彫刻を海に沈めたら、観光名所になってサンゴも育った!海底美術館は人と魚を嬉しくすることがよくわかる、グレナダのレポート

片道40時間をかけてツバルにも行ってしまうドメイン島巡り、第14回目はグレナダを訪れました。ccTLD(国別コードトップレベルドメイン) は”GOOD”などの意味でも使われている「.gd」です。なお、本文内のドル表記は、一部を除いて東カリブ・ドル(EC$)となります。※1EC$=40.96円

◆グレナダ、どこにある?

カリブ海の小アンティル諸島南部にある島国。本土の他に、グレナダ領グレナディーン諸島、カリアク島やプティト・マルティニーク島などの島々を領有しています。また、イギリス連邦に加盟する英連邦王国の1つです。

= 目次 =

◆ちゃんとグレナダに到着

◆滝壺に飛び込んで稼ぐ男

◆食べ過ぎると幻覚症状を引き起こすナツメグを食べる

◆グレナダ寿司のスペシャルメニュー

◆世界一美しいと勘違いされるビーチ

◆彫刻を海に沈めると人も魚も嬉しい

◆現地でのSIM購入方法&速度調査 ~グレナダ編~

◆街で見かけた「.gd」

◆「ミツバチ泥棒に懸賞金100ドル」、「空港内で気をつけた方がよいお店」
~グレナダいろいろ~


◆ちゃんとグレナダに到着

ブリティッシュエアウェイズでロンドンからスペインのグラナダに行こうとした乗客が、手違いでカリブ海のグレナダ島に向かってしまうハプニングが相次いだことがありました。我々は、ブリティッシュエアウェイズでセントルシアからグレナダに向かいましたが、セントルシアからグラナダへの直行便は出ていないので、問題無くグレナダに到着です。


◆滝壺に飛び込んで稼ぐ男

首都セントジョージから車で約10分の場所にある、アナンデールの滝に向かいます。通路は舗装されていて歩きやすいです。

アナンデールの滝の入口に到着。入場料5.35ドル(約220円)を払おうと受付の人を探しましたが、誰もいません。訪問したのは、多くの観光客が来るであろう日曜日。島内を案内してくれるタクシードライバーの「今日は無料だよ」の言葉を信じて、入場します。

敷地内で、スパイスだけで作ったネックレスを売るお姉さん。日本では見たことのないネックレスです。

こちらがアナンデールの滝。透き通った綺麗な水です。

滝口から少し離れた所に1人の男性を発見。

この滝を管理している人かと思いきや、なんと突然、約10mの高さから滝壺へ飛び込んでしまいました!

状況が掴めずに呆然としていると、男性が我々のそばにやってきました。話を聞くと、滝壺に飛び込むパフォーマンスをしてチップをもらっているそうです。この後も、登っては飛び込むを繰り返していました。チップを渡すと、両手でサムズアップ。とても喜んでくれました。

タクシーが次に案内してくれた場所は、スポーツバー。お店は閉まっています。
どうやらスポーツバーを見せたいのではなく、バーの裏にある植物園を見せたくて立ち寄ってくれました。

ハーブティーなどでお馴染みのレモングラスや立派なパパイヤ。

よく見ると、足元は砂利ではなくナツメグの殻が敷き詰められていました。

スポーツバーの向かいにあったお店。お店は小さいのですが、看板には「運命のスパイスショップ」と書かれています。

チョコレートやココアの原材であるカカオ。中に見えるのは種子で、これらがカカオ豆です。グレナダのカカオの品種は、アマゾンカラバシージョとベネズエラ由来のクリオロの交配種と言われ、日本でもチョコレート通に人気があります。お土産として、チョコレートが販売されていました。

移動中、タクシードライバーが「見ろよ!100万ドルのビューだ!」と言って、わざわざ止まって見せてくれた景色。とても良い景色ですが、夜に見たら100万ドルなのかもしれません。


◆食べ過ぎると幻覚症状を引き起こすナツメグを食べる

グレナダは別名”スパイス島(スパイス・アイランド)”と呼ばれています。香辛料として有名なナツメグの生産が特に盛んで、その生産量は世界第6位。国旗の左側にもナツメグの実が描かれています。

和名では「ニクズク」と呼ばれるナツメグは、コショウ、シナモン、クローブと並ぶ四大香辛料の1つで、消化促進や発汗作用、貧血の予防などに効果があるとされています。ナツメグの本場でナツメグを食べてみました。まずは、ナツメグを使った本格料理が食べられるレストラン、「ザ ナツメグ」。

店員さんに、ナツメグが入った料理はどれかと聞いてみると「全部だよ!」という頼もしい答えが。このお店を選んで良かったです。

ナツメグは入っていませんが、まずはご当地ビール”Carib Premium”と”STAG”ビールを注文。どちらもラガーで飲みやすい。ともに6ドル(約240円)。落ち着いた雰囲気の店内から、セントジョージズの港が見えます。

海外では、瓶ビールはコップに注がず、そのまま飲む機会が多いのですが、こちらのお店ではキンキンに冷えたジョッキグラスも一緒に出してくれました。日本とのシンパシーを感じます。

鶏もも肉のグリルが運ばれてきました。付け合わせに赤飯のようなお米とソテーされた野菜。ホワイトソースは濃厚ながらも、ナツメグの風味であっさりと食べられます。60ドル(約2,400円)。

こちらは、スパイスアイランドロブスター。ナツメグ以外のスパイスも入ってます。噛むごとにロブスターの味とスパイスの香りが抜けていきます。85ドル(約3,400円)。

続いては、宿泊先の朝食。壁にかかったナツメグの絵画に見られながら、いただきます。

パンにはやっぱりナツメグジャム。スパイシーな香りはありますが、アプリコットのような甘酸っぱい味わいです。

ナツメグの国で食べる料理には、ナツメグが入っているものが多い上、とても美味しいので、ついつい食べ過ぎてしまいます。ナツメグのヒト経口中毒量は、成人で5~10グラム。呼吸困難、めまい、幻覚、嘔吐などの症状を発症することもあります。通常は24時間以内で回復しますが、2~3日かかるケースもあるそうです。食べ過ぎにはご注意ください。


◆グレナダ寿司のスペシャルメニュー

タックスヘイブンの島として有名なイギリス領ヴァージン諸島でもお寿司を食べましたが、グレナダでもお寿司屋を発見。これは、入らずにいられません。

ライム地区にある”カリブ スシ”。オープンテラスもあり、地元の方や観光客で賑わっています。

お醤油はキッコーマン。箸置きに割り箸。雰囲気は、日本のお寿司屋と変わりません。

暑いので冷たい緑茶を注文。アメリカで激甘な緑茶を飲んだことがありますが、グレナダの緑茶はシュガーレス。ガムシロップとスライスしたレモンも付いてきました。レモンティーのような味わいで、これはこれで良いですね。5ドル(約200円)

お寿司がやってきました。どこの国でも握りのビジュアルは安定しています。新鮮なマグロと白身魚の握り6貫。ヴァージン諸島で食べたお寿司より美味しいです。38ドル(約1,500円)

続いて、「レオスペシャル握り」というメニューが登場。料理長レオさんのお名前がついた、お店イチ押しのスペシャルメニューです。マグロの上にアボカドと天かすが乗った、海外ならではの創作寿司。一瞬、活きがいいお好み焼きのようにも見えます。握りは見えませんが、マグロの下にちゃんと4貫ありました。穴子などに使われる煮詰めがかけられています。32ドル(約1,300円)。

マグロのクリスピーロールは、巻き寿司の上にネギトロと天かすが乗っています。”クリスピー”の 部分は天かすが担っているようです。44ドル(約1,800円)。

スコッチロールはもはや酢飯がなく、スコットランド産のスモークサーモン、アボカトとクリームチーズを薄い卵焼きで巻いた一品。意外にも醤油との相性が良く、お酒のお供にもピッタリです。45ドル(約1,840円)。

この他、白身魚とモッツァレラチーズを巻いて揚げた料理など、お寿司以外のメニューも充実していました。どれもスパイスが程よく効いたアレンジメニューでしたが、美味しくいただきました。


◆世界一美しいと勘違いされるビーチ

CNNが発表している「世界のビーチ100選」で1位に選ばれた場所が、ここグレナダにあるという情報をキャッチ。世界で一番美しいビーチに行ける!

到着したのはマウントシナモンリゾート。リゾート内の庭園を進みます。

綺麗な海が見えて来ました。世界一のビーチが、もう目の前です。

こちらが「世界のビーチ100選」で1位に輝いたグランドアンセです!

No.1に相応しい、水の透明度と砂の白さ。

ビーチにはレストランやバーが並んでいます。

世界一のビーチにあるレストランで食べるポテトフライは格別です。

しかし帰国後、情報を整理している時に我々は気がついてしまいました。「世界のビーチ100選」の1位は、 グレナダの「グランドアンセ」(Grande Anse)ではなく、セーシェル共和国(東アフリカ沖)にある「グランドアンセビーチ」(Grande Anse Beach)だったのです。

なんて紛らわしい名称なんでしょう。グランドアンセは、グランドアンセビーチの呼称だと思っていました。

我々が感動したグレナダのグランドアンセは、1位ではなかったものの、30位にランクインしていました。

実際には世界で30番目に美しいビーチでしたが、ご覧のとおり、世界一と言っても過言ではない美しさです。

グランドアンセ・ビーチ(グレナダ) – Spherical Image – RICOH THETA

グレナダのグランドアンセを、「世界一のビーチ」と紹介している旅行系ブログもありました。お間違いのないようにお気をつけください。


◆彫刻を海に沈めると人も魚も嬉しい

グレナダの人気スポットの一つ、海底美術館。この美術館は、2006年に彫刻家のジェイソン・テイラー氏が

グレナダ政府のサポートのもと、水中彫刻の制作を開始。読んで字のごとく、美術館は海の底にあります。

海底美術館ツアーに参加するため、ダイビングショップ「ダイブグレナダ」に集合。

水着に着替え、ボートで移動します。

猛スピードで海を進むこと約10分。インスラクターからシュノーケルとフィンが手渡され、いよいよ入水です。

彫刻は幾つかの場所に点在しており、ポイントまではインストラクターが誘導してくれます。

海底に横たわっている彫刻。

輪になっている彫刻など。大きな岩に顔だけの彫刻があります。わかりますか?

魚?鳥?を手に持って膝まづく少女の彫刻。

先ほどよりも大人数の彫刻で構成された輪。今にも動き出しそうな迫力があります。

海の中の彫刻を満喫できるツアーは1時間ほどで終了。今回の動画は、全てインストラクターが撮影してくれました。ダイビングが得意ではない方は、お願いしましょう。ツアー参加料金は、シュノーケルなどのレンタル料込みで1人あたり55USドル(約6,100円)。事前に予約することをお勧めします。

陸にある美術館は、建設費用に加え、電気代や修繕費、警備員等の人件費もかかりますが、海底美術館は、彫刻を一度設置したら、あとはそのままで大丈夫です。陸にある美術館と比べたら、維持することは難しくないように思えました。彫刻を海に沈めることによって、観光名所が生まれるさけでなく、サンゴや海綿などの海洋植物が育って魚も喜びます。観光名所を作りたい方は、彫刻を海に沈めることを是非ご検討ください。


◆現地でのSIM購入方法&速度調査 ~グレナダ編~

海外用のWiFiレンタルサービスが増えてきていますが、場所によってはカバーされていない区域もあります。このような場合、現地のSIMを購入するという手段があります。グレナダでポピュラーな通信会社はFLOW。空港にSIMは売っていないので、街で探します。到着した土曜日は夕方までの営業時間に間に合わず、日曜日はどこの店舗も休業。そのため、グレナダでSIMカードを購入できませんでした。

しかし、ショッピングモールに既存のSIMカードにデータ通信容量を追加出来る、専用の販売機がありました。

他の島で購入したFLOWのSIMカードがあったので10ドル(約400円)分を追加。

追加購入が完了した通知メールを受信。しかしながら、繋がらないまま。アクティベーションが必要なのかと思い、専用番号に発信しても何も変わりません。

利用できないまま、料金の状態を確認すると、すでに7.54ドルという表示が。約2.5ドルはどこへ?

接続できないまま悪戦苦闘しているうちに、10ドルを使い切ってしまったので追加購入。しかし、接続することはできませんでした。ちなみに、SIMが使えなくなっても、入れてあればFLOWの空港Wifiは使えます。


◆街で見かけた「.gd」

グレナダのccTLDは「.gd」です。”観光タクシー会社や、ホテルのヨガ教室の看板でドメインを見つけることができました。

「.gd」ドメインのレジストリは、セントビンセント及びグレナディーン諸島などと同じく”NTRC(National Telecommunications Regulatory  Commission)”のグレナダ支部が担当しています。レジストリのオフィスが入る建物に到着。残念ながら日曜日(営業時間外)のため、担当者にお会いできませんでした。

建物の目の前にあるバス停には、NTRCのホームページアドレスと「.gd」が大きく書いてありました。


◆「ミツバチ泥棒に懸賞金100ドル」、「空港内で気をつけた方がよいお店」
~グレナダいろいろ~

日中のセントジョーンズ。ヨーロッパの港町を彷彿とさせる景色です。

蚊に刺されたので、蚊取り線香的を買うために地元のスーパーへ。

さすがスパイス王国。スパイスだらけです。

やっぱり蚊取り線香はありませんでしたが、蚊を駆除する強そうなマットを購入します。

パッケージに偽りはありません。蚊を撃退してくれました。

スーパーの掲示板に、ミツバチ泥棒に懸賞金100ドルのお知らせを発見。早期解決を祈るばかりです。

続いて、ショッピングモール「Spiceland Mall」を散策していると、有名ブランドのコピー商品を売っているお店がありました。

こちらのお店です。一見すると、コピー商品など売って無さそうなお店ですが、くれぐれもご注意ください。

空港内にも、気をつけたいお店がありました。

こちらのお店では、バナナケチャップを1本13ドル(530円)で売っています。

しかし、空港内の別のお店では5.85ドル(240円)。同じ空港内なのに、倍以上の値段で売っていました!ギフトショップ「KALALOO」にはお気をつけください。

=今回訪れた場所=

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Googleも使う‟人工知能を表すドメイン”を提供するアンギラはハイテクな島なのか?

片道40時間をかけてツバルに行ったり、トンガで釣りをする豚に出会ったりするドメイン島巡り、第7回目の巡り先はアンギラです。ccTLD(国別コードトップレベルドメイン)は、「.ai」です。なお、本文内のドル表記は、すべて米ドルとなります。

◆アンギラ、どこにある?

カリブ海(西インド諸島)に浮かぶイギリス領の島です。島の形状が“うなぎ”に似ていたことから、スペイン語やフランス語でうなぎを表す“アンギラ”と名付けられました。

目次

◆Googleもマイクロソフトも使用する、人工知能に最適なドメイン「.ai」
◆カリブで最も美しいビーチ!
◆カリブで最も危険なビーチ!?どうやって降りるの!?
◆最先端アートと高価な「日本製という仏像」
◆アンギラで一番古い家
◆地元の人気レストランでカリブ料理を堪能
◆アンギラと人工知能

◆Googleもマイクロソフトも使用する、人工知能に最適なドメイン「.ai」

日々のニュースにおいて、必ずと言っていいほど話題になる人工知能。そんな人工知能関連サイトが、こぞって使い始めているドメインが「.ai」なのです。人工知能の正式名称「Artificial Intelligence」の略称が、そのままドメインになっているので、人工知能との関りをURLやメールアドレスでダイレクトに表現できることが人気の要因となっています。

「.ai」を使用する、代表的な人工知能関連サイトをピックアップしました。

Microsoft Artificial Intelligence (microsoft.ai) Google AI (google.ai) Intel AI (intel.ai)
Albert (albert.ai) NDR (ndrconf.ai) Insight (insightdata.ai)
Luminovo (luminovo.ai) x.ai (x.ai) Recast.AI (recast.ai)

人工知能の開発に多額の研究費を投じているGoogleや、マイクロソフトのように、誰しもが知る企業からも使用されています。もしかするとアンギラで暮らす人々は、人工知能と密接な生活を送っいてるのではないでしょうか?期待を胸に、島内調査スタートです。

◆カリブで最も美しいビーチ!

カリブ海に浮かぶアンギラには、多くのビーチがあります。その中でも、ハリウッドセレブも訪れているという“ショールベイ・ビーチ”へ向かいました。

首都の“バレー”から車で約10分。車から降りると、すでに海が見えています。

こちらが、ショールベイ・ビーチ。理想的な青い空と海、白い砂浜です。

カリブで最も美しいビーチという評判も納得。

ドローンでビーチを撮影してみました。遠くまで青々とした海が続いているのが分かります。

さっそくハリウッドセレブを探してみるものの、残念ながら遭遇することは出来ませんでした。

海で遊び疲れたら、ビーチサイドにあるホテルのバーで休憩。あなたの隣にスターが座ることがあるかもしれません。

360℃カメラ

美しいショールベイビーチ(アンギラ) – Spherical Image – RICOH THETA

◆カリブで最も危険なビーチ!?どうやって降りるの!?

アンギラ島内の移動は観光タクシーを利用しています。ドライバーのコナーさんが運転する車は、トヨタのヴェルファイア。

まさかの日本語仕様です。

人気のショールベイを後にした我々は、コナーさんがおすすめするビーチに向けて出発!移動中の車窓からは、廃船がちらほらと。

停車したのは草木が生い茂る崖の上。「さぁ、着いたぞ。この道を降りて行くんだ」とコナーさん。

“道”・・・どこに道があるのでしょうか。しばし困惑します。

ようやく見つけた‟獣道‟を下ること数分。目の前に海が見えてきました。

こちらがコナーさんおすすめの“リトル・ベイ”です。

海水の透明度が、いかにもカリブらしいです。

崖の上から見た限り、誰もいません。今なら完全なプライベートビーチ!さあ、リトル・ベイに降りましょう。階段を探していると、1本の黄色いロープが。

階段なんてありませんでした。このたった1本のロープをつたって、垂直に近い崖を降りる以外の方法が無いのです。つまり、スリルと引換に崖を下った者だけがリトル・ベイに辿り着けるのです。

当然ですが、帰りはロープを登ることになります。どうりで誰もいないわけです。

360°カメラ

降りることができなかったリトルベイ(アンギラ) – Spherical Image – RICOH THETA

◆最先端アートと高価な「日本製という仏像」

ミーズ・ベイ池近くのルート1(メインの道路)沿いには、アンギラの最先端アートとアンティークのお店が並んでいます。

まずは、他の島々から漂着した流木をアートとして再生利用している専門店チェディーズ流木スタジオ

店内は自然光を利用したエコロジーな空間で、独創的な作品が展示されています。購入することも可能。お土産としても良いかもしれません。

こちらは、恐らくネコです。アンギラの最先端なモダンアートを心ゆくまで堪能出来ました。

その向かいにあるのは、アンティーク専門のお店“The GALLERIA World Art & Antiques”。

カリブと言えば「海賊」。きっと、‟アンティーク=海賊が奪い取ってきた戦利品“です。どんな秘宝が眠っているのでしょうか。

店内に入って目に飛び込んできたのは、様々な国の骨董品。さすが海賊です。

中には、かなり古い時代に作られたブッタ像も。店主に話を聞いてみると、この日本製という仏像は、200万円以上の価値があるとのこと。しかし、よくよく聞いてみると、こちらで展示・販売されている物は、店主自ら色々な国へ赴き収集した品々。「カリブの海賊が収集したお宝」ではなく、「カリブの目利きが買い付けたお宝」でした。店主は「姪が新宿で日本語を勉強中だよ」と、嬉しそうに教えてくれました。

◆アンギラで一番古い家

1632年、イギリスから侵攻を受け植民地となったアンギラ。町を探索していると、植民地時代の名残を見つけました。

1700年代後半に建設された“Wallblake House”。この島の中で最古の家屋です。

敷地内にある石碑には、奴隷によってこの邸宅が建設され、更にここで砂糖と綿を栽培したことが記されています。

Wallblake Houseの横には後年に建設された教会があり、お祈りにくる人たちの声で溢れていました。

◆地元の人気レストランでカリブ料理を堪能

カリブ料理と聞いて思い浮かぶメニューはあるでしょうか。日本では専門店を見かけることが少なく、いまいち想像がつきません。そこで、地元で人気のレストラン“Tasty’s”へ行ってみました。

お店の入り口にはバーカウンターがあり、奥にはダイニングが広がっています。

まずは、バハマ料理として有名な“コンク貝”のフリッターを注文(16ドル)。コンクは、カリブを始め幾つかの国で食されている貝です。その貝殻は天然の宝石とも表現されており、インテリアとしても活用されているとか。

サクッとした生地の中に、歯ごたえの良いコンクの身が多く使われていました。

続いて、ハワイでもお馴染みの“マヒマヒ”ことシイラを使った一品。豆を使ったソースでいただきます(24ドル)。淡白で臭みもなく食べやすい。

こちらは、“海老のソテー”(24ドル)。海鮮を使った料理が多い印象です。

しかし、肉料理も負けていません。“豚肉のソテー”は、肉厚ながらも柔らかく、甘めのサルサのようなソースとの相性が抜群でした(24ドル)。

アンギラを訪れた際は、地元の食材を活かしたカリブ料理を堪能してはいかがでしょうか。

◆アンギラと人工知能

スーパーマーケットでは、採れたてのココナッツが売っています。

信号機が殆どない代わりに、スピード防止帯が多く設置されています。日本よりも段差(ハンプ)が激しいので、話ながらの運転は気をつけましょう。

宿泊した“Easy Corner Villas”は、Wi-Fiとテレビを完備。しかし、残念ながらWi-Fiもテレビも利用することが出来ず、とても静かな夜を過ごせました(1泊180ドル/1名)

すれ違う車や人に対し、大音量でクラクションを鳴らすコナーさん。理由を聞いてみると「友達への挨拶だ」とのこと。

さて、ドメイン「.ai」を提供するアンギラで暮らす人々が、人工知能と密接な生活を送っているかもしれない件ですが、ご覧の通り、日常生活の中においては、人工知能と無縁な生活を送っていることがわかりました。

これからも「.ai」は、人工知能のドメインとして増え続け、「アンギラ」を知る人も増えていくでしょう。

でも、アンギラで暮らす人々は、そんなことも知らずに、穏やかな時間が流れる生活に身を任せている気がしました。

■アンギラまでのアクセスはこちら

■アンギラのドメイン「.ai」についてはこちら