通り」な感じで対応してください。


◆海の上に湖がある景色は目の錯覚

実際に行ってみて良かったところをいくつか紹介していきたいと思います。

1)まずは、海の上に湖があるように見える錯覚が楽しめる絶景スポットは、ヴォーアル島のMiðvágurという町にあります。ハイキングのMiðvágurt to Bøsdalafossur Trail Headという入口があります。ここでハイキングをするには入場料は、大人1人200kr.(約3,200円)です。

左下の崖のところまで行って帰ってきます。往復でおよそ3時間かかるそうです。

どんどん歩いてきます。まだ少し遠いですが目的地が見えるのは嬉しいです。

歩いているととても気持ちがいい道です。

いよいよ崖が現れました。予想を遥かに上回る断崖絶壁でびっくりします。落ちないように細心の注意を払いつつ、崖の先端まで行きます。

着きました。これは本当に海の上に湖が見えるような景色でした。もちろんそれは目の錯覚ですが、ちょっとしたハイキングでこのような景色が見えるのは非常に良かったです。

ちなみに「錯覚ではない、ありのままの景色」はこんな感じです。この景色は見る角度によって、上記のように見えるのです。


2)続いては、海から崖に近づいたり、バードウォッチングができるVestmanna(以下、ベストマナ)での断崖絶壁ボートツアーです。ボートが待機しているベストマナのインフォメーションセンターに到着。

このインフォメーションセンターの2階にあったのは「Sagaミュージアム」。せっかくなので行ってみましょう。

フェロー諸島にバイキングがやってきた時の様子がリアルに生々しく、等身大の人形で表現されています。かなり衝撃的な場面や描写もありますが、場所のスペース自体は非常に小さく、時間があれば解説も聞いてみることをおすすめします。(解説は英語のみ)

 

ミュージアムを出ると、断崖絶壁ボートツアーの乗船が始まっていました。

崖へ向かって一直線。途中に別荘やバケーション用として利用されている家を見かけました。ヘルメットは、乗船時から着用するわけではありません。崖に近づいてくると、万一の備えとして乗務員がヘルメットを配ってくれます。

崖が見えてきました。

ちょうど8月頃になると、この崖の周辺はパフィン(ニシツノメドリ、Fratercula arctica)をはじめ多くの鳥が巣作りのために訪れます。

パフィンは、とても愛らしい鳥です。

出典 shutterstock

この後さらに接近して崖のところにできたトンネルをくぐります。まるで人工的に作られた何かのアトラクションのようでした。

こちらのツアーでは、フェロー諸島ならではの自然や動物を間近で見ることができました。ハイキングで崖に登るとともに、海からも崖を見ると、全く違う視点でフェローの自然を楽しめます。


◆フェロー諸島のおすすめレストランとクレジットカード事情

フェロー諸島には、とても雰囲気の良さそうなお寿司のレストラン「Etika」があります。ヴォーアル空港のちょっとしたフードコードにあるEtikaでは、テイクアウト用のものとして販売。空港での食事とは思えないほど美味しくて驚きました。日本人に合う味付けだから、美味しく感じたのかもしれません。

トースハウンでも「Etika」を発見。建物自体は非常にモダンですが、屋根は芝屋根。場所も中心街にあるので、見逃すことはまずなさそうです。空港のフードコートで売られているお寿司と味は違うのでしょうか?

中も非常に洗練されたデザインで落ち着きます。調味料にはなんと七味までありました。

こちらはEtikaのメニューの一部。串が1つ42kr.(約672円)、寿司と串のセットメニューは520kr.(約8,320円)と高いですが、物価の高い北欧であることを考慮するとこのくらいの値段になってしまうのかもしれません。

どのお寿司も日本のお寿司と変わらないくらい美味しいのですが、サーモンは近辺でよく獲れることもあって、非常に新鮮で美味しく感じました。串は少し個性がありましたが、照り焼き風のソースが美味しいです。枝豆や海老カツもありました。


Etikaから徒歩5分。同じくトースハウンにあるFish House「Barbara」に来ました。写真の真ん中にある、ライトが灯っている建物です。外観だけ見ると、まるで家のようなレストランです。

店内の天井はかなり低いですが、こじんまりとしてお洒落です。

メニューは、アラカルトとセットメニューが選べます。アラカルトをコースにした組み合わせがセットメニューみたいだったので「Set Menu Chef’s choise」を注文。値段は、およそ700kr.(約11,200円)です。食器や机もオシャレでした。以下が注文したコース料理。どれも新鮮なフェロー諸島で捕れた魚介のようで、味付けも絶妙でした。

そして最後のデザートです。

全てが何かは覚えることはできませんでしたが、ウェイトレスさんが料理を一品ずつ丁寧に説明してくれました。味もサービスにも大満足。スタッフさんは、フェロー諸島の民族衣装テイストのをユニフォームを着ていました。


最後は、オラフ祭でたくさんある屋台の中から選んだクレープ屋さんです。オラフ祭では、日本でのお祭り同様、多くの屋台が出ています。ホットドック、ピザ、ハンバーガー、クレープなど種類はいろいろあります。そこで中心街に程近いところに一際目立った行列ができているクレープ屋さんを見つけました。これは美味しいに違いないと思い、1時間半から2時間くらいかかりそうな行列に並んでみます。

オラフ祭の屋台では、クレジットカードOKのところもありますが、現金しか使えない場合もあるので、屋台を楽しみたいのであれば、いくらか現金を用意しておきましょう。ATMもありますが、長蛇の列ができていました。

こちらがそのクレープです。1時間半並んだので、かなり期待をしていましたが、味もいたって普通のクレープでした。日本同様、「お祭りなのでクレープを食べたい!」人が多かっただけだったのかもしれません。

事前に調べたところ、「フェロー諸島ではクレジットカードがほとんど使えない」との情報を多く目にしたので、現金を多めに用意しましたが、大半のお店でクレジットカード決済ができたので、現金が余ってしまいました。


◆現地でのSIM購入&速度調査~フェロー諸島編~

ヴォーアル空港にて現地のSIMを購入しました。GlobalMeが場所によっては不安定だったのに対して、現地のSIMはフェロー諸島内であれば比較的どこでも安定して使えました。以下は現地で購入したSIMの速度結果です。


◆母国愛にあふれるドメイン「.fo」

オラフ祭りで強く感じた、フェロー人の深い母国愛はドメインにも表れています。フェロー諸島では、国別コードトップレベルドメイン「.fo」がたくさん利用されていました。「.com」のアドレスは殆ど見かけませんでした。

〇タクシー会社
http://www.auto.fo/

〇銀行
https://www.banknordik.fo/

〇スーパーマーケット
https://www.bonus.fo/

〇美容院
http://adore.fo/

〇飲料水
http://auroraspring.fo/


■今回のドメイン島巡りで行った場所

 

■ フェロー諸島までのアクセスはこちら

■「.fo」ドメインの詳細や申し込みはこちら

 

Googleも使う‟人工知能を表すドメイン”を提供するアンギラはハイテクな島なのか?

片道40時間をかけてツバルに行ったり、トンガで釣りをする豚に出会ったりするドメイン島巡り、第7回目の巡り先はアンギラです。ccTLD(国別コードトップレベルドメイン)は、「.ai」です。なお、本文内のドル表記は、すべて米ドルとなります。

◆アンギラ、どこにある?

カリブ海(西インド諸島)に浮かぶイギリス領の島です。島の形状が“うなぎ”に似ていたことから、スペイン語やフランス語でうなぎを表す“アンギラ”と名付けられました。

目次

◆Googleもマイクロソフトも使用する、人工知能に最適なドメイン「.ai」
◆カリブで最も美しいビーチ!
◆カリブで最も危険なビーチ!?どうやって降りるの!?
◆最先端アートと高価な「日本製という仏像」
◆アンギラで一番古い家
◆地元の人気レストランでカリブ料理を堪能
◆アンギラと人工知能

◆Googleもマイクロソフトも使用する、人工知能に最適なドメイン「.ai」

日々のニュースにおいて、必ずと言っていいほど話題になる人工知能。そんな人工知能関連サイトが、こぞって使い始めているドメインが「.ai」なのです。人工知能の正式名称「Artificial Intelligence」の略称が、そのままドメインになっているので、人工知能との関りをURLやメールアドレスでダイレクトに表現できることが人気の要因となっています。

「.ai」を使用する、代表的な人工知能関連サイトをピックアップしました。

Microsoft Artificial Intelligence (microsoft.ai) Google AI (google.ai) Intel AI (intel.ai)
Albert (albert.ai) NDR (ndrconf.ai) Insight (insightdata.ai)
Luminovo (luminovo.ai) x.ai (x.ai) Recast.AI (recast.ai)

人工知能の開発に多額の研究費を投じているGoogleや、マイクロソフトのように、誰しもが知る企業からも使用されています。もしかするとアンギラで暮らす人々は、人工知能と密接な生活を送っいてるのではないでしょうか?期待を胸に、島内調査スタートです。

◆カリブで最も美しいビーチ!

カリブ海に浮かぶアンギラには、多くのビーチがあります。その中でも、ハリウッドセレブも訪れているという“ショールベイ・ビーチ”へ向かいました。

首都の“バレー”から車で約10分。車から降りると、すでに海が見えています。

こちらが、ショールベイ・ビーチ。理想的な青い空と海、白い砂浜です。

カリブで最も美しいビーチという評判も納得。

ドローンでビーチを撮影してみました。遠くまで青々とした海が続いているのが分かります。

さっそくハリウッドセレブを探してみるものの、残念ながら遭遇することは出来ませんでした。

海で遊び疲れたら、ビーチサイドにあるホテルのバーで休憩。あなたの隣にスターが座ることがあるかもしれません。

360℃カメラ

美しいショールベイビーチ(アンギラ) – Spherical Image – RICOH THETA

◆カリブで最も危険なビーチ!?どうやって降りるの!?

アンギラ島内の移動は観光タクシーを利用しています。ドライバーのコナーさんが運転する車は、トヨタのヴェルファイア。

まさかの日本語仕様です。

人気のショールベイを後にした我々は、コナーさんがおすすめするビーチに向けて出発!移動中の車窓からは、廃船がちらほらと。

停車したのは草木が生い茂る崖の上。「さぁ、着いたぞ。この道を降りて行くんだ」とコナーさん。

“道”・・・どこに道があるのでしょうか。しばし困惑します。

ようやく見つけた‟獣道‟を下ること数分。目の前に海が見えてきました。

こちらがコナーさんおすすめの“リトル・ベイ”です。

海水の透明度が、いかにもカリブらしいです。

崖の上から見た限り、誰もいません。今なら完全なプライベートビーチ!さあ、リトル・ベイに降りましょう。階段を探していると、1本の黄色いロープが。

階段なんてありませんでした。このたった1本のロープをつたって、垂直に近い崖を降りる以外の方法が無いのです。つまり、スリルと引換に崖を下った者だけがリトル・ベイに辿り着けるのです。

当然ですが、帰りはロープを登ることになります。どうりで誰もいないわけです。

360°カメラ

降りることができなかったリトルベイ(アンギラ) – Spherical Image – RICOH THETA

◆最先端アートと高価な「日本製という仏像」

ミーズ・ベイ池近くのルート1(メインの道路)沿いには、アンギラの最先端アートとアンティークのお店が並んでいます。

まずは、他の島々から漂着した流木をアートとして再生利用している専門店チェディーズ流木スタジオ

店内は自然光を利用したエコロジーな空間で、独創的な作品が展示されています。購入することも可能。お土産としても良いかもしれません。

こちらは、恐らくネコです。アンギラの最先端なモダンアートを心ゆくまで堪能出来ました。

その向かいにあるのは、アンティーク専門のお店“The GALLERIA World Art & Antiques”。

カリブと言えば「海賊」。きっと、‟アンティーク=海賊が奪い取ってきた戦利品“です。どんな秘宝が眠っているのでしょうか。

店内に入って目に飛び込んできたのは、様々な国の骨董品。さすが海賊です。

中には、かなり古い時代に作られたブッタ像も。店主に話を聞いてみると、この日本製という仏像は、200万円以上の価値があるとのこと。しかし、よくよく聞いてみると、こちらで展示・販売されている物は、店主自ら色々な国へ赴き収集した品々。「カリブの海賊が収集したお宝」ではなく、「カリブの目利きが買い付けたお宝」でした。店主は「姪が新宿で日本語を勉強中だよ」と、嬉しそうに教えてくれました。

◆アンギラで一番古い家

1632年、イギリスから侵攻を受け植民地となったアンギラ。町を探索していると、植民地時代の名残を見つけました。

1700年代後半に建設された“Wallblake House”。この島の中で最古の家屋です。

敷地内にある石碑には、奴隷によってこの邸宅が建設され、更にここで砂糖と綿を栽培したことが記されています。

Wallblake Houseの横には後年に建設された教会があり、お祈りにくる人たちの声で溢れていました。

◆地元の人気レストランでカリブ料理を堪能

カリブ料理と聞いて思い浮かぶメニューはあるでしょうか。日本では専門店を見かけることが少なく、いまいち想像がつきません。そこで、地元で人気のレストラン“Tasty’s”へ行ってみました。

お店の入り口にはバーカウンターがあり、奥にはダイニングが広がっています。

まずは、バハマ料理として有名な“コンク貝”のフリッターを注文(16ドル)。コンクは、カリブを始め幾つかの国で食されている貝です。その貝殻は天然の宝石とも表現されており、インテリアとしても活用されているとか。

サクッとした生地の中に、歯ごたえの良いコンクの身が多く使われていました。

続いて、ハワイでもお馴染みの“マヒマヒ”ことシイラを使った一品。豆を使ったソースでいただきます(24ドル)。淡白で臭みもなく食べやすい。

こちらは、“海老のソテー”(24ドル)。海鮮を使った料理が多い印象です。

しかし、肉料理も負けていません。“豚肉のソテー”は、肉厚ながらも柔らかく、甘めのサルサのようなソースとの相性が抜群でした(24ドル)。

アンギラを訪れた際は、地元の食材を活かしたカリブ料理を堪能してはいかがでしょうか。

◆アンギラと人工知能

スーパーマーケットでは、採れたてのココナッツが売っています。

信号機が殆どない代わりに、スピード防止帯が多く設置されています。日本よりも段差(ハンプ)が激しいので、話ながらの運転は気をつけましょう。

宿泊した“Easy Corner Villas”は、Wi-Fiとテレビを完備。しかし、残念ながらWi-Fiもテレビも利用することが出来ず、とても静かな夜を過ごせました(1泊180ドル/1名)

すれ違う車や人に対し、大音量でクラクションを鳴らすコナーさん。理由を聞いてみると「友達への挨拶だ」とのこと。

さて、ドメイン「.ai」を提供するアンギラで暮らす人々が、人工知能と密接な生活を送っているかもしれない件ですが、ご覧の通り、日常生活の中においては、人工知能と無縁な生活を送っていることがわかりました。

これからも「.ai」は、人工知能のドメインとして増え続け、「アンギラ」を知る人も増えていくでしょう。

でも、アンギラで暮らす人々は、そんなことも知らずに、穏やかな時間が流れる生活に身を任せている気がしました。

■アンギラまでのアクセスはこちら

■アンギラのドメイン「.ai」についてはこちら

釣りをする豚のいる島 トンガ王国

片道40時間をかけてツバルにも行ってしまうドメイン島巡り、第6回目の巡り先はトンガ王国です。ccTLD(国別コードトップレベルドメイン)は「.to」です。

◆トンガ王国、どこにある?

南太平洋に浮かぶ約170の島で構成されている国家で、オセアニアの中でもポリネシア地域に属しています。首都のヌクアロファは、トンガ王国(以下、トンガ)の中でも最大の島にあります。今回は、その最大の島である、トンガタプ島を訪れました。

目次
◆断崖絶壁の穴場!?自然が作り出した絶景スポット”フファンガルペ”
◆プライベート感満載の穴場ビーチ
◆釣りをする豚発見
◆貴重!突撃トンガの昼ご飯
◆現地でのSIM購入方法&速度調査~トンガ編~
◆ホテルもSIMカードもダメ・・・最後の希望はネットカフェ
◆市場にバレーボールが売っているとはWikipediaにも書いてない
◆トンガはワンコの楽園
◆ヌクアロファを歩いて散策してみた件
◆「.to」ドメインがもたらす豊かさ

◆断崖絶壁の穴場!?自然が作り出した絶景スポット”フファンガルペ”

日本から約15時間、ファアモツ国際空港に到着しました。現地の時刻は19時過ぎ。

飛行機を降り、歩いて入国審査に向かいます。到着ゲートは、ゴルフ場のクラブハウス風。

入国手続きを済ませ、タクシーで約40分かけて首都のヌクアロファへ移動。ホテルに到着した頃には、夜も深くなっていたためこのまま就寝しました。

翌日は快晴。さっそく、トンガの絶景ポイントへ向かいます。

ヌクアロファから車で約30分。到着したのは、島の南側にある海岸。波の音は聞こえますが、一見するとただの草原です。

あぜ道を進むと、目の前に直径数10mの”縦穴”が出現しました。

恐る恐る真下を覗いてみるとこんな感じ。かなりの深さがあり、遥か下には水があるようです。

ようやく全貌が見えました。こちらが、絶景ポイントの“フファンガルペ”です。岸壁の一部が波によって削られて、橋のような構造をしていることが分かります。ちなみに、この名称を日本語に訳すと「鳩の門」という意味だそう。見方によっては“門“と表現出来るかもしれません。

別の場所から見ると、崖下に大きな穴が空いていました。この部分から、門の中へ海水が流れて行くようです。

ドローンを飛ばし、フファンガルペを真上から撮影しました。日本では見ることが出来ないダイナミックな光景です。また、この風景を作り出した自然の力というものを再認識しました。なお、フファンガルペは柵などが設置されていないので、訪れる際はご注意ください。

素晴らしい眺めと、少しスリリングな体験が味わえるスポットでした。

 ■フファンガルペの絶景をドローンで撮影

 ■フファンガルペの絶景

Hufangalupe, Tonga

■ファアモツ国際空港の昼間はこんな感じ

Fuaʻamotu International Airport, Tonga◆プライベート感満載の穴場ビーチ

他のポリネシアの島々と同様に、トンガでもリゾートやマリンスポーツを満喫することが出来ます。その中でも、“ハアタフ・ビーチ”は海が美しいことで、サーファーたちにも人気とのこと。

今回は、そんなハアタフ・ビーチ、、の隣にある“カノクポル・ビーチ”へ行ってきました。

鮮やかなハイビスカスがお出迎え。

カノクポルにはヴァカロアビーチリゾートという宿泊施設がありますが、取材時は閑散としていました。さて、さっそくビーチへ。

少し雲が多いのが残念ですが、ビーチの砂も白に近く綺麗です。遠くでシュノーケリングをしている人がいますが、ほとんどプライベートビーチと化しています。

バカンスをしに来た犬を発見。君は一体どこから来たんだ。

日差しが出たら、木陰で一休み。あわてない、あわてない。

海水浴の賑わいは感じられませんでしたが、心身ともにリラックスするには最適の場所でした。のんびりしたバカンスを過ごせると思います。

  ■カノクポル・ビーチをドローンで撮影

なお、カノクポルからほど近い“コロバイ”という地域にはオオコウモリの保護区があります。地図を頼りに着いた空き地には大きな木が1本。周囲には柵がされています。

カメラを徐々にズームしていくと、、、

明らかに木の実ではない物体がいくつか吊り下がっています。こちらが、オオコウモリです。

さらにズーム。すやすや寝ていました。翼を広げると2mほどになるそうですが、普段はフルーツを食べるというギャップ萌え。そのため、“フルーツバット”とも呼ばれているそうです。同じオセアニアでも、パラオなどでは食材として扱われています。しかし、トンガでは神聖な動物とされているため、こういった保護区が設けられています。


◆釣りをする豚発見

トンガタプ島はそれほど広くありませんが、徒歩での観光は困難です。今回は、タクシー運転手のラタさんに協力を得て、島の様々な場所を取材しました。

EPSONのポロシャツが似合うラタさん。写真を撮らせてと言ったら照れてしまうシャイな性格です。

島の南海岸にある“ブローホール”では、岩場にある石灰石の通気孔から海水が吹き上げられていく様子が見れます。吹き上がった水柱は、最高20mまで達するとのことでインパクトがあります。


Mapu 'A Vaea Blowholes, Tonga

東側のニウトウアでは、1200年頃に建造された”ハアモンガ・ア・マウイ”と呼ばれる古代ポリネシアの遺跡を見ることが出来ます。辺りには柵が設置されて、公園のような作り。

残念なことに取材日が日曜だったため、古代遺跡もお休みでした。

トンガに暮らす人々の多くはキリスト教を信仰しており、日曜は「安息日」とされています。そのため、個人商店やレストランなども一部を除いて休業となります。

以前、日本の相撲部屋にもトンガ人の力士たちがいましたが、安息日など文化の違いなどから騒動となったことが思い出されます。

遺跡からほど近い海岸でタクシーが止まりました。ラタさん曰く「フィッシング・ピッグがいるよ」とのこと。とりあえず車を降りると、潮溜まりで何かを漁る犬、、犬じゃない!

正真正銘、釣りをしている豚でした。

付近で”フィッシング・ピッグ”の看板を発見。どうやら、こうして貝や海藻などを採って食べているようです。多くの家で豚を飼育しているトンガでは、普通の光景なのかもしれません。

こうして育っていった豚は、安息日に丸焼きとなって振舞われます。

皮がない部分は味がなく、グニグニとしているので食す際は要注意。



◆貴重!突撃トンガの昼ご飯

都心部から離れると、似たような葉を持つ植物をよく見かけます。

これはヤムイモなど、サトイモ科の植物です。トンガでは、こうした芋類を主食としています。葉も大きく、とても丈夫そう。

道中、一軒の家に到着。当初の予定にはない場所のため困惑していると、「我が家だよ!」とラタさん。この辺りの自由さ、見習いたいところです。タクシーを置いて家に入ってしまいました。

テラスでは、子どもたちが遊んでいます。どうやら、こちらに気づいた様子、、。

襲撃されました。

車内からペットボトルの水を強奪し、この表情!ラタ家の3兄弟なのか、わんぱく奇天烈キッズ集団。

それとなく岡村隆史さんに似ている気がしたため”岡村くん”と呼んでみると、『オカムラ!オカムラッ!』と笑い転げる男の子。日本の挨拶として認識されてしまったかもしれません。なお、日本という国は知らないようでした。

普段からやんちゃに付き合わされているのか、飼い犬の顔からは疲れが。

そうこうしている間にラタさんが戻ってきて、自宅のランチに招いてくれました。

この日のランチは3品。まずは、きゅうりのスライス。味付けはされていませんが、青臭さはあまり感じませんでした。子どもたちは顔に貼り付けて遊んでいたので、そもそもきゅうりパックである可能性も捨て切れません。

続いては、塩漬けにした豚肉をヤムイモの葉で包んだ蒸し料理です。オセアニア地域では“ウム”と呼ばれる伝統的な蒸し料理法があり、このメニューにはそういった起源を感じることが出来ます。シンプルな料理ではありますが、豚肉の旨みや柔らかさを味わえました。

最後は、地元で採れた貝を使ったクリームチャウダー。ココナッツミルクが使われているのが特徴的で、エスニック料理にも通じる味です。付け合わせは蒸したヤムイモで、チャウダーにつけて食べるのがラタ家流。ヤムイモには、後からほんのり甘みを感じられる素朴さがあります。

追加で出てきたのは、タロイモのマッシュ。白米よりも早くお腹が膨れていくのが分かります。ご馳走様でした。

ラタさんの協力により、島の様々なスポットを巡ることが出来き、本当の家庭料理を味わえた貴重な体験となりました。

ラタさんと、そのご家族に感謝。


◆現地でのSIM購入方法&速度調査~トンガ編~

海外用のWiFiレンタルサービスが増えてきていますが、場所によってはカバーされていない区域もあります。そういった時は、現地のSIMを購入するという手段があります。今回はトンガにて調査をしてみました。

トンガでは”Digicel”と”UCall”という通信会社がポピュラーなようで、どちらもファアモツ国際空港で購入出来ます。今回は、以前のサモア編でも調査を行ったDigicelを試してみました。

Digicelは街中にも大きな店舗があります。

購入したのは、1週間で500MB使えるプラン。5トンガドルでした(約280円)。

SIMを取り出してスマートフォンに挿したら、裏面の手順にしたがって設定を行います。

SIM挿入後に”122”番に電話をかけてアクティベーションしないといけないのが少し面倒です。

さっそく、ヌクアロファ(首都)にて使ってみます。かなりのスピード感で、検索などには問題ありません。実際に、インターネット回線の速度テストサイトで計測してみます。

6.9Mbpsと、まずまずな速度です。サモアの時よりもスピードが出ていました。しかし、場所を変えて見ると、、、

どうしたことか、急激な速度低下が発生して利用できない状態へと変貌しました。その後も同じような状況が続き、快適に利用することが難しい状態でした。

結果的に、Digicelは場所によっては繋がらなくなってしまう不安定さがあります。もしかすると、試すことが出来なかったUCallのほうが快適かもしれません。ぜひ、お試しください。


◆ホテルもSIMカードもダメ・・・最後の希望はネットカフェ

現地のSIMカードは思うように使えず、WiFiありのホテルに宿泊してもインターネットは使えず、すっかりネット難民となってしまいました。そんな時、ヌクアロファにインターネットが利用出来るカフェを発見。藁にもすがる思いで、早朝から行ってみました。

こちらの”Friends Cafe”で、無料WiFiが利用出来るようです。

店内は落ち着きのある色のインテリアで統一されており、どこかヨーロッパに来たかのような雰囲気もあります。お店の奥には、トンガのお土産が並ぶコーナーも設置されていました。

せっかくなので、朝食を頼むことにしました。ちなみに、メニューの上部に書かれた”MALO ‘E LELEI(マロエレレイ)”とは、トンガ語で「こんにちは」という意味。オーダーも無事完了し、食事しながらのネットサーフィンに期待が高まります。

さっそく運ばれてきた”カフェラテ”は、レギュラーサイズで5トンガドル(約280円)。専用マシンによって抽出する香ばしいエスプレッソと、フォームドミルクの相性の良さは万国共通です。

続いては、朝食プレート。目玉焼き2つに、オリーブオイルを塗ったチャバッタのトースト付きで13トンガドル(約730円)でした。チャバッタはイタリア発祥のパンだそうで、メニューへのこだわりも感じられます。朝食が揃い、いよいよインターネット接続の儀式へ。店員さんに「WiFiを使いたいのですが」と聞くと、一枚のレシートをくれました。

レシートには、ユーザー名など接続情報が書かれています。スマートフォンの設定から対象のESSIDを選択しパスワードを入力、、、なぜか繋がりません。よく見ると、この接続情報は2018年4月11日から61日間有効との記載を発見。すでに有効期限が過ぎています。

店員さんにその旨を伝えると、期限内のレシートが出てきました。しかしながら、それでも接続が出来ません。結局、その後もインターネットは使えず、、。探せど探せど、なお我がネットサーフィン楽にならざり、じっとスマホを見る。

なお、Friends Cafeは月曜から土曜の朝7時~22時まで営業しています。ネット難民に関わらず、一息つきたいときにはぴったりなお店です。早朝から美味しい朝食を取り、穏やかな朝を堪能しました。


◆市場にバレーボールが売っているとはWikipediaにも書いてない

タラマフ・マーケット(市場)は、月曜日の朝から始まります。ここは、青果を専門に販売しており、地産の野菜などを購入することが出来ます。

主食となる芋類。細い方は、日本の長芋にそっくりです。

色鮮やかな唐辛子や、ズッキーニよりも大きなきゅうり。

白菜は1つ日本円で約170円。キャベツも立派です。

見慣れたサイズの野菜たちも売られていました。ナス(束で)も、日本円で約170円。

市場の一角に売られていたカボチャ。トンガではカボチャを食べる習慣がなかったそうですが、気候が栽培に適していると考えた日本企業が種を持ち込んだことがきっかけで広まったそうです。Wikipediaによると”現在はカボチャの輸出がトンガ経済の柱”なんだとか。スーパーマーケットで見かけた際は、原産地もチェックしてみてください。

トンガで栽培されているかは分かりませんが、リンゴやオレンジなどのフルーツも売られています。場外には、好きなフルーツをジュースにしてくれるお店があります。

民芸品コーナー。お土産を買う場所としても良さそうです。

ミ☆サを思い出すバレーボールを発見。離島にて、無性にトスを上げたくなっても心配ありません。

洋服屋まで完備。カボチャの件に引き続き、Wikipediaには“トンガの婦人靴の最小サイズは26cm”との記載があります。しかしながら、実際には様々なサイズの靴が売られていました。サンダルの品揃えが良いのは、ポリネシア流かもしれません。

タラマフは肉や魚は売られていないものの、日用品はだいたい揃ってしまう素敵な市場でした。観光の空き時間に、立ち寄ってはいかがでしょうか。


◆トンガはワンコの楽園

ペットが逃げてしまったのか、それともフリースタイルな飼育方法なのか、島の至る所で犬を見かけます。その遭遇率は、これまで取材した6島の中でもトップ。たくましく暮らす犬たちの様子を少しお届けします。

最初は、ビーチに佇むわんこ。

道路横断わんこ。

子わんこ。

最後は、黄昏わんこ。町中では道路に犬が飛び出してくることがしばしばあります。また、夜道で出会うとお互いに緊張感が漂うので、お気をつけください。

◆ヌクアロファを歩いて散策してみた件

天気が良く、心地よい朝。しばしヌクアロファを歩いてみることにしました。

サロート通り。住宅が多く閑静です(犬の鳴き声は聞こえます)。

トンガ国立準備銀行にて、日本の国旗を発見。この建物の中に、在トンガ日本国大使館があるようです。しかし、銀行ということもあり警備がかなり厳重そうだったので、サモアのように取材することは叶わず。

南国らしく、椰子(ヤシ)の木が多く見られます。しかし、天気が良くても肌寒く、長袖の上着が手放せません。


”American Wharf”と呼ばれる埠頭へ。先端には、若いカップルや1人で音楽を聴いている人など様々。この辺りに住む人にとっては、憩いのスポットなのかもしれません。


海水の透明度が素晴らしく、泳いでいる魚を見ることも出来ます。


タカウノープ通りにて。大きなパラボラアンテナが置いております。アレシボ天文台と交信中かも。

プチ・アレシボからほど近くに、”A.Cowley & Sons”というパン屋を発見。看板には「王国のためのパン」とも書かれており、とても気になります。

入店してみると、地元の人を始め、観光や仕事で来たような外国の方が多く買いに来ていました。

ウィンドウには、手作りのサンドウィッチやパイが並んでいます。


ドーナツやマフィンなど、スイーツ系も充実。

悩んだ結果、アールグレイのマフィンとベリーのタルトを購入。マフィンはしっとりした生地で重みがあります。タルトは小さいながらもベリーのソースが沢山つまっており、食べ応えが抜群。どちらもかなり甘いのは、国王のお好みなのかもしれません。2つ合わせて、3.5トンガドルでした(約200円)。


日曜日に営業している数少ないレストランの1つ“Kimiko Chinese Restaurant”は、ヴナ通りにあります。営業時間前に行くと廃墟感が漂っていました。

営業時は、ウィンドウに出ている料理を購入したり、レジ前のメニューから注文することが可能。気になったチャーハンと焼きそば、それから謎の揚げ物を頼んでみます。

チャーハンは、ドメイン島巡りの定番メニューと表現しても過言ではありません(約280円)。

オイスターソースを使っていると思われる焼きそばですが、油分が多く、人によっては苦戦必至です(約450円)。

こちらが謎の揚げ物。口にしてみると、ソーセージの周りに衣が付けられており、アメリカンドッグ的な食べ物であることが判明しました。店員さんがかけてくれるケチャップの量も絶妙です(1本あたり約60円)。

毎日朝9時から21時までの営業ということで、安息日に旅程が重なった場合でも問題ありません。ただ、1回行ったら満足してしまったので、滞在中に再び訪れることはありませんでした。

この他にもドアノブが存在しない車や、営業しているか不明なDVDショップなども見ることができました。日用品が売られているお店も幾つかありますが、品揃えは殆ど同じでした。

沢山の見所があるトンガですが、首都を歩いてみるだけでも様々な発見や出会いがありました。

◆「.to」ドメインがもたらす豊かさ

現地を取材してみると、「.to」ドメインはスパや、地域の航空会社など、訪れる人を持て成すサービスを提供している企業でよく使われていました。

リラクゼーションスパの手書き看板に。

“本当のトンガ”と銘打たれた航空会社のドメイン名。

ドメインは旧来の”インターネットにおける住所”という存在から、あるコンテンツやサービスを象徴する“名刺”のような存在へと変革しています。日本では前者の認識が多いかもしれませんが、トンガのように自分たちのサービスや文化について発信するための強い相棒としてドメインがさらに使われていくと良いなと思います。

ポリネシア唯一の王国であるトンガ。そこに暮らす人々の温かさや心意気に魅了された取材となりました。

■トンガまでのアクセスはこちら

■ドメインの詳細、お申し込みはこちら

サモアの絶景スポットには気をつけろ?!

片道40時間をかけてツバルにも行ってしまうドメイン島巡り、第5回目の巡り先はサモアです。

「サモア」と言っても、「サモア独立国」と「アメリカ領サモア」、2つの国が存在します。国が異なるので、当然ドメインも別。前者のccTLD(国別コードトップレベルドメイン)は「.ws」、後者は「.as」となります。今回、我々は「.ws」の方のサモア(サモア独立国)を訪れました。

トスア・オーシャン・トレンチ image by: Shutterstock.com 

◆サモア独立国、どこにある?
1722年にオランダ人探検家に発見されたサモア独立国は、西経171度線を境として西側に位置しており、その東側にはアメリカ領サモアがあります。サモア独立国を西サモア、アメリカ領サモアを東サモアとも呼びます。

目次

◆ギガ絶景ポイント“トスア・オーシャン・トレンチ“に気をつけろ?!
◆行け!水中ドローン部
◆人気の「Sunrise Restaurant」でランチ
◆サモア唯一の“アレ“に乗ってきた!
◆現地でのSIM購入方法&速度調査~サモア編~
◆在サモア日本大使館へ行ってみた
◆サモアの噂~噛んでたガムを顔に貼って、またそのガムを噛む?~
◆天気が悪くても楽しいサモア
◆「.ws」ドメインで溢れる町

◆ギガ絶景ポイント“トスア・オーシャン・トレンチ“に気をつけろ?!
サモア独立国(以下:サモア)は、主にサバイイ島と首都アピアがあるウポル島に別れています。今回はサモア版の“青の洞窟”と呼ばれる「トスア・オーシャン・トレンチ」を見るべく、ウポル島へ上陸しました。

ファレオロ国際空港に到着すると、民族音楽のおもてなしがありました。空港職員の方に聞いてみると有志の方々が演奏しているとのこと。のどかです。

入国審査を済ませ、タクシーに乗って青の洞窟へ。天気は晴れ。

と思いきや、突然のスコールがやってきました。不安な幕開けです。

空港から約90分。トスア・オーシャン・トレンチがある島の南側に到着。海岸ですが公園のように整備されており、入園料は20サモアドル(約900円)。

入園するとさっそく看板が。なるほど、これが青の洞窟ですか。

さらに奥へ進むと、ついに見えて来ました。

えっ?(上:理想 下:現実)

トスア・オーシャン・トレンチ image by: Shutterstock.com 

青の・・・・

残念なことに、あいにくの雨で青緑色の沼へと変貌しておりました。つらみ。

しかし、せっかく来たので下まで行ってみることに。木製の梯子はかなりの傾斜で、ほぼ真下に降りていく感覚です。

恐怖と戦いながら下へ降りると、眼前には神秘的な風景が広がっていました。このトスア・オーシャン・トレンチは岩場に出来た天然プールとなっており、水中で外洋と繋がっているそうです。

水温は天候が悪いこともあり、入るには少し冷たい。水面の色は残念ではありましたが、ここでしか感じられない美しさを見ることが出来ました。

トスア・オーシャン・トレンチ その1 – Spherical Image – RICOH THETA

なお、トスア・オーシャン・トレンチではドローンの飛行が禁止されています。訪れる際は、ご注意ください。

上部から撮影した360℃カメラの写真はこちら。

トスア・オーシャン・トレンチ その2 – Spherical Image – RICOH THETA

◆行け!水中ドローン部
「サモアの綺麗な海を、皆さんに味わっていただきたい」という思いから、本取材では最新の“水中ドローン”を導入しました。

こちらが最新の水中ドローン”CCROV”です。カメラが内蔵された本体にケーブルを繋げて、ラジコンのような送信機で操作していきます。

今回はダイビングショップ”Pure Ocean”さんの協力を得て、綺麗な珊瑚礁へ向かいます。いざ、出航。

岸から5分ほどでポイントに到着しました。見事な曇天。

いよいよドローンを着水します。水中はどうなっているでしょうか。

いきなり立派な岩とサンゴがお出迎えです。

魚を発見。

カメラに向かってレスをくれる魚たち。ミルキーな対応です。

周辺にも、様々な種類の魚が泳いでいます。ドローンの操作も慣れてきたので、もう少し進むことに。

と、ここでサンゴに突撃してしまいました。サンゴおよび魚たち、申し訳ありません。

サンゴから、青くて小さい魚たちが出てきました。とても可愛いです。

人間が潜っていないためか、警戒はしつつもドローンに寄ってきてくれます。

最後は、ポイントを案内してくれたダイバーさんを撮影。お世話になりました。

いかがでしたでしょうか。初めての水中ドローンのため、上手く操作はできませんでしたが、魚たちが優雅に泳ぐ光景が見れて大満足です。

不慣れな操作で撮影した動画はこちら!

◆人気の「Sunrise Restaurant」でランチ
その土地で人気のレストランを探すならば、タクシーの運転手に聞いてみると良いと思います。

今回、運転手におすすめされたのは、アピアにある”Sunrise Restaurant”。

お昼時ということもあり、多くの人が買いに来ていました。

どうやらウィンドウに並んだ料理から、好きなものを選んでいくスタイルのようです。

ガーリックトーストや手羽元の煮物など、色々な食べ物が並んでいます。

地元の人たちが何を買っているかを見て、ほぼ同じものをオーダー。

購入したものはお弁当箱や紙皿に詰めてもらえるので、テイクアウトが可能です。今回は、併設されているイートインコーナーを利用してみました。

こちらがイートインコーナーです。

スペースも狭いのですが、何よりも気になるのがテーブルに残された食べ残しです。ゴミ箱もなく、片付けることができない状態でした。

さて、気を取り直して購入したものを食べてみたいと思います。

3種類の料理を選んだのですが、全てワンプレートで盛られています。正面に鎮座しているのは、フライドチキンです。鶏肉にスパイスが効いているわけではないのですが、ちょうど良い塩加減。ケチャップをつけて食べるとさらに美味しいです。揚げたてでジューシーでした。

続いて、ラム肉と野菜の炒め物。ラム特有の野性味は残っていますが、日本の野菜炒めと近い味わいで箸が進みます。

最後は、チャーハン(フライドライス)です。こちらも日本と変わらない味で安心しました。海外の場合、お米がボソボソしていたりすることがありますが、このお店はふっくらに仕上がっています。

このボリューム満点な3品で、17サモアドル(約760円)です。

「何を食べても美味しいかもしれない」という期待から、麺料理も頼んでみることに。こちらは牛肉と野菜が入っており、スープはフォーのように透き通っています。麺は極細ですが、出汁の効いたスープによくマッチしていました。これもまた満足な一品、16サモアドルでした(約720円)。

やはり、タクシーの運転手は良いレストランを知っています。とても良いランチを食べることができました。

ちなみに、サモアで取材をしていると、地元の人から「ビールはもう飲んだ?」とよく聞かれました。ドイツが領有していた時代があったためか、サモアでは地ビールが有名とのこと。

特におすすめされた銘柄が「Vailima(ヴァイリマ)」。地元のお店では、4サモアドル(約180円)ほどで購入できます。

こちらはラガーのため、ほどよい切れ味と苦味を持っており、さっぱりした味わいです。暑い時によく冷やして飲むのが最適だと思います。

サモアに訪れた際は、ぜひご賞味ください。ヴァイリマのロゴTシャツなどもお土産に良いかもしれません。

◆サモア唯一の“アレ“に乗ってきた!

唯一のアレを求めてやってきたのは”SSAB”というお店。家電から文房具など、食品以外の様々なものが買えます。

店内に入る前に、なにやら気になる看板が。どうやら持っているカバンを、店員さんに預けないといけないようです。

店員さんにカバンを預けると、引き換えに札を渡されます。帰る際は、この札を出して返してもらうようです。

アレを求めて店内を歩き回ると、2階へ続くエスカレーターを発見しました。そう、、!

なんと、これが探し求めていた”サモア唯一のエスカレーター”です。

噂によるとエスカレーターが設置されているお店は、サモアの中でもこのSAABのみだそうです。確かに、ホテルでもデパートでも階段のみでエスカレーターはありません。

サモアではラグビーが盛んです。選手たちは、普段から階段を使っているため足腰が強いのかもしれません。

◆現地でのSIM購入方法&速度調査~サモア編~
海外用のWiFiレンタルサービスが増えてきていますが、場所によってはカバーされていない区域もあります。そういった時は、現地のSIMを購入するという手段があります。今回はサモアにて調査をしてみました。

サモアでは”bluesky”と”Digicel”という通信会社がポピュラーなようです。ファレオロ国際空港の敷地内で、どちらも購入可能です。

こちらはblueskyの店内です。

blueskyの最安値は、24時間利用可能で50MBのプラン。2サモアドル(約90円)で売っています。

Digicelの最安値は、24時間利用可能で500MBのプランのようです。こちらは、3サモアドル(約135円)。

どちらも購入にあたり難しい制約などはなく、簡単な英語のみで購入することができました。

さっそく、アピア(首都)でDigicelを使ってみます。まずまずのスピード感で、レストランの検索なども行えます。実際に、インターネット回線の速度テストサイトで計測してみます。

4.0Mbpsと標準的な速度でした。アプリなどによっては、思うように動いてくれないかもしれません。

続いては、blueskyに変えてみました。こちらは、7.9Mbpsでした。Digicelと比べるとより快適です。

今回取り上げた2社は、どちらも問題ありませんでしたが、より快適さを求めるならばblueskyが良いかもしれません。

ぜひ、お試しください。

◆在サモア日本大使館へ行ってみた
海外でパスポートを失くしてしまった際は、現地または近くの日本大使館へ連絡をしましょう。しかし、基本的には行く機会がありません。そこで、サモアにある大使館はどのような場所にあるのか探してみることにしました。

外務省のページに記載された住所へ行ってみると、スーパーや飲食店が入っている複合施設に到着。

大使館の入っているビルは3階建で、1階には飲食店が集まっていて賑やかです。階段を登って大使館のある2階へ。

ありました。海外で「日本」という言葉を見ると少し安心できます。

正面玄関です。“大使館”というイメージとは違いますね。

こちらが許可を得て撮影させていただいた大使館内部です。奥には大使館員が対応してくださる窓口があり、隣にはサモアと日本の国旗が飾られています。それほど広くなく、こじんまりとした空間でした。

在サモア大使館は2017年1月1日に新設されたそうで、サモアの人が日本を訪れる際のビザ発給なども対応しているそうです。

これを機会に、日本とサモアの交流がより増えると良いですね。

◆サモアの噂~噛んでたガムを顔に貼って、またそのガムを噛む?~
サモアを訪れるにあたり、いくつかの疑問がありました。
そのため、今回は滞在したホテルの従業員やタクシー運転手に質問してみることに。

《その1》「サモア島の歌」って知ってる?

「サモア島の歌」という曲をご存知でしょうか。もしかしたら、小学生の時に歌った記憶がある方もいらっしゃるでしょう。そこで、本国ではどの程度の認知があるのかを確認したところ、質問した6人全員が『聴いたことがある』と話してくれました。しかしながら、サモアについての歌詞ではなく、曲名も不明とのこと。なかには、教会で歌われている曲だと答えてくれた人もいました。

《その2》噛みかけのガムを食事前に顔に貼り付け、食事が済んだら貼ったガムを噛むって本当?

こちらはサモアのWikipediaに記載されていたもので、「サモアの常識」とされているのだとか。そんな中、20代の女性は『そんな話は聞いたことがない』とのこと。さっそくサモアの常識が崩れました。

ところが、30代の男性に聞いてみると『知っている』という回答がありました。ただし、『その文化は今から15年程前にあったもので、現在はやっていないよ』と話してくれました。以前は確かにあったということが驚きです。サモアのどこかにはまだ・・・・。

《その3》サモアの母親は女王蜂のように肥満化して君臨しているのか?

これもまたWikipediaに記載されていたものですが、要約すると「母系社会のため、子供は独立するまで母親の面倒をみている」ということのようです。かなり辛辣な言葉で記載されているように思います。

このまま質問するのは失礼と思い、やんわりとホテルの従業員(男性)に聞いてみました。すると「たしかに母は君臨しているよ」と教えてくれました。また、肥満化ということについては、サモア全体(男女共)で問題視されているそうです。町には、国が作成している糖尿病や高血圧への注意喚起の広告が出されています。一方で、ふくよかな女性の人気が高いなど、肥満の解決は少し難しいのかもしれません。

結果的に正しいこともありましたが、風化している文化や常識がいくつかあるようでした。

現地での有益な調査になりました。

◆天気が悪くても楽しいサモア

“ポリネシアン・ダンス”はサモアを含めたこの地域一帯の伝統です。ダンスショーを毎晩開催しているホテルもあるので、ぜひチェックを。

トスア・オーシャン・トレンチのある海岸。遊歩道があり、晴れていたら絶景ポイント。

町で見られる露店。

市場では、カラフルな民族衣装が購入できます。

同じく市場にて。「Vae Moa」は日本語で“鶏の足”です。フライドチキンは色々な場所で売っていました(1ピース=約113円)。

特徴的なゴミ捨て場がありました。サモアは野良犬が多く、ゴミを漁ることを避けるために少し高い位置に設置されているのかもしれません。

◆「.ws」ドメインで溢れる町
冒頭にもご紹介した通り、サモア独立国は西経171度線を境として西側に位置しているため、英語では“Western Samoa(西サモア)”と表記されています。そのため、ccTLDは「.ws」となっています。

日本では見かけることの少ない「.ws」ドメインですが、地元のサモアでは使われているのかアピアを歩いてみました。

カラフルなバスに目が止まります。アピアから他の村への交通手段として、地元民に広く使われているようです。

インターネットカフェを発見。しかし、残念ながらお店のメールアドレスに使用しているのは「.net」ドメインでした。こういった“レガシー”と呼ばれるドメイン(.netや.comなど)は、世界中で広く使われています。

お店は小さいながらも、利用者で満席状態でした。仕事で利用しているのか、YouTubeなどを鑑賞しに来ているのか気になります。

ついに「.ws」ドメインを発見。地元のプロバイダーのようです。オフィスのウィンドウにもしっかりと記載されていました。

ここからは多くの「.ws」ドメインを発見することが出来たので、幾つかご紹介いたします。

宝石店

旅行会社

不動産会社

町で出会った「.ws」ドメインを見ると、様々な業種で使われているようです。

なお、「.ws」ドメインは新規取得時に絵文字が使えるという特徴があります。

例えば、以下のように。

💩が10個までは取得済みとは、、なんという人気なのでしょうか。

もちろん、この他にも絵文字を使用したドメインが取得可能です。

どんな絵文字で登録できるか、こちらで検索してみてはいかがでしょうか。

 

■サモアまでのアクセスはこちら

◆💩以外の絵文字でも使われている「.ws」

“絵文字が使える”ということで、💩ばかりに気を取られてしまいがちですが、💩以外の絵文字を使って運用中のホームページを調べてみました。ここピックアップしたサイトは全てリダイレクト用として、絵文字ドメインを使っています。インパクト重視な感じがいいですね。

🦀🕹.ws 👓.ws
🇬🇧🌩.ws 😛🍪🏀👑🖋🍆🍉📺.🍕💩.ws 🖥️📱🕹️.ws

■ドメインの詳細、お申込みはこちら