釣りをする豚のいる島 トンガ王国

片道40時間をかけてツバルにも行ってしまうドメイン島巡り、第6回目の巡り先はトンガ王国です。ccTLD(国別コードトップレベルドメイン)は「.to」です。

◆トンガ王国、どこにある?

南太平洋に浮かぶ約170の島で構成されている国家で、オセアニアの中でもポリネシア地域に属しています。首都のヌクアロファは、トンガ王国(以下、トンガ)の中でも最大の島にあります。今回は、その最大の島である、トンガタプ島を訪れました。

目次
◆断崖絶壁の穴場!?自然が作り出した絶景スポット”フファンガルペ”
◆プライベート感満載の穴場ビーチ
◆釣りをする豚発見
◆貴重!突撃トンガの昼ご飯
◆現地でのSIM購入方法&速度調査~トンガ編~
◆ホテルもSIMカードもダメ・・・最後の希望はネットカフェ
◆市場にバレーボールが売っているとはWikipediaにも書いてない
◆トンガはワンコの楽園
◆ヌクアロファを歩いて散策してみた件
◆「.to」ドメインがもたらす豊かさ

◆断崖絶壁の穴場!?自然が作り出した絶景スポット”フファンガルペ”

日本から約15時間、ファアモツ国際空港に到着しました。現地の時刻は19時過ぎ。

飛行機を降り、歩いて入国審査に向かいます。到着ゲートは、ゴルフ場のクラブハウス風。

入国手続きを済ませ、タクシーで約40分かけて首都のヌクアロファへ移動。ホテルに到着した頃には、夜も深くなっていたためこのまま就寝しました。

翌日は快晴。さっそく、トンガの絶景ポイントへ向かいます。

ヌクアロファから車で約30分。到着したのは、島の南側にある海岸。波の音は聞こえますが、一見するとただの草原です。

あぜ道を進むと、目の前に直径数10mの”縦穴”が出現しました。

恐る恐る真下を覗いてみるとこんな感じ。かなりの深さがあり、遥か下には水があるようです。

ようやく全貌が見えました。こちらが、絶景ポイントの“フファンガルペ”です。岸壁の一部が波によって削られて、橋のような構造をしていることが分かります。ちなみに、この名称を日本語に訳すと「鳩の門」という意味だそう。見方によっては“門“と表現出来るかもしれません。

別の場所から見ると、崖下に大きな穴が空いていました。この部分から、門の中へ海水が流れて行くようです。

ドローンを飛ばし、フファンガルペを真上から撮影しました。日本では見ることが出来ないダイナミックな光景です。また、この風景を作り出した自然の力というものを再認識しました。なお、フファンガルペは柵などが設置されていないので、訪れる際はご注意ください。

素晴らしい眺めと、少しスリリングな体験が味わえるスポットでした。

 ■フファンガルペの絶景をドローンで撮影

 ■フファンガルペの絶景

Hufangalupe, Tonga

■ファアモツ国際空港の昼間はこんな感じ

Fuaʻamotu International Airport, Tonga◆プライベート感満載の穴場ビーチ

他のポリネシアの島々と同様に、トンガでもリゾートやマリンスポーツを満喫することが出来ます。その中でも、“ハアタフ・ビーチ”は海が美しいことで、サーファーたちにも人気とのこと。

今回は、そんなハアタフ・ビーチ、、の隣にある“カノクポル・ビーチ”へ行ってきました。

鮮やかなハイビスカスがお出迎え。

カノクポルにはヴァカロアビーチリゾートという宿泊施設がありますが、取材時は閑散としていました。さて、さっそくビーチへ。

少し雲が多いのが残念ですが、ビーチの砂も白に近く綺麗です。遠くでシュノーケリングをしている人がいますが、ほとんどプライベートビーチと化しています。

バカンスをしに来た犬を発見。君は一体どこから来たんだ。

日差しが出たら、木陰で一休み。あわてない、あわてない。

海水浴の賑わいは感じられませんでしたが、心身ともにリラックスするには最適の場所でした。のんびりしたバカンスを過ごせると思います。

  ■カノクポル・ビーチをドローンで撮影

なお、カノクポルからほど近い“コロバイ”という地域にはオオコウモリの保護区があります。地図を頼りに着いた空き地には大きな木が1本。周囲には柵がされています。

カメラを徐々にズームしていくと、、、

明らかに木の実ではない物体がいくつか吊り下がっています。こちらが、オオコウモリです。

さらにズーム。すやすや寝ていました。翼を広げると2mほどになるそうですが、普段はフルーツを食べるというギャップ萌え。そのため、“フルーツバット”とも呼ばれているそうです。同じオセアニアでも、パラオなどでは食材として扱われています。しかし、トンガでは神聖な動物とされているため、こういった保護区が設けられています。


◆釣りをする豚発見

トンガタプ島はそれほど広くありませんが、徒歩での観光は困難です。今回は、タクシー運転手のラタさんに協力を得て、島の様々な場所を取材しました。

EPSONのポロシャツが似合うラタさん。写真を撮らせてと言ったら照れてしまうシャイな性格です。

島の南海岸にある“ブローホール”では、岩場にある石灰石の通気孔から海水が吹き上げられていく様子が見れます。吹き上がった水柱は、最高20mまで達するとのことでインパクトがあります。


Mapu 'A Vaea Blowholes, Tonga

東側のニウトウアでは、1200年頃に建造された”ハアモンガ・ア・マウイ”と呼ばれる古代ポリネシアの遺跡を見ることが出来ます。辺りには柵が設置されて、公園のような作り。

残念なことに取材日が日曜だったため、古代遺跡もお休みでした。

トンガに暮らす人々の多くはキリスト教を信仰しており、日曜は「安息日」とされています。そのため、個人商店やレストランなども一部を除いて休業となります。

以前、日本の相撲部屋にもトンガ人の力士たちがいましたが、安息日など文化の違いなどから騒動となったことが思い出されます。

遺跡からほど近い海岸でタクシーが止まりました。ラタさん曰く「フィッシング・ピッグがいるよ」とのこと。とりあえず車を降りると、潮溜まりで何かを漁る犬、、犬じゃない!

正真正銘、釣りをしている豚でした。

付近で”フィッシング・ピッグ”の看板を発見。どうやら、こうして貝や海藻などを採って食べているようです。多くの家で豚を飼育しているトンガでは、普通の光景なのかもしれません。

こうして育っていった豚は、安息日に丸焼きとなって振舞われます。

皮がない部分は味がなく、グニグニとしているので食す際は要注意。



◆貴重!突撃トンガの昼ご飯

都心部から離れると、似たような葉を持つ植物をよく見かけます。

これはヤムイモなど、サトイモ科の植物です。トンガでは、こうした芋類を主食としています。葉も大きく、とても丈夫そう。

道中、一軒の家に到着。当初の予定にはない場所のため困惑していると、「我が家だよ!」とラタさん。この辺りの自由さ、見習いたいところです。タクシーを置いて家に入ってしまいました。

テラスでは、子どもたちが遊んでいます。どうやら、こちらに気づいた様子、、。

襲撃されました。

車内からペットボトルの水を強奪し、この表情!ラタ家の3兄弟なのか、わんぱく奇天烈キッズ集団。

それとなく岡村隆史さんに似ている気がしたため”岡村くん”と呼んでみると、『オカムラ!オカムラッ!』と笑い転げる男の子。日本の挨拶として認識されてしまったかもしれません。なお、日本という国は知らないようでした。

普段からやんちゃに付き合わされているのか、飼い犬の顔からは疲れが。

そうこうしている間にラタさんが戻ってきて、自宅のランチに招いてくれました。

この日のランチは3品。まずは、きゅうりのスライス。味付けはされていませんが、青臭さはあまり感じませんでした。子どもたちは顔に貼り付けて遊んでいたので、そもそもきゅうりパックである可能性も捨て切れません。

続いては、塩漬けにした豚肉をヤムイモの葉で包んだ蒸し料理です。オセアニア地域では“ウム”と呼ばれる伝統的な蒸し料理法があり、このメニューにはそういった起源を感じることが出来ます。シンプルな料理ではありますが、豚肉の旨みや柔らかさを味わえました。

最後は、地元で採れた貝を使ったクリームチャウダー。ココナッツミルクが使われているのが特徴的で、エスニック料理にも通じる味です。付け合わせは蒸したヤムイモで、チャウダーにつけて食べるのがラタ家流。ヤムイモには、後からほんのり甘みを感じられる素朴さがあります。

追加で出てきたのは、タロイモのマッシュ。白米よりも早くお腹が膨れていくのが分かります。ご馳走様でした。

ラタさんの協力により、島の様々なスポットを巡ることが出来き、本当の家庭料理を味わえた貴重な体験となりました。

ラタさんと、そのご家族に感謝。


◆現地でのSIM購入方法&速度調査~トンガ編~

海外用のWiFiレンタルサービスが増えてきていますが、場所によってはカバーされていない区域もあります。そういった時は、現地のSIMを購入するという手段があります。今回はトンガにて調査をしてみました。

トンガでは”Digicel”と”UCall”という通信会社がポピュラーなようで、どちらもファアモツ国際空港で購入出来ます。今回は、以前のサモア編でも調査を行ったDigicelを試してみました。

Digicelは街中にも大きな店舗があります。

購入したのは、1週間で500MB使えるプラン。5トンガドルでした(約280円)。

SIMを取り出してスマートフォンに挿したら、裏面の手順にしたがって設定を行います。

SIM挿入後に”122”番に電話をかけてアクティベーションしないといけないのが少し面倒です。

さっそく、ヌクアロファ(首都)にて使ってみます。かなりのスピード感で、検索などには問題ありません。実際に、インターネット回線の速度テストサイトで計測してみます。

6.9Mbpsと、まずまずな速度です。サモアの時よりもスピードが出ていました。しかし、場所を変えて見ると、、、

どうしたことか、急激な速度低下が発生して利用できない状態へと変貌しました。その後も同じような状況が続き、快適に利用することが難しい状態でした。

結果的に、Digicelは場所によっては繋がらなくなってしまう不安定さがあります。もしかすると、試すことが出来なかったUCallのほうが快適かもしれません。ぜひ、お試しください。


◆ホテルもSIMカードもダメ・・・最後の希望はネットカフェ

現地のSIMカードは思うように使えず、WiFiありのホテルに宿泊してもインターネットは使えず、すっかりネット難民となってしまいました。そんな時、ヌクアロファにインターネットが利用出来るカフェを発見。藁にもすがる思いで、早朝から行ってみました。

こちらの”Friends Cafe”で、無料WiFiが利用出来るようです。

店内は落ち着きのある色のインテリアで統一されており、どこかヨーロッパに来たかのような雰囲気もあります。お店の奥には、トンガのお土産が並ぶコーナーも設置されていました。

せっかくなので、朝食を頼むことにしました。ちなみに、メニューの上部に書かれた”MALO ‘E LELEI(マロエレレイ)”とは、トンガ語で「こんにちは」という意味。オーダーも無事完了し、食事しながらのネットサーフィンに期待が高まります。

さっそく運ばれてきた”カフェラテ”は、レギュラーサイズで5トンガドル(約280円)。専用マシンによって抽出する香ばしいエスプレッソと、フォームドミルクの相性の良さは万国共通です。

続いては、朝食プレート。目玉焼き2つに、オリーブオイルを塗ったチャバッタのトースト付きで13トンガドル(約730円)でした。チャバッタはイタリア発祥のパンだそうで、メニューへのこだわりも感じられます。朝食が揃い、いよいよインターネット接続の儀式へ。店員さんに「WiFiを使いたいのですが」と聞くと、一枚のレシートをくれました。

レシートには、ユーザー名など接続情報が書かれています。スマートフォンの設定から対象のESSIDを選択しパスワードを入力、、、なぜか繋がりません。よく見ると、この接続情報は2018年4月11日から61日間有効との記載を発見。すでに有効期限が過ぎています。

店員さんにその旨を伝えると、期限内のレシートが出てきました。しかしながら、それでも接続が出来ません。結局、その後もインターネットは使えず、、。探せど探せど、なお我がネットサーフィン楽にならざり、じっとスマホを見る。

なお、Friends Cafeは月曜から土曜の朝7時~22時まで営業しています。ネット難民に関わらず、一息つきたいときにはぴったりなお店です。早朝から美味しい朝食を取り、穏やかな朝を堪能しました。


◆市場にバレーボールが売っているとはWikipediaにも書いてない

タラマフ・マーケット(市場)は、月曜日の朝から始まります。ここは、青果を専門に販売しており、地産の野菜などを購入することが出来ます。

主食となる芋類。細い方は、日本の長芋にそっくりです。

色鮮やかな唐辛子や、ズッキーニよりも大きなきゅうり。

白菜は1つ日本円で約170円。キャベツも立派です。

見慣れたサイズの野菜たちも売られていました。ナス(束で)も、日本円で約170円。

市場の一角に売られていたカボチャ。トンガではカボチャを食べる習慣がなかったそうですが、気候が栽培に適していると考えた日本企業が種を持ち込んだことがきっかけで広まったそうです。Wikipediaによると”現在はカボチャの輸出がトンガ経済の柱”なんだとか。スーパーマーケットで見かけた際は、原産地もチェックしてみてください。

トンガで栽培されているかは分かりませんが、リンゴやオレンジなどのフルーツも売られています。場外には、好きなフルーツをジュースにしてくれるお店があります。

民芸品コーナー。お土産を買う場所としても良さそうです。

ミ☆サを思い出すバレーボールを発見。離島にて、無性にトスを上げたくなっても心配ありません。

洋服屋まで完備。カボチャの件に引き続き、Wikipediaには“トンガの婦人靴の最小サイズは26cm”との記載があります。しかしながら、実際には様々なサイズの靴が売られていました。サンダルの品揃えが良いのは、ポリネシア流かもしれません。

タラマフは肉や魚は売られていないものの、日用品はだいたい揃ってしまう素敵な市場でした。観光の空き時間に、立ち寄ってはいかがでしょうか。


◆トンガはワンコの楽園

ペットが逃げてしまったのか、それともフリースタイルな飼育方法なのか、島の至る所で犬を見かけます。その遭遇率は、これまで取材した6島の中でもトップ。たくましく暮らす犬たちの様子を少しお届けします。

最初は、ビーチに佇むわんこ。

道路横断わんこ。

子わんこ。

最後は、黄昏わんこ。町中では道路に犬が飛び出してくることがしばしばあります。また、夜道で出会うとお互いに緊張感が漂うので、お気をつけください。

◆ヌクアロファを歩いて散策してみた件

天気が良く、心地よい朝。しばしヌクアロファを歩いてみることにしました。

サロート通り。住宅が多く閑静です(犬の鳴き声は聞こえます)。

トンガ国立準備銀行にて、日本の国旗を発見。この建物の中に、在トンガ日本国大使館があるようです。しかし、銀行ということもあり警備がかなり厳重そうだったので、サモアのように取材することは叶わず。

南国らしく、椰子(ヤシ)の木が多く見られます。しかし、天気が良くても肌寒く、長袖の上着が手放せません。


”American Wharf”と呼ばれる埠頭へ。先端には、若いカップルや1人で音楽を聴いている人など様々。この辺りに住む人にとっては、憩いのスポットなのかもしれません。


海水の透明度が素晴らしく、泳いでいる魚を見ることも出来ます。


タカウノープ通りにて。大きなパラボラアンテナが置いております。アレシボ天文台と交信中かも。

プチ・アレシボからほど近くに、”A.Cowley & Sons”というパン屋を発見。看板には「王国のためのパン」とも書かれており、とても気になります。

入店してみると、地元の人を始め、観光や仕事で来たような外国の方が多く買いに来ていました。

ウィンドウには、手作りのサンドウィッチやパイが並んでいます。


ドーナツやマフィンなど、スイーツ系も充実。

悩んだ結果、アールグレイのマフィンとベリーのタルトを購入。マフィンはしっとりした生地で重みがあります。タルトは小さいながらもベリーのソースが沢山つまっており、食べ応えが抜群。どちらもかなり甘いのは、国王のお好みなのかもしれません。2つ合わせて、3.5トンガドルでした(約200円)。


日曜日に営業している数少ないレストランの1つ“Kimiko Chinese Restaurant”は、ヴナ通りにあります。営業時間前に行くと廃墟感が漂っていました。

営業時は、ウィンドウに出ている料理を購入したり、レジ前のメニューから注文することが可能。気になったチャーハンと焼きそば、それから謎の揚げ物を頼んでみます。

チャーハンは、ドメイン島巡りの定番メニューと表現しても過言ではありません(約280円)。

オイスターソースを使っていると思われる焼きそばですが、油分が多く、人によっては苦戦必至です(約450円)。

こちらが謎の揚げ物。口にしてみると、ソーセージの周りに衣が付けられており、アメリカンドッグ的な食べ物であることが判明しました。店員さんがかけてくれるケチャップの量も絶妙です(1本あたり約60円)。

毎日朝9時から21時までの営業ということで、安息日に旅程が重なった場合でも問題ありません。ただ、1回行ったら満足してしまったので、滞在中に再び訪れることはありませんでした。

この他にもドアノブが存在しない車や、営業しているか不明なDVDショップなども見ることができました。日用品が売られているお店も幾つかありますが、品揃えは殆ど同じでした。

沢山の見所があるトンガですが、首都を歩いてみるだけでも様々な発見や出会いがありました。

◆「.to」ドメインがもたらす豊かさ

現地を取材してみると、「.to」ドメインはスパや、地域の航空会社など、訪れる人を持て成すサービスを提供している企業でよく使われていました。

リラクゼーションスパの手書き看板に。

“本当のトンガ”と銘打たれた航空会社のドメイン名。

ドメインは旧来の”インターネットにおける住所”という存在から、あるコンテンツやサービスを象徴する“名刺”のような存在へと変革しています。日本では前者の認識が多いかもしれませんが、トンガのように自分たちのサービスや文化について発信するための強い相棒としてドメインがさらに使われていくと良いなと思います。

ポリネシア唯一の王国であるトンガ。そこに暮らす人々の温かさや心意気に魅了された取材となりました。

■トンガまでのアクセスはこちら

■ドメインの詳細、お申し込みはこちら

サモアの絶景スポットには気をつけろ?!

片道40時間をかけてツバルにも行ってしまうドメイン島巡り、第5回目の巡り先はサモアです。

「サモア」と言っても、「サモア独立国」と「アメリカ領サモア」、2つの国が存在します。国が異なるので、当然ドメインも別。前者のccTLD(国別コードトップレベルドメイン)は「.ws」、後者は「.as」となります。今回、我々は「.ws」の方のサモア(サモア独立国)を訪れました。

トスア・オーシャン・トレンチ image by: Shutterstock.com 

◆サモア独立国、どこにある?
1722年にオランダ人探検家に発見されたサモア独立国は、西経171度線を境として西側に位置しており、その東側にはアメリカ領サモアがあります。サモア独立国を西サモア、アメリカ領サモアを東サモアとも呼びます。

目次

◆ギガ絶景ポイント“トスア・オーシャン・トレンチ“に気をつけろ?!
◆行け!水中ドローン部
◆人気の「Sunrise Restaurant」でランチ
◆サモア唯一の“アレ“に乗ってきた!
◆現地でのSIM購入方法&速度調査~サモア編~
◆在サモア日本大使館へ行ってみた
◆サモアの噂~噛んでたガムを顔に貼って、またそのガムを噛む?~
◆天気が悪くても楽しいサモア
◆「.ws」ドメインで溢れる町

◆ギガ絶景ポイント“トスア・オーシャン・トレンチ“に気をつけろ?!
サモア独立国(以下:サモア)は、主にサバイイ島と首都アピアがあるウポル島に別れています。今回はサモア版の“青の洞窟”と呼ばれる「トスア・オーシャン・トレンチ」を見るべく、ウポル島へ上陸しました。

ファレオロ国際空港に到着すると、民族音楽のおもてなしがありました。空港職員の方に聞いてみると有志の方々が演奏しているとのこと。のどかです。

入国審査を済ませ、タクシーに乗って青の洞窟へ。天気は晴れ。

と思いきや、突然のスコールがやってきました。不安な幕開けです。

空港から約90分。トスア・オーシャン・トレンチがある島の南側に到着。海岸ですが公園のように整備されており、入園料は20サモアドル(約900円)。

入園するとさっそく看板が。なるほど、これが青の洞窟ですか。

さらに奥へ進むと、ついに見えて来ました。

えっ?(上:理想 下:現実)

トスア・オーシャン・トレンチ image by: Shutterstock.com 

青の・・・・

残念なことに、あいにくの雨で青緑色の沼へと変貌しておりました。つらみ。

しかし、せっかく来たので下まで行ってみることに。木製の梯子はかなりの傾斜で、ほぼ真下に降りていく感覚です。

恐怖と戦いながら下へ降りると、眼前には神秘的な風景が広がっていました。このトスア・オーシャン・トレンチは岩場に出来た天然プールとなっており、水中で外洋と繋がっているそうです。

水温は天候が悪いこともあり、入るには少し冷たい。水面の色は残念ではありましたが、ここでしか感じられない美しさを見ることが出来ました。

トスア・オーシャン・トレンチ その1 – Spherical Image – RICOH THETA

なお、トスア・オーシャン・トレンチではドローンの飛行が禁止されています。訪れる際は、ご注意ください。

上部から撮影した360℃カメラの写真はこちら。

トスア・オーシャン・トレンチ その2 – Spherical Image – RICOH THETA

◆行け!水中ドローン部
「サモアの綺麗な海を、皆さんに味わっていただきたい」という思いから、本取材では最新の“水中ドローン”を導入しました。

こちらが最新の水中ドローン”CCROV”です。カメラが内蔵された本体にケーブルを繋げて、ラジコンのような送信機で操作していきます。

今回はダイビングショップ”Pure Ocean”さんの協力を得て、綺麗な珊瑚礁へ向かいます。いざ、出航。

岸から5分ほどでポイントに到着しました。見事な曇天。

いよいよドローンを着水します。水中はどうなっているでしょうか。

いきなり立派な岩とサンゴがお出迎えです。

魚を発見。

カメラに向かってレスをくれる魚たち。ミルキーな対応です。

周辺にも、様々な種類の魚が泳いでいます。ドローンの操作も慣れてきたので、もう少し進むことに。

と、ここでサンゴに突撃してしまいました。サンゴおよび魚たち、申し訳ありません。

サンゴから、青くて小さい魚たちが出てきました。とても可愛いです。

人間が潜っていないためか、警戒はしつつもドローンに寄ってきてくれます。

最後は、ポイントを案内してくれたダイバーさんを撮影。お世話になりました。

いかがでしたでしょうか。初めての水中ドローンのため、上手く操作はできませんでしたが、魚たちが優雅に泳ぐ光景が見れて大満足です。

不慣れな操作で撮影した動画はこちら!

◆人気の「Sunrise Restaurant」でランチ
その土地で人気のレストランを探すならば、タクシーの運転手に聞いてみると良いと思います。

今回、運転手におすすめされたのは、アピアにある”Sunrise Restaurant”。

お昼時ということもあり、多くの人が買いに来ていました。

どうやらウィンドウに並んだ料理から、好きなものを選んでいくスタイルのようです。

ガーリックトーストや手羽元の煮物など、色々な食べ物が並んでいます。

地元の人たちが何を買っているかを見て、ほぼ同じものをオーダー。

購入したものはお弁当箱や紙皿に詰めてもらえるので、テイクアウトが可能です。今回は、併設されているイートインコーナーを利用してみました。

こちらがイートインコーナーです。

スペースも狭いのですが、何よりも気になるのがテーブルに残された食べ残しです。ゴミ箱もなく、片付けることができない状態でした。

さて、気を取り直して購入したものを食べてみたいと思います。

3種類の料理を選んだのですが、全てワンプレートで盛られています。正面に鎮座しているのは、フライドチキンです。鶏肉にスパイスが効いているわけではないのですが、ちょうど良い塩加減。ケチャップをつけて食べるとさらに美味しいです。揚げたてでジューシーでした。

続いて、ラム肉と野菜の炒め物。ラム特有の野性味は残っていますが、日本の野菜炒めと近い味わいで箸が進みます。

最後は、チャーハン(フライドライス)です。こちらも日本と変わらない味で安心しました。海外の場合、お米がボソボソしていたりすることがありますが、このお店はふっくらに仕上がっています。

このボリューム満点な3品で、17サモアドル(約760円)です。

「何を食べても美味しいかもしれない」という期待から、麺料理も頼んでみることに。こちらは牛肉と野菜が入っており、スープはフォーのように透き通っています。麺は極細ですが、出汁の効いたスープによくマッチしていました。これもまた満足な一品、16サモアドルでした(約720円)。

やはり、タクシーの運転手は良いレストランを知っています。とても良いランチを食べることができました。

ちなみに、サモアで取材をしていると、地元の人から「ビールはもう飲んだ?」とよく聞かれました。ドイツが領有していた時代があったためか、サモアでは地ビールが有名とのこと。

特におすすめされた銘柄が「Vailima(ヴァイリマ)」。地元のお店では、4サモアドル(約180円)ほどで購入できます。

こちらはラガーのため、ほどよい切れ味と苦味を持っており、さっぱりした味わいです。暑い時によく冷やして飲むのが最適だと思います。

サモアに訪れた際は、ぜひご賞味ください。ヴァイリマのロゴTシャツなどもお土産に良いかもしれません。

◆サモア唯一の“アレ“に乗ってきた!

唯一のアレを求めてやってきたのは”SSAB”というお店。家電から文房具など、食品以外の様々なものが買えます。

店内に入る前に、なにやら気になる看板が。どうやら持っているカバンを、店員さんに預けないといけないようです。

店員さんにカバンを預けると、引き換えに札を渡されます。帰る際は、この札を出して返してもらうようです。

アレを求めて店内を歩き回ると、2階へ続くエスカレーターを発見しました。そう、、!

なんと、これが探し求めていた”サモア唯一のエスカレーター”です。

噂によるとエスカレーターが設置されているお店は、サモアの中でもこのSAABのみだそうです。確かに、ホテルでもデパートでも階段のみでエスカレーターはありません。

サモアではラグビーが盛んです。選手たちは、普段から階段を使っているため足腰が強いのかもしれません。

◆現地でのSIM購入方法&速度調査~サモア編~
海外用のWiFiレンタルサービスが増えてきていますが、場所によってはカバーされていない区域もあります。そういった時は、現地のSIMを購入するという手段があります。今回はサモアにて調査をしてみました。

サモアでは”bluesky”と”Digicel”という通信会社がポピュラーなようです。ファレオロ国際空港の敷地内で、どちらも購入可能です。

こちらはblueskyの店内です。

blueskyの最安値は、24時間利用可能で50MBのプラン。2サモアドル(約90円)で売っています。

Digicelの最安値は、24時間利用可能で500MBのプランのようです。こちらは、3サモアドル(約135円)。

どちらも購入にあたり難しい制約などはなく、簡単な英語のみで購入することができました。

さっそく、アピア(首都)でDigicelを使ってみます。まずまずのスピード感で、レストランの検索なども行えます。実際に、インターネット回線の速度テストサイトで計測してみます。

4.0Mbpsと標準的な速度でした。アプリなどによっては、思うように動いてくれないかもしれません。

続いては、blueskyに変えてみました。こちらは、7.9Mbpsでした。Digicelと比べるとより快適です。

今回取り上げた2社は、どちらも問題ありませんでしたが、より快適さを求めるならばblueskyが良いかもしれません。

ぜひ、お試しください。

◆在サモア日本大使館へ行ってみた
海外でパスポートを失くしてしまった際は、現地または近くの日本大使館へ連絡をしましょう。しかし、基本的には行く機会がありません。そこで、サモアにある大使館はどのような場所にあるのか探してみることにしました。

外務省のページに記載された住所へ行ってみると、スーパーや飲食店が入っている複合施設に到着。

大使館の入っているビルは3階建で、1階には飲食店が集まっていて賑やかです。階段を登って大使館のある2階へ。

ありました。海外で「日本」という言葉を見ると少し安心できます。

正面玄関です。“大使館”というイメージとは違いますね。

こちらが許可を得て撮影させていただいた大使館内部です。奥には大使館員が対応してくださる窓口があり、隣にはサモアと日本の国旗が飾られています。それほど広くなく、こじんまりとした空間でした。

在サモア大使館は2017年1月1日に新設されたそうで、サモアの人が日本を訪れる際のビザ発給なども対応しているそうです。

これを機会に、日本とサモアの交流がより増えると良いですね。

◆サモアの噂~噛んでたガムを顔に貼って、またそのガムを噛む?~
サモアを訪れるにあたり、いくつかの疑問がありました。
そのため、今回は滞在したホテルの従業員やタクシー運転手に質問してみることに。

《その1》「サモア島の歌」って知ってる?

「サモア島の歌」という曲をご存知でしょうか。もしかしたら、小学生の時に歌った記憶がある方もいらっしゃるでしょう。そこで、本国ではどの程度の認知があるのかを確認したところ、質問した6人全員が『聴いたことがある』と話してくれました。しかしながら、サモアについての歌詞ではなく、曲名も不明とのこと。なかには、教会で歌われている曲だと答えてくれた人もいました。

《その2》噛みかけのガムを食事前に顔に貼り付け、食事が済んだら貼ったガムを噛むって本当?

こちらはサモアのWikipediaに記載されていたもので、「サモアの常識」とされているのだとか。そんな中、20代の女性は『そんな話は聞いたことがない』とのこと。さっそくサモアの常識が崩れました。

ところが、30代の男性に聞いてみると『知っている』という回答がありました。ただし、『その文化は今から15年程前にあったもので、現在はやっていないよ』と話してくれました。以前は確かにあったということが驚きです。サモアのどこかにはまだ・・・・。

《その3》サモアの母親は女王蜂のように肥満化して君臨しているのか?

これもまたWikipediaに記載されていたものですが、要約すると「母系社会のため、子供は独立するまで母親の面倒をみている」ということのようです。かなり辛辣な言葉で記載されているように思います。

このまま質問するのは失礼と思い、やんわりとホテルの従業員(男性)に聞いてみました。すると「たしかに母は君臨しているよ」と教えてくれました。また、肥満化ということについては、サモア全体(男女共)で問題視されているそうです。町には、国が作成している糖尿病や高血圧への注意喚起の広告が出されています。一方で、ふくよかな女性の人気が高いなど、肥満の解決は少し難しいのかもしれません。

結果的に正しいこともありましたが、風化している文化や常識がいくつかあるようでした。

現地での有益な調査になりました。

◆天気が悪くても楽しいサモア

“ポリネシアン・ダンス”はサモアを含めたこの地域一帯の伝統です。ダンスショーを毎晩開催しているホテルもあるので、ぜひチェックを。

トスア・オーシャン・トレンチのある海岸。遊歩道があり、晴れていたら絶景ポイント。

町で見られる露店。

市場では、カラフルな民族衣装が購入できます。

同じく市場にて。「Vae Moa」は日本語で“鶏の足”です。フライドチキンは色々な場所で売っていました(1ピース=約113円)。

特徴的なゴミ捨て場がありました。サモアは野良犬が多く、ゴミを漁ることを避けるために少し高い位置に設置されているのかもしれません。

◆「.ws」ドメインで溢れる町
冒頭にもご紹介した通り、サモア独立国は西経171度線を境として西側に位置しているため、英語では“Western Samoa(西サモア)”と表記されています。そのため、ccTLDは「.ws」となっています。

日本では見かけることの少ない「.ws」ドメインですが、地元のサモアでは使われているのかアピアを歩いてみました。

カラフルなバスに目が止まります。アピアから他の村への交通手段として、地元民に広く使われているようです。

インターネットカフェを発見。しかし、残念ながらお店のメールアドレスに使用しているのは「.net」ドメインでした。こういった“レガシー”と呼ばれるドメイン(.netや.comなど)は、世界中で広く使われています。

お店は小さいながらも、利用者で満席状態でした。仕事で利用しているのか、YouTubeなどを鑑賞しに来ているのか気になります。

ついに「.ws」ドメインを発見。地元のプロバイダーのようです。オフィスのウィンドウにもしっかりと記載されていました。

ここからは多くの「.ws」ドメインを発見することが出来たので、幾つかご紹介いたします。

宝石店

旅行会社

不動産会社

町で出会った「.ws」ドメインを見ると、様々な業種で使われているようです。

なお、「.ws」ドメインは新規取得時に絵文字が使えるという特徴があります。

例えば、以下のように。

💩が10個までは取得済みとは、、なんという人気なのでしょうか。

もちろん、この他にも絵文字を使用したドメインが取得可能です。

どんな絵文字で登録できるか、こちらで検索してみてはいかがでしょうか。

 

■サモアまでのアクセスはこちら

◆💩以外の絵文字でも使われている「.ws」

“絵文字が使える”ということで、💩ばかりに気を取られてしまいがちですが、💩以外の絵文字を使って運用中のホームページを調べてみました。ここピックアップしたサイトは全てリダイレクト用として、絵文字ドメインを使っています。インパクト重視な感じがいいですね。

🦀🕹.ws 👓.ws
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まだやってる?ヴァージン諸島のタックスヘイブン事情に迫る

この写真は、一体なんでしょう?答えは、のちほど。

ドメイン島巡り第4回は、タックスヘイブンとして有名な島のひとつ、イギリス領ヴァージン諸島に行ってきました。世界中から様々な企業に利用されたこの島は、島全体が裕福で富裕層も多いはずなので、あわよくば我々もタックスヘイブンしてしまうことが目的です。

ダウンタウンで見かけたボロボロの中古車!?
◆ノータックスで買えるiPhone
◆遂に「租税回避地」を発見?
◆ヴァージン諸島の魅力
◆.vgドメインの意外な使い道

そもそもタックスヘイブンとは、課税が完全に免除される、または著しく軽減される国や地域のことで、「租税回避地」とも言われます。
“そんなことが実際にできるなんて、まさに天国!”となるので、「Tax Heaven」と思いがちですが、タックスヘイブンのスペルは「Tax Haven」(税の回避地)が正解です。


ヴァージン諸島は、カリブ海の西インド諸島にある約160の火山性の島と岩礁で形成されています。
西半分(約50の島)がアメリカ領、東半分(約60の島)がイギリス領なのに、通貨は全て米ドルなのです。

空港には無料の不動産冊子が置いてありました。

なんと、約1億4000万円もするラグジュアリーなビラも紹介されています。

他の物件も1億円以上のものばかり!

さすがタックスヘイブンの島。大富豪しか住んでいないのでしょう。大富豪やタックスヘイブン関係者から詳しい話を聞くため、ダウンタウンへ出発。

空港からの道はかなり凸凹で、車の中で体が飛び跳ねます。

車に揺られて約30分。ダウンタウンのはずれにあるTORTOLA PIER PARKに到着しました。

Tortola Parkは、お土産屋さんやツアー会社などが入った、小さなショッピングモールと言った感じ。

トイレが…びっくりするほど綺麗。便器は日本が誇るTOTO製。ここに住めそうです。


◆ダウンタウンで見かけたボロボロの中古車!?

胸の高鳴りを抑えつつ、タックスヘイブンの島のダウンタウン中心部へ!

しかしそこで目にしたものは…。

動いているのが不思議なくらいの車や、リアガラスの代わりにビニールを貼る車・・・

駐車場にも窓ガラスやライトが壊れている車がたくさん駐車してあります。

そして島の人たちは、ヒッチハイク!?をしているようです。

大富豪様はどこに・・・?
ここが本当にタックスヘイブンとして有名な島なのかどうか心配になってきたので、聞き込み調査を開始しました。


①お寿司屋で調査
ヴァージン諸島でお寿司屋を発見!超高級タックスヘイブン寿司で成功した日本人が経営するお店に間違いありません。

しかし店員は、優しそうなジャマイカ人の方で、日本人はいませんでした。

せっかくなので、金粉がふりかけられている超高級寿司を一貫食べようとメニューを見ると、

リーズナブルなお寿司が中心で一安心。このお寿司屋さん、フィリピン人が経営されているとのこと。
メニューには、カラフルでトロピカルなロール寿司が多い気がします。

中でも、カラフルで美味しそうな「マンゴードラゴン」($13)を頼んでみました。海老の天ぷらを酢飯で巻いてマンゴーを上にのせた斬新なお寿司。マンゴーの甘さと酢飯、海老の天ぷらのサクサク感が意外と合います。

お寿司は大変美味しかったのですが、大富豪情報を得ることはできませんでした。ふとお店の庭に目をやると、お寿司とは真逆の「洋風な銅像」が立っていました。

②中華料理屋で調査
お寿司屋の近くに中華料理屋を発見。聞き込みに入ります。

狭い路地を進むと、、なんとも可愛らしい玄関。

店内はこんな感じです。

とても豊富なメニュー。

「Sweet & Garlic Shirmp」( $17)。酢豚の味付け。海老もぷりぷりです。

焼きそばとチャーハン $8~$12。量が多いですが、美味しいので完食しました。

お店のスタッフは、とても親切な中国人でした。先ほどのお寿司屋同様、特別高額ではありませんが、美味しい料理を堪能することができました。しかし、タックスヘイブンに関する情報は得られませんでした。


◆ノータックスで買えるiPhone

③電器屋で調査
飲食店ばかり行っても、お腹が膨れる一方なので、街の電器屋さん「iSMART」で聞き込みです。

店内の様子。

プレイステーション、Wii、Xboxなどのビデオゲーム関連も豊富です。

Mac Book AirやiPhoneなども売っています。

そして、試しにiPhoneのコネクターを買ってみたところ、なんとノータックスで買えました!レシートの税金の欄が0円です。

ヴァージン諸島では、iPhoneでもなんでもノータックスで購入できるので、それを目的に旅行する人もいるようです。後日英領バージン諸島から戻った際、プエルトリコ空港の税関において、免税範囲を超えるものを買ってないか、かなりしつこく調べられました。

④ネットカフェで調査
今度はネットカフェに潜入。

中に入ると、あれ?電器屋さん?お店間違った?電化製品やノートPC用バッグ等の関連アイテムが売られてます。インターネットを利用できるパソコンは1台も置いてません。レジにいた男性スタッフに聞くと、ネットカフェは奥のスペースにあることが判明。このお店以外にも「本屋+ネットカフェ」があるそうで、我々がよく知っている「ブースが並んだネットカフェ」は、ヴァージン諸島では一般的ではなさそうです。ちなみに、ネットカフェには誰もいませんでした。


◆遂に「租税回避地」を発見?

聞き込み調査が一向に功を奏さないので、ネットで再調査。すると、ペーパーカンパニーが集まっている建物があったので直接行ってみました。このビルの住所は、「AKARA BUILDING; 24 DE CASTRO STREET WICKHAMS CAY 1; ROAD TOWN; TORTOLA; BRITISH VIRIGN ISLANDS」。関東財務局が警告を行った、無登録で金融商品取引業等を営む業者も入っているビルです。

ようやくタックスヘイブンの入り口まで来ました。早速手続を進めたかったのですが、ヴァージン諸島では、2017年6月から税関係の個人・法人情報がすべて政府のデータベースに登録されることが義務づけられ、ペーパーカンパニーの設立が非常に難しい状況となっていました。(参照元:ZUU online

一番最初の写真は、市庁舎のそばで見かけたペーパーカンパニー用と思しき私書箱でした。私書箱には長い間放置されている郵便物が残されており、使われていないようです。


◆ヴァージン諸島の魅力

実際にヴァージン諸島に行って分かった事は、ジャマイカ人やアフリカ系移民が多く、ビーチがとても綺麗なマリンアクティビティにもお勧めの、治安の良い島でした。日本車が多く走る街並みにも親近感が湧きます。残念ながら、タックスヘイブンをやってそうな大富豪には会えませんでしたが、ヒッチハイクをして助け合う人達、ボロボロになった車でも乗り続ける、物を大切にする人達に会うことができました。

■空港近くにあるビーフアイランドビーチ
空港から車で約5分という近場なのに、絶景なビーチ。なんと一人もいなくてプライベートビーチで感覚で楽しめます。レンタルパラソルは置いていないので、日焼け止めクリームは必須です。

■お世話になったタクシードライバーさん。皆さんとても親切で、お別れをする時は少しうるっとしてしまう滞在でした。

■ヴァージン諸島の行き方はこちら


◆.vgドメインの意外な使い道

ところで、「.vg」ドメインはイギリス領ヴァージン諸島に割り当てられたccTLD(国別トップレベルドメイン)です。その綴りから、ビデオゲームのサイトにもよく利用されています。

SEGA
sega.vg
Impeller Studios
itb.vg
Gamers
gamers.vg
MUSH
mush.vg
Play.vg
play.vg
LEET
leet.vg

こんな使われて方をされているなんて、ヴァージン諸島に住んでいる方達には思いもよらないのではないでしょうか。

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iPhoneは沈みゆく絶海の孤島・ツバルで使えるのか?片道40時間かけて現地で調べてみた

温暖化の影響によって「沈みゆく国」と呼ばれる「ツバル」に日本から行くには、最初に「フィジー」へ行き、そこから「ツバル」へ行くという順番になります。これがどれぐらいの高さの壁なのかというと、週3本しかない日本ーフィジーの直行便と、同じく週3本しかないフィジーーツバルの直行便を乗り継ぎ、合計40時間越え、航空費にして往復25万超えというすさまじい金額に達するのです。結果的に、アクセスの悪さによって日本からの観光客が訪れることはほとんどなく、インターネットが当たり前のように使われる現代にあっても、ツバルでどのような生活が送られているのかは、多くが謎に包まれたままです。

「ツバルってどこ?」と思う人も多いはずなので、まずはGoogleマップにて位置を確かめてみると、ここ。

さらにクローズアップしていくと……

こんな感じ。一応、連邦政府庁舎などの写真も公開されていますが、海の写真がメインでいまいちどんな場所なのかがわかりにくい状態。

ということで、現地に行ってiPhoneは使えるか?どういう暮らしをしているのか?ということを調査してきました。

目次
◆ツバルまで40時間以上かけて行ってみた
◆ツバルでiPhoneは使えるのか?
◆インターネットカフェを探してみた
◆ツバルではみんな何を食べているのか?ごはんまとめ
◆ツバルの一般家庭にテレビはあるのか?
◆ツバルの「.tv」レジストリ代表に会いに行ってきた

◆ツバルまで行ってみた
日本からツバルに行くには、まず2018年7月からスタートした、「成田空港(日本)」-「ナンディ(フィジー)」の直行便に乗って約9時間、その後、ナンディからフィジーの首都「スバ」まで飛行機で30分かけて移動、そして1晩をスバで過ごした翌日にスバからツバルの首都「フナフチ」に飛行機で移動する必要があります。便の少なさと乗り換え時間により、日本からツバルまでは片道40時間以上。ということで、スバを飛び立つ飛行機はこんな感じ。

小型のプロペラ機で4列シートです。

シートはこんな感じ。クッションは2席につき1つ。フィジーにはシェア精神が深く根付いているので、これは「クッションもシェアせよ」というメッセージなのかも。

スバからツバルの首都・フナフチまでは飛行機で2時間半ほど。軽食としてイングリッシュマフィンの卵サンドイッチっぽいものが出ました。

何もない海の上空をわたっていると……

細長い島というか、長細い砂浜が見えてきます。

住宅街の中を縫うようにして……

着陸。

ということでツバルに到着。空港の様子は以下の360度画像をぐりぐり動かすことで見ることができます。

Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA

街の中はこんな感じで、トタン屋根の平屋がメイン。高い建物は一切ないので空がよく見えます。

ツバルの人は「この世界に悪人はいないのでは?」と思ってしまうほどに、みんなフレンドリー。「タロファ!(こんにちは!)」と笑顔でみんな声をかけてくれ、ふだんパソコンとにらめっこで暮らしているので、あいさつを返す際に笑顔の作りすぎで頬が引きつりました。

ツバルののどかさ具合は、早朝と夕方の涼しい時間帯に飛行場の滑走路がみんなの運動場と化すことからもわかります。大人チームが本格的にサッカーの試合をする隣では……

子どもたちがラグビーに熱中していました。

以下のムービーからサッカー場と化す滑走路を見ることができます。

サッカー場と化すツバルの国際空港・滑走路 – YouTube

ドローンから空撮した様子は以下のような感じ。

ツバル・フナフチ国際空港の滑走路でラグビーが行われている様子はこんな感じ – YouTube

滑走路から10メートルくらいの距離の場所には家が建ち並び、夕方はみんなおしゃべりしてのんびり過ごしていました。


なお、首都フナフチのビーチの海中はそこまで透明ではないのですが、少し離れた離島までいくとかなり透明度が高く、シュノーケリングなども楽しめます。

ツバルの離島の海の中はこんな感じ – YouTube

◆ツバルでiPhoneは使えるのか?
ツバルで通信関係を扱っているのは国有のTuvalu Telecommunications Corporation(TTC)のみ。ということでまずはTTCを探そう!と意気揚々と空港を出て人に聞いてみたところ、「あの電波塔のあるところだよ!」と空港の真横の建物を教えてもらいました。

空港から徒歩10秒です。

これがTTCの建物。

平日は午前9時から午後3時まで、土曜日は午前10時から午後1時まで、日曜日は午後2時から午後5時までです。

中に入ってみると……

なんと4G LTEが使えることが発覚。

これはかなりインターネット環境が整っているのでは?ということで、さらに中へ。手前のカウンターに寄ってみると……

データ通信が行えるプランや、通話付きのプランなどがずらり。カウンターの中の人にSIMカードは購入できる?と聞いてみたところ、まずは奥にいる担当者に詳しい話を聞いてくれ、とのこと。

どうやらSIMカードが使える端末と使えない端末があり、奥にいるお兄さん・お姉さんに調べてテストしてもらってから購入する仕組みのようです。

ということで、まずは手持ちのOnePlus 5を手渡してみたところ……

テスト用のSIMカードが挿入され、実際に使えるかどうかが確かめられていきます。

OnePlus 5の場合4Gの850MHz帯が使用可能となっていました。

カウンターでSIMカードをゲット。SIMカードの挿入をお兄さんにやってもらい……

TTCの建物の前で速度を計測してみたところ、1.4Mbpsとかなりサクサクで通信することができました。今回購入したSIMカードは15日間で700MB使用できる「Lagoon 10(10オーストラリアドル/約830円)」というプラン。このほか、15日間・250MBの「Lagoon 5(5オーストラリアドル/約410円)」や、30日間・1000MBの「Lagoon 20(20オーストラリアドル/約1700円)」などがありました。

じゃあiPhoneもサクサク通信できるのだな!と意気揚々と今度はiPhoneについて聞いてみたところ、何と答えは「ノー」。ツバルではこれまで3Gが使用されていたのが4Gに切り替わったところなのですが、Appleからまだ許可が下りていないとのこと。じゃあ3GのSIMカードは?と聞いてみると、在庫切れ状態。「来月にはiPhoneでも4G SIMカードが使えるかも!」と言っていましたが、この「来月には!」という状態は5月ごろからずっと続いているそうです。つまり、時間の問題でありいつかは使えるようになるものの、2018年7月末時点では、iPhoneのSIMカードは購入できないのでした。

iPhoneでインターネットを使いたい時はどうすればいいのか?というと、「Wi-Fiカード」を購入すればいいとのこと。

これがWi-Fiカード。カウンターの中の女性がハサミでちょきちょきして切り取ってくれた、カードというか紙の切れ端です。ツバルには街の複数箇所にTTCのWi-Fiが使えるホットスポットがあり、ホットスポット近くであればインターネットが使えるようになる様子。価格は50MBが5オーストラリアドル(約410円)、100MBが10オーストラリアドル(約830円)、215MBが20オーストラリアドル(約1700円)です。実際夜にホットスポットの近くで試してみたところ……

何度も接続できません、となりつつ最終的に計測できた速度は、3kbps。数分かけてLINEのメッセージをやりとりしました。100MBのWi-Fiを購入し「足らない!高い!」と当初は考えていましたが、むしろ「100MBも使えない……」という事態に。

さまざまな時間帯に試してみたところ、多くの人がインターネットを使う日中や夜などにWi-Fiカードでインターネットを使うのはほぼ不可能。ただし、早朝など人の活動していない時間帯は270kbpsまで出たので、工夫してがんばれば何とか外界とコンタクトを取ることも可能です。

◆インターネットカフェを探してみた
日中のiPhoneはあまりにも無力すぎる……ということで、インターネットカフェを探してみることに。日本で調べたところ「Coconut Wireless Internet Cafe」というインターネットカフェを含め、複数のインターネットカフェがあるとのこと。地元の人に聞いてみたところ「郵便局の近くにある」という情報をゲット。

郵便局に行きうろうろしていると……

郵便局の裏側がインターネットカフェになっていました。

Coconut Wireless Internet Cafeではありませんが、「TPL INTERNET CAFE」というインターネットカフェを発見。

中に入ってみました。

中にはデスクトップPCがずらり。

スタッフさんに聞いてみたところ、Wi-Fiの提供はなしで、デスクトップPCの使用オンリーとなっていました。なお、価格は1分あたり10オーストラリアセント(約8円)。

速度を計測してみたところ、670Kbps。TTCのWi-Fiよりは高速ですが、Androidスマートフォンよりは遅い、といったところ。

GIGAZINEも開くことができました。

プリンターは1枚30オーストラリアセント(約25円)で使用可能だそうです。

TPLの人に聞いたところ、TPLは島の南寄りに位置しますが、島の中央と北側にもインターネットカフェがあるとのことでした。ということで、残り2件のインターネットカフェを求めて、飛行場兼道路をてくてく歩いていきます。

しかし、小さな島といえども、徒歩で移動すると結構な距離だということが明らかに……。紫外線量は日本の17倍という暴力的な日差しなので、体力はガンガン奪われます。

どれくらい厳しい日差しなのかというと、日中は誰も海を泳がず、海に入ったとしても傘を片手に持っているというほど。

「だいたい島の真ん中と北の方にある」というざっくりした情報しかないので、連邦政府庁舎の近くにある「メディアセンター」というところに入って聞いてみました。

メディアセンターって何だろう?と思っていたのですが、ラジオ放送局のことでした。「ツバルではテレビを見ることができない」といわれており、ラジオが重要な情報源&エンターテイメントの1つとして機能しているようです。

しかし、メディアセンターのスタッフさんに残り2つのインターネットカフェについて聞いてみたところ、「知らない」という答えが……。しかもCoconut Wireless Internet Cafeは既に閉店しているそうです。

やはり自分の足で歩くしかあるまい……と思っていたところ、何と見知らぬツバル人夫婦に声をかかけられ、車でインターネットカフェまで送ってもらえることに。ツバルの人たちは優しさの化身のような感じで、歩いているだけで「送っていってあげようか?」と声を掛けられることが何度かありました。この優しさにはキリスト教が根付いていることも関係あるのかもしれません。

車は日本の中古車が多く、「バックします、ご注意ください」というアナウンスが通りから聞こえてくることも。

連れてきてもらった島の中央にあるインターネットカフェがここ。

……しかし、窓には「CLOSE」の文字。実はこのカフェは台湾の大使が運営していたのですが、大使が帰ってしまうと共に閉店してしまったそうです。

そして北側にあるインターネットカフェは……

何とここもクローズ。

建物の前には女性2人がお昼寝中でした。

ということで、調査してみてわかったのは、地元の人もあまり把握していないのですが、Coconut Wireless Internet Cafeを含めた複数のインターネットカフェが閉店しており、2018年7月末時点でツバル・フナフチ環礁フォンがファレ島に存在するのは「TPL INTERNET CAFE」オンリーだということ。ネット中毒のiPhoneユーザーにとっては厳しい環境ですが、外界とのつながりから解放されるいい機会ではあります。

◆ツバルでは何を食べているのか?
ツバルの首都フナフチには5000人~6000人が暮らしていると言われていますが、その中でも刑務所は存在します。めちゃめちゃフレンドリーで犯罪とは無縁そうな国民性ですが、刑務所には主に酔っ払ってケンカを起こした人を中心に、2018年7月時点で9人が収容されているとのこと。

「TUVALU PRISON」

……が、ツバルの刑務所はのびのびとした雰囲気が特徴で、普通に囚人たちは外にお出かけしていました。

ヤシの木に設置したボトルから樹液を採取する囚人の男性。

この白っぽい液体が樹液。

「飲んでみていい?」と聞いたところ、「OK!」と快諾をもらいました。フェンスの中にいる囚人の男性が親切にも獄中からコップとこし器を持ってきてくれ、樹液をこしてくれます。

飲んでみたところ、これが自然から取れたものなのか???と思ってしまうほどの強烈な甘さ。この前に「ファンタ・パイナップル」という飲み物を飲んで「やはり海外のジュースは甘いな~」と考えていたのですが、それ以上の甘さです。とれたてなのでぬるいのですが、暑い時にキンキンに冷やして飲みたくなる味でした。

なお、刑務所の中にはハンモックがあり、看守が1日数時間しかいないそうなので「もはやここは、ただの合宿所なのでは?」と思わずにはいられません。

さらに、一般の家庭にもお邪魔して、一体どんなものを食べてるの?ということを教えてもらってきました。

ご飯を作ってくれた女性たち。右の女性はキリバスのアノテ・トン前大統領の姪御さんだそうです。

ということで、これが晩ご飯。

お皿にもってみるとこんな感じ。

メインディッシュはカツオと野菜の炒め物。ちょっと中華っぽい味つけで、ごはんにめちゃくちゃ合います。

サイドディッシュはぶつ切りにした生魚とココナッツミルク、たまねぎ、ライム、唐辛子などをあえたもの。

ココナッツミルクはライムや塩などと混ぜるとマヨネーズっぽい味わいになることを初めて知りました。少しピリッとした刺激もあり、サラダとも合いそうな感じです。

さらに、オセアニアではポピュラーなタロイモをココナッツミルクであえたもの。これは甘く味つけされているので、デザートっぽい仕上がり。タロイモのほくほくした食感とココナッツミルクのクリーミーな甘さは、スイートポテトを思い出させます。

また囚人男性がくれたヤシの樹液のジュースは、野外に2~3日放置することでお酒になります。甘さの中に酸味と炭酸のようなシュワッとした感じがあるお酒はかなりアルコール度数が高そうでしたが、飲みやすくクセになります。

別のおうちでは朝ご飯をいただきました。

お茶よりもジュースを飲むことが多いようで、朝ご飯でもジュース。駄菓子のような、かき氷のシロップのような懐かしい味。

小さな島ですが、ベーカリーもあるとのことで、ふわふわのパンに缶入りバターを塗ったものをもらいました。

食品は海外からの輸入が多く、ホテルでも固めでぱさぱさした輸入のパンだったので、柔らかく優しい甘さのパンにほっこりした気分に。

さらに、大きな木の下には屋台が出ており……

地元の人が集まっていました。

ごはんの上にラムカレーと生魚のココナッツミルクあえがたっぷり。これで7オーストラリアドル(約580円)です。

ツバルには小・中・高校のほか大学もあるのですが、大学の前には小さなお店があり……

食品・日用品を扱っています。

また、学生たちが食べられる軽食などもありました。

レジの前に置かれた容器には「MUSUBI」の文字。

購入してみるとこんな感じ。1つ2オーストラリアドル(約170円)です。

ご飯とスパムをのりで包んだ、まさに「おむすび」。ご飯もほんのり塩気がきいていて、まさか絶海の孤島で日本食が食べられるなんて……と感動もひとしお。

このお店はキッチンを併設しているので……

揚げたてほかほかのチキン&チップスも食べられます。これで4オーストラリアドル(約330円)

小学校にも入ってみました。広々とした校庭で子どもたちが遊んでいます。


何か子どもたちが買っている風だったので寄ってみると……

ビニール袋に入ったジュースでした。これも懐かしい、粉ジュースやあめ玉の持つ独特のオレンジ感で、価格は20オーストラリアセント(約16円)

レストランも数件ありますが、ローカルの料理ではなく、個別のレストランは2つとも中華料理でした。

1件目は「BLUE OCEAN」というところ。このお店はGoogleマップにのっていますが、かなり位置がずれているので初めてだとぐるぐるとお店を探し回ることになりました。

ここで食べたのは中華焼きそば。かなり本格的な中華の味つけなのに、麺がインスタント麺のそれという、なかなか日本では味わえないバランスの料理でした。農業ができないツバルでは葉物野菜が貴重なので、時には野菜を食べにレストランに入ってもいいかも。

2件目はこんな感じの建物の中にあります。

お店の中はこんな感じ。「3 T’s Funafuti」はツバルでは最も有名なレストランで、島で唯一トリップアドバイザーに登録されています。諸外国からの国賓がきた時もこのお店でもてなすそうです。

手作り感あふれる「RESERVED」

肉や魚の中華風炒めや……

葉物野菜たっぷりの野菜炒め。

炒飯など。味も本格的でした。このレストランがツバルで一番有名なので、ツバルの人たちに「レストランはどこ?」と聞くと、だいたいここに連れてこられます。

◆ツバルの一般家庭にテレビはあるのか?
南太平洋にぽつんと浮かぶツバルにはテレビ局がなく地上波も存在しないので「テレビを見ることができない」と言われることがありますが、てくてく歩いていると、あっさりとアンテナを発見。

おうちの中を見せてもらうと、普通にテレビが置かれていました。

「なんだ、あるんだ~!」と拍子抜けしていると液晶の下に置かれたPS4を示されます。実はこれは、ゲームや映画専用の液晶とのこと。外で発見したアンテナは隣の家のもので、このおうちはアンテナがないのでテレビが見られないそうです。ツバルには、こういう感じで液晶がゲームや映画専用となっているおうちも多いとのこと。

「いとこの家ではテレビが見られるからおいで!」ということで、バイクで連れていってもらいました。

朝の9時頃に訪れたところ、いとこさん宅ではちょうどテレビタイムでした。

このおうちにはアンテナがなく、デコーダーを使って衛星放送を見ているそうです。

さらに珍しく平屋ではなく2階建ての大きなおうちを発見。ここにもアンテナが設置されています。

室内には液晶が置かれており、ばっちりテレビを見ることが可能でした。

この2人がおうちの持ち主。ツバルにも貧富はある様子で、庁舎近くの大きなおうちでは衛星放送用のアンテナがありテレビを見ることができましたが、島の端っこの方にいくと液晶がないおうちもありました。とはいえ「ツバルでテレビを見ることができるのか?」という疑問には、部分的にではあるものの「できる」と答えることになりそうです。

◆ツバルの「.tv」レジストリ代表に会いに行ってきた
そもそも、この旅の目的は「.tv」レジストリ代表にアポなしで突撃してあいさつすることだったので、いざ目的を達成しに出発。道すがら、学校帰りの少年たちに遭遇しました。

インターリンクのドメイン「.moe」のステッカーをプレゼントすると争奪戦が繰り広げられてしまうことに……。

最後はおのおの顔にステッカーを貼りまくって遊んでいました。

「.tv」のレジストリはかつてはTTCの管轄だったのですが、2000年にアメリカの企業dotTVがドメインを独占的に登録する権利をツバルから買い取ってから、通信交通省の管轄となりました。ということで、行き先はTTCではなく連邦政府庁舎。

細い通路を抜けた先に……

待っていてくれたのは国務次官補のFalasese Tupauさん。

「.moe」のステッカーもプレゼント。

dotTVに「.tv」を売ったあと、2002年に使用権を持つ企業ごとベリサインが買収を行いました。Tupauさんによると、契約によりツバル政府はデータにアクセスすることができず、かなり不平等な状態なのですが、2021年には契約が切れることになっているとのこと。そんなタイミングでインターリンクは「よろしくね!」とあいさつすることに成功したのでした。

■ツバルまでのアクセスはこちら

■ツバルのドメイン「.tv」はこちら

閉鎖されていなかった!天空に浮かぶアレシボ天文台

「.cc」や「.tv」など島のドメイン約 50 種類に焦点をあて、実際にその島々に行って、各島のドメイン情報と島の魅力をレポートする「ドメイン島巡り」。

飛行機が頭上すれすれを飛んでいくセント・マーチンの次は、プエルトリコにやって来ました。

■プエルトリコとは
カリブ海北東にあり、現在はアメリカ合衆国の自治連邦区となっている島。 スペイン語で“プエルト(Puerto)” は「港」、“リコ(Rico)”は「豊か」を意味しています。1493年11月19日にクリストファー・コロンブスが 訪れた際、『なんて豊かな港なんだ!』と叫んだことに由来しているそうです。

■鮮やかな古都へようこそ
プエルトリコの最大都市であり政庁所在地でもある“サン・フアン”。 その中の“ビエホ・サン・フアン(旧市街)”では、16世紀頃の建造物が今でも残っているとのことで、さっそく向かってみました。

旧市街に到着。気温は30°Cほどで、日差しがとても強いです。

普通の家屋にもどこか歴史を感じます。コロニアル様式で可愛らしい。外壁の色合いと空のコントラストも良し!どこを撮っても絵になります。

続いては、“La Puerta de la Bandera(旗の門)”と呼ばれている場所へ。地元のアーティストによって空き家の壁に描かれた近代アートで、現在はサン・フアンの中でも有数のインスタ 映えスポットになっています。

ユネスコの世界遺産に指定されている旧市街の歴史ある街並みは、無料トロリーバスで観光できます。

ビエホ・サン・フアン(旧市街) – Spherical Image – RICOH THETA

■天空に浮かぶアレシボ天文台で宇宙からの返信を待つ
プエルトリコ郊外に「ものすごく大きな望遠鏡のある天文台がある」ということで、タクシーでサン・フアンから向かいます。

タクシーに乗って約1時間、アレシボという街につきました。ここからは下道で向かうようです。なかなか順調と思いきや、車1台が通れる狭い道で、完全に道に迷ってしまいます。

そこへピックアップトラックに乗った地元男性が登場。事情を説明すると「ついてこいよアミーゴ!」と先導してくれることに。おかげで、正しい道に戻ることができました。グラシアス!

すると、警備員が立つ物々しいゲートが出現。ゲート付近は撮影許可がおりませんでしたが、謎の施設へ侵入成功。

侵入者への警告文でしょうか、なにやら色々と書かれています。大人は12ドル?

真実を知ろうとする者の心を折るためでしょうか。長くダラダラとした階段と坂道が続きます。

覚悟を決めて登っていくと、目の前に巨大な物体がチラリ。そうです、未確認飛行物体に違いありません。

未確認飛行物体は、屈強なワイヤー18 本に支えられて天空に浮いています。そのうちの 5 本です。

侵入者への警告も最終段階に(携帯電話は使わないでください)。

命の危機を感じます(建物内に食べ物や飲み物は持ち込みできません)!

・・・・(楽しんで)!

という訳で、やってきたのはプエルトリコのエリア51、、ではなく“アレシボ天文台”。 1963年に建造され、世界最大級の電波望遠鏡がある場所として有名です。

どうやら、ここの電波望遠鏡にて宇宙人と交信をしているようです。 真相を探るべく、ビジターセンターの中へ(入館料 12 ドル)。

ビジターセンターは2階建で、シアターまで完備。

アレシボ天文台で研究されてきた内容や、物理などに纏わる展示が楽しめます。 さて、噂の電波望遠鏡と対面です。

外へ出てみると、先ほどの太いワイヤーに吊るされている物体が見えます。あれが!

ゴゴゴゴゴゴゴ!!!

ズバァーーーン! こちらが電波望遠鏡。その高さは地上150メートル。

ズームするとこういった感じ。世界最大級というのも納得の迫力。「どこかで見たことがある・・」という方もいるでしょう。そう、アレシボ天文台は『007ゴールデンアイ』 や『Xファイル(シーズン2)』などの撮影地として知られています。

電波望遠鏡の下にある反射鏡。汚れが目立ちます。経年劣化による破損かもしれません。

Xファイルでは『アレシボ天文台にて地球外生命体からの信号を受信した』という設定で登場しています。

その由縁は、この“アレシボ・メッセージ”。ドット絵のようですが、当時の地球の人口などの情報が含まれている 電波メッセージなのです。地球外知的生命体探査として、1974年に2万5000光年の距離にある M13(天体)に向けてアレシボ天文台から送信されました。

しかし、M13に届くまでには2万5000年かかることもあり、まだ宇宙からの返信はないとのこと。

施設は老朽化が進行しているものの、アレシボ天文台は宇宙人からの返信を今でも待っているということが分かりました。

はるばるアレシボ天文台までやってきたので、電波望遠鏡を見ながら軽食を取ることに。

上にポテトチップスを乗せたアレシボ流ホットドッグ。美味しかったです(1ドル75セント)

センター内にある、アイススケーター気分を味わえる遊具。とても酔います(体験済)。 お食事の前にどうぞ。

なお、ビジターセンターにはお土産屋が併設されています。その名も、ギャラクシー・ショップ。

ここでしか手に入らないであろうグッズたちが並んでいました。訪れた際はマストチェックです。

実はアレシボ天文台、2011年に閉鎖される予定でした。2007年11月、年間予算1050万ドルを2008年より800万ドルに削減されることと同時に、閉鎖予定についても発表されています。

しかし、運営がSRIインターナショナルを中心とした体制に変わり、閉鎖を免れました。せっかく閉鎖は免れましたが、2017年4月、現在の年間予算800万ドルを 200万ドルに削減される報道が・・・。

我々が訪れた際、日本人はおろか観光客自体がほとんどいない状況。宇宙から返信があれば、きっと存続されるはずです。

宇宙人さん、もしこれを読んでいたら、なるべく早めに返信してください。

アレシボ天文台 – Spherical Image – RICOH THETA

■モフォンゴは100 以上の味を持つ料理
プエルトリコには、モフォンゴという料理があります。 一般的には、調理用バナナを揚げてから潰し、香辛料 を加えて円形に固めたものを指します。

しかし、提供するお店によって味付けなどが異なるため、100軒のお店があれば、その数だけの味があると表現しても過言ではありません。

今回はチラシを見て衝撃を受けたビジュアルのモフォンゴを食すため、“Raíces”というお店へ。

店内は映画のセットのような作り。

モフォンゴはアフリカからの移民たちが持ち込んだ料理がルーツということで、その背景を描いているようです。

さて、店員さんにお目当てのモフォンゴの写真を見せてオーダー完了。グランドメニューには載っていませんでした。

まずやってきたのは、お通しのバナナチップス。調理用バナナのため甘くなく、にんにくを効かせたソ ースにディップして食します。湿気たポテトチップスのようで美味しい。

それから数分後。こちらが目当ての品、牛肉とエビのモフォンゴです。なんたるビジュアル!(約30ドル)

牛ハラミのステーキのなかにはモフォンゴが詰まっており、マッシュルームと玉ねぎを炒めた濃厚なソースと 共に食すと相性が抜群!その上に鎮座するエビもプリプリで、1つのプレートで様々な食感が味わえます。

プエルトリコではモフォンゴを食す機会が多かったのですが、このお店は格別でした。見た目もさることながらボリュームもあるので、少食の方はくれぐれもご注意ください。

■サーカス風のお祭り
お腹も満足したところに、街中の広場にサーカスが来る情報をキャッチ。早速移動することに。

お目当ての広場に到着すると、もう夕暮れ。すでに溢れんばかりの観客が集まっていました。

メインイベントが始まった頃にはすっかり夜。まずは、2人のお客さんに楽器を渡しています。万国共通の客いじりからスタートか。

と思いきや、お客さんが楽器を鳴らすという参加型の演目だと判明。音楽に合せ、頭の上にベルを乗せたサーカスの男性がお客さんへ合図を出しています。ラテン式のリズムネタに、広場は大爆笑。

クマがバイクを乗り回したり、ゾウに踏んづけられそうになったり、固唾をのんで綱渡りを見守ったり・・・はありませんでした。「地元の人が集まるサーカス風のお祭り」と言ったところでしょうか。期待したものとは違いましたが、ガイドブックに載っていない地元体験を堪能しました。

『プエルトリコに来たら夜も楽しまなきゃ!』by Circo Fest(サーカス)の団長

ナイトサーカス – Spherical Image – RICOH THETA


■カクテル“ピニャ・コラーダ”発祥のお店発見
“ピニャ・コラーダ”というカクテルをご存知でしょうか。ラム酒をベースに、ココナッツ・ミルクとパイナップル・ジュースを混ぜて作るカクテルです。口当たりも良く、とてもフルーティーな味わいで、男女問わずファンが多いと思います。

そんなピニャ・コラーダの発祥地はプエルトリコなのです。こちらのお店が、正真正銘いわば本家の”Barrachina”。

席に通されて、まず目に入ったのはドリンクサーバー。なんと、中身はどれもピニャ・コラーダ!「自宅に欲しい」と素直に思いました。

こちらがピニャ・コラーダ。トロピカルなパラソルと沈んだチェリーが可愛らしい(7ドル)。適度なフローズンになっており、体に溜め込んだすべての熱を一瞬で冷ましてくれます。なお、ラム酒抜きにすることも出来るので、アルコールが苦手な方やお子様も安心して味わえます。

そう言えば、モフォンゴを食べたRaícesのウェルカムドリンクも、ピニャ・コラーダでした。

お店の外には、本家を示すプレートがありました。呪文みたいな名前のピニャ・コラーダ。プエルトリコの夜に唱えてみてはいかがでしょうか。

■ICANN へようこそ!
プエルトリコ滞在中の2018年3月10〜15日の期間、ICANNの第61回目の会議がプエルトリコにて開催されました。

ICANNとは?

会場は旧市街にも近い「プエルトリコ・コンベンションセンター」の、約1万7000人を収容するエキシビションホール。

開会式が行われています。スピーチをされている方は、ICANNのCEOであるヨーラン・マービー氏。

各国のインターネット事業者が集まっているため、会場内には同時通訳ブースがあります。いくつかの言語で会 議を聞くことができますが、日本語はありませんでした。

プエルトリコの紹介として、伝統的なサルサの披露が。一気に華やかなムード。

開会式後は、決められたプログラムに沿って 5 日間の会議が行われます。

午前中と午後に 1 回、コーヒーブレイクの時間があります。こちらは飲み物のコーナー。

続いて、軽食のコーナーです。果物やお菓子が並んでいます。こうしたブレイクは海外のカンファレンスでよく行われており、なんだか日本の職人さんのよう。

空き時間は宿泊先に戻る人もいたり、スポンサーブースを見に行く人もいたり。かなり自由です。

■プエルトリコのドメイン「.pr」のブースへ

プエルトリコのドメイン(ccTLD)は「.pr」や「biz.pr」、「com.pr」など、いくつかの種類があります。我々はICANN61のホストを務めた「.pr」レジストリのブースへ突撃しました。

ブース担当のお二人。ドメインについて話していると、後ろから笑顔が素敵な男性が、、。

なんと、「.pr」レジストリの副社長をされているパブロ・ロドリゲスさんが来てくださいました。『.prドメイ ンの料金は高く設定されていますが、スパムで使われることも少なく安全なドメインですよ!』とのこと。

ちなみに、ゴンベエドメインでは「.pr」を16万2000円(税込・1年間)で提供中です。

また、東日本大震災の際は、インフラに被害を受けてしまった日本のユーザー救済措置として、「.pr」ドメイン失効防止のために更新期限の延長を行ったお話も聞くことができました。

1989年に施行された「.pr」は、2019年に30周年を迎えます。PR(public relations)をアピールするドメインとしても使われる「.pr」なので、どんなPR をされるか楽しみですね。

■プエルトリコまでのアクセスはこちら

■プエルトリコのドメイン「.pr」はこちら

■読者プレゼント

👽この夏、UFOにさらわれる大チャンス👽

宇宙人のみなさん、私はここだよ!
世界で初めて宇宙に送信された「アレシボメッセージ」をデザインした、
アレシボ天文台公認Tシャツを抽選で6名様にプレゼント!

【プレゼント】
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【応募要項】
プレゼント応募期間は終了しました。

君はフォースを感じたことがあるか ー真青のビーチ伝説ー

年齢を重ねると、プレゼントを貰える機会が減っていきます。
幼少期はサンタクロースにお世話になっていましたが、いつしか疎遠に。大きい子どもには厳しい現実です。

さて、“サンタクロース”の語源は、西暦300年頃の教父“セント・ニコラオス”に由来すると言われています。“セント”とは「聖人」を意味しており、彼らの名前は地域や記念日の名称として広く使われています。

例えば、「セント・マーチン」もその1つです。

■セント・マーチンとは
カリブ海のリーワード諸島に浮かぶ島。
1493年11月11日にクリストファー・コロンブスによって発見され、その日が偶然にも“セント・マーチンの日”であったため「サン・マルティン(スペイン語)」と名付けたことが島名の起源だそうです。

現在は、島の半分がフランス領、もう半分がオランダ領という不思議な場所。そのため、それぞれ呼び名が異なります。

・フランス領(語):サン・マルタン
・オランダ領(語):シント・マールテン
※英語表記は「Saint Martin(セント・マーチン)」

こんな映像を見たことがありませんか。

■世界で最も危険なビーチ
セント・マーチンの目玉スポットといえば“マホビーチ”。
ビーチで遊ぶ人々の真上を、飛行機が通過することでお馴染みです。

プリンセス・ジュリアナ国際空港からタクシーで数分。
マホビーチの“Sunset Bar and Grill”に到着しました。

フ●ク船長的なモーガンさんがお出迎え。

店内は陽気な人々で賑わっています。まずは食事を注文。 

ピザのメニュー名は、セント・マーチンに離発着する航空会社名が付けられていました。カリビアン・ジョークの洗礼。

待つこと数分。やってきました、ピザ2枚に特大すぎるナチョス!

さらに、海老カツのサンドイッチ。これだけオーダーして約60ドル(食べきれません)。

なんとかお腹にピザたちを押し込み、ビーチを散策します。

おや、飛行機の到着時刻が書かれたサーフボードを発見しました。
まもなく、オランダ航空機(KLM)が来る時間。

ビーチの見物人もマシマシ。

すると、遠くの空から轟音が聞こえてきました。

キターーーーーーッ! こんな巨大な飛行機が頭上に!! とてつもない強風がくるかと思いましたが、意外とそうでもない!

これは日本では味わえない恐怖と熱狂があります。ぜひとも現地で体感を!ちなみに機内からビーチを見るとこんな感じ。

なお、飛行機によっては強風が来る可能性がありますのでご注意を。

『待ってるわ!』by Sunset Bar and Grill のウェイターさん

マホビーチ – Spherical Image – RICOH THETA

■ハリケーンの痕
マホビーチでの興奮が冷めやらぬうちに、続いて“グレート・ベイ・ビーチ”へ。

“Philipsburg Market Place”には、お土産の露店があり、その鮮やかな色彩に目を奪われてしまいます。

しかし、ビーチはとても静か。人通りも少ないです。

実は、昨年9月に発生したハリケーンによって、セント・マーチンに限らずカリブ海諸島は大きな被害を受けています。

グレート・ベイ・ビーチがあるフィリップスバーグも半壊したままの商店が多く、それによって観光客が減少しているのかもしれません。

カルティエも強風で飛んできた物が当たったのか、ウィンドウに打痕が。

こちらは、ティファニー。商品は撤去され、店内の清掃が行われているようです。

営業中の店舗もありましたが、やはり人通りは多くありません。

日本も震災からの復興途中ではありますが、カリブ海諸島の復興も願うばかりです。

■フォースと共にあれ
引き続きフィリップスバーグを歩いていると、あやしい建物を発見しました。

「Yoda Guy」って、、、、与田さん? 

一歩、また一歩とあやしさを踏みしめながら階段を登ります。

さっそく、ダース・ベイダー卿が戦闘体制でいらっしゃいました。とりあえず敵ではない旨を伝えます。

なんとか室内に入ると、愛くるしい笑顔の男性とマスター・ヨーダが登場。男性のお名前は、ニック・マーレイさん。

お話を聞いてみて驚愕。ニックさんは、スター・ウォーズ旧3部作にて特殊メイクを担当していたのだとか!すごい!!

そう、ここはそんなニックさんが館長を務めている“Yoda Guy Movie Exhibit”という博物館。入館料は10ドル。

スター・ウォーズを始め、数々の映画の資料やコスチュームなどが展示されています。

フィン!「フォースの覚醒」まで網羅。

おっと、サンド・ピープル!

カーボン冷凍されたソロも! 実際に使われたものなのでしょうか。

ところで、ニックさんは旧3部作においてヨーダのパペット制作も行っていたそうです。なるほど、それで“Yoda Guy(意訳:ヨーダの男)”なんですね。

建物の外見とは対象的に、スター・ウォーズのファンならば訪れてほしい素敵な博物館でした。

『フォースと共にあらんことを!』by 受付のお姉さん

■セント・マーチンのクセがすごい

マホビーチでの1枚。「(飛行機の)エンジンからの風で飛ばされるから注意しよう」の看板。最悪は死。

アイスクリームしか売ってくれなそうなマクドナルド。マーケティングのクセ。

サンド・ピープルの上に!剥き出しのエアコン!!世界観のクセ!!!

大音量で音楽をかけ、サンルーフから身を出して踊る男性たち(おそらく旅行者)。地元のタクシー運転手が『あれは、とんでもないクレイジーだ』と言い放つ。大クセ者。

■新たなる希望
セント・マーチンのccTLDは「.sx」です。
本来ならば「.sm(Saint Martin)」で登録されるべきなのですが、すでにサンマリノ共和国が使用しているため、IATA空港コードに合わせた「.sx」が採用されています。

さて、今回は管理会社(レジストリ)への突撃訪問を行いました。
あらかじめ調べた住所へ向かうと、海辺の工事現場に到着。

近辺を探してみると、オフィスらしき場所が。恐る恐る様子を伺ってみると、、ビンゴ!

こちらが「.sx」レジストリの、ルネ・レピーヌさん。『.sxは他のドメインと比べ、まだ多くのドメイン名が登録可能です。今のうちにぜひ取得してください!』とのコメントをいただきました。

ルネさん、突然の訪問にも関わらず、快く向かい入れてくださったことを深く感謝いたします。

確かに、「.sx」は多く使われているccTLDではありません。
そのため、まだ多くのドメイン名を取得することが可能です。そういった意味では、今後需要が増えていくことも考えられ、マホビーチと並びセント・マーチンの収入源になるかもしれません。

ハリケーンによる被害を受けているセント・マーチンにとって、このドメインはいつか「新たなる希望」になることでしょう。

■セント・マーチンまでのアクセスはこちら

■セント・マーチンのドメイン「.sx」はこちら